
こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
柿プリンは、熟した柿と牛乳を「2:1」でミキサーにかけ、冷蔵庫で2時間〜ひと晩冷やすだけでできます。卵もゼラチンもいりません。固まらないときは、柿の熟し具合と牛乳の種類(成分無調整か)を見直すのがコツです。
柿と牛乳だけで固まるなんて、果物屋の僕でも、はじめて知ったときは「え、なんで?」とびっくりしました(笑)
以前、柿のレシピ記事でも少しだけご紹介したんですが、
「柿プリンが固まらない」
「ミキサーがなくても作れる?」
と気になる方も多いようなので、今日は柿プリンだけを、くわしくまとめてみました。
正直にお伝えしておくと、僕自身はまだ柿プリンを作ったことがありません。なので今回は、作り方や固まる仕組みを調べてまとめたものです。僕も、ぜひ作ってみたいと思っています。
それでは、いきましょう!
柿プリンの材料は「柿2:牛乳1」

先に結論
- 材料は、熟した柿と牛乳だけ
- 分量の目安は、柿2:牛乳1
- 牛乳は成分無調整のものを使う
- 冷蔵庫で2時間〜ひと晩冷やして固める
材料は、たったこれだけです。
| 材料(2〜3個分) | 分量の目安 |
|---|---|
| 柿(よく熟したもの) | 正味200gほど(中くらいの柿1個ほど) |
| 牛乳(成分無調整) | 100ml |
| 砂糖 | お好みで(入れなくても作れます) |
柿の甘さだけで、十分やさしい甘さになるそうです。甘さが足りないと感じたら、砂糖やはちみつを少し足してみてください。
※はちみつは、1歳未満の赤ちゃんには与えないでくださいね。
柿プリンの作り方

作り方は、混ぜて冷やすだけです。
作り方
- 柿の皮・ヘタ・種を取りのぞき、ざく切りにする
- ミキサーに柿と牛乳を入れ、なめらかになるまでしっかり混ぜる
- すぐにカップや器に注ぐ
- 冷蔵庫で2時間〜ひと晩冷やして固める
柿を横半分に切って、スプーンで中身をくり抜くと、皮をむく手間がはぶけます。やわらかく熟した柿なら、このやり方がラクですよ。
ミキサーがないときは
ミキサーがなくても、
- すりおろし器ですりおろす
- やわらかい柿なら、フォークでつぶしてから裏ごしする
といったやり方でも作れるそうです。
大事なのは、柿をなめらかにしてから牛乳と混ぜること。かたまりが残ると、固まり方にムラが出やすくなります。
仕上がりは「とろっと、やわらかめ」
卵のプリンのような、しっかりした固さにはなりません。
スプーンですくうと、とろっとやわらかいくらいの仕上がりだそうです。型から出すと崩れやすいので、カップのまま食べるのがおすすめです。
なぜ柿と牛乳だけで固まるの?

ふしぎですよね。
柿プリンが固まるのは、柿に含まれる「ペクチン」と、牛乳に含まれる「カルシウム」が結びつくからだと言われています。
ペクチンは、果物に含まれる食物繊維の一種です。ジャムにとろみがつくのも、このペクチンのおかげなんです。
このペクチンが、牛乳のカルシウムと出会うと、ゆるくつながってゼリーのような状態になる。
だから、卵もゼラチンも、加熱もいらないんですね。
大学の研究でも、柿と牛乳を混ぜるだけで固まるのは、柿のペクチンと牛乳のカルシウムの反応と考えるのが妥当とされているそうです。
さらに、柿の品種によって、固まり方がちがう可能性もあるそうで、果物屋としては、ちょっと試してみたくなる話です(笑)
柿プリンが固まらないときの原因と対策

「レシピどおりに作ったのに、固まらない……」
というときは、だいたい次のどれかが原因だと言われています。
| 原因 | どうなる? | 対策 |
|---|---|---|
| 柿がかたい(まだ熟していない) | ペクチンの働きが弱く、固まりにくい | やわらかく熟した柿を使う |
| 柿が熟しすぎている | ペクチンが減って、固まりにくいことがある | とろとろに崩れる手前くらいの柿を使う |
| 柿が少ない(牛乳が多い) | ペクチンが足りなくなる | 柿2:牛乳1を守る |
| 低脂肪乳・特濃牛乳・豆乳を使った | 固まりにくい | 成分無調整の牛乳を使う |
| 混ぜ方が足りない | 固まり方にムラが出る | なめらかになるまでしっかり混ぜる |
| 冷やす時間が短い | まだ固まりきっていない | 2時間〜ひと晩冷やす |
とくに多いのが、牛乳の種類と柿の熟し具合です。
京都府が紹介している柿プリンのレシピでも、牛乳は成分無調整のものを使い、低脂肪や特濃では固まりにくいと注意書きがありました。
「温めて混ぜ直す」方法も
レシピサイトでは、固まらなかったときに、ミキサーにかけた柿をレンジで人肌くらいに温めてから、牛乳と混ぜ直す方法も紹介されていました。
ただ、種なし柿のような「渋抜きした柿」は、加熱すると渋みが戻ることがあると言われています。温めるやり方を試すなら、富有柿や太秋柿などの甘柿のほうが安心です。
参考
【参考】かたい柿を、早くやわらかく熟させるやり方はこちらです。
食べ頃と保存、アレンジ

作ったら、早めに食べる
柿プリンは、牛乳と生の柿を混ぜただけのものです。
保存料も入っていないので、冷蔵庫で冷やし固めたら、その日のうちか、翌日までに食べきるのが安心です。
アレンジ
そのままでも美味しいそうですが、
- ホイップクリームをのせる
- ミントの葉をそえる
- きな粉やシナモンを少しふる
など、ちょっと足すだけで、おもてなしのデザートにもなります。
参考
【参考】柿プリンのほかにも、サラダやおつまみなど、柿のレシピをまとめています。
【参考】たくさんある柿は、ジャムにするのもおすすめです。
柿プリンに向いている柿
柿プリンに向いているのは、やわらかく熟した柿です。
加熱しないレシピなので、種なし柿のような渋抜きした柿でも大丈夫。種がない柿なら、種を取る手間もかかりません。
ときわオンラインでは、和歌山県紀の川市のグリーンジャンクションさんが、農薬を使わずに育てた柿をお届けしています。
無農薬の種なし柿
置いておくと、だんだんやわらかく熟していきます。お客さんからは、こんな声をいただきました。
とても美味しくいただきました。ひとつひとつ紙に包んで冷蔵庫で保存しました。届いたばかりのものも美味しかったのですが、6日目の今日食べた柔らかくなったものも、甘くてものすごく美味しかったです。
紀ノ川柿(ブラックスター)
木の上で渋を抜く、果肉の黒い柿です。やわらかくなると、とろとろになります。
甘くてお菓子のようでした。とろとろに溶けて何とも言えない美味しさです。柔らかい柿が好きなので、大満足です。
届いた時点で全て柔らかかったので、傷まないか心配でしたが、無事に食べられました。とろりとして、スイーツみたいです。(中略)家族全員「甘くて、美味い!」と、食べる度に言っています(笑)
個人的には、とろとろになった紀ノ川柿でプリンを作ったら、どんな仕上がりになるのか、すごく気になっています(笑)
ほかの柿も見てみたい方は、こちらからどうぞ。
まとめ:柿プリンは「熟した柿」と「成分無調整の牛乳」で
今日のお話を、まとめますね。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 材料 | 熟した柿と牛乳だけ。卵・ゼラチンはいらない |
| 分量 | 柿2:牛乳1(柿200gに牛乳100ml) |
| 作り方 | ミキサーでなめらかにして、すぐ器へ。冷蔵庫で2時間〜ひと晩 |
| 固まる理由 | 柿のペクチンと、牛乳のカルシウムが結びつくから |
| 固まらないとき | 柿の熟し具合・量、成分無調整の牛乳かを見直す |
| 保存 | その日のうちか、翌日までに食べきる |
やわらかくなりすぎた柿の、いちばんの使い道かもしれませんね。
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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