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【2024年最新】みかん生産量ランキングTOP5!1位は和歌山、愛媛はまさかの。。

温州みかん生産量ランキングベスト5!【2024年最新版(令和6年)】

こんにちは! 農家直送フルーツ「ときわオンライン」のヨシハマです。

いやー、朝晩は寒くなってきて、いよいよ本格的に寒くなってくる時期になってきましたが、冬になれば出てくる圧倒的な代表フルーツといえばやっぱり「みかん」

我が家でも、食後のフルーツといえば、もっぱら「みかん」です。テレビを見ながらついつい手が伸びて、気づけば皮の山が…なんていうのは、”あるある”ですよね(笑)

そんな、みんな大好きなみかんですが、ふと「日本で一番みかんを作っているのって、どこなんだろう?」って気になりませんか?

「そりゃ、和歌山か愛媛でしょ!」 って思った方も多いと思います。僕もそう思っていました。

そこで今回、最新のデータを調べてみたんですが、これがまた面白い結果だったんです!

今日は、僕たちが冬によく食べる「温州みかん」に絞って、その生産量ランキングと、各県が誇る代表的なブランドを詳しく紹介していこうと思います!

それでは、早速いきましょう!

 

第5位:佐賀県

まず第5位は、佐賀県です!

佐賀県といえば、高級ブランドいちご「いちごさん」や「佐賀牛」が有名ですよね。

実は、温暖な気候を活かしたみかん栽培も非常に盛んで、古くからの産地なんです。

代表的なブランド:「唐津(からつ)みかん」、「うまか美人」

特にハウス栽培の「唐津みかん」は品質が高いことで知られています。

また、「うまか美人」は光センサーで糖度12度以上をクリアした甘くて美味しいみかんに与えられるブランド名で、まさに味の保証付きですね!

 

第4位:熊本県

続いて第4位は、熊本県!

熊本はスイカの生産量が日本一で、当ショップでも岡山農園さんのスイカやメロンでお世話になっています。

「デコポン(不知火)」が生まれた場所としても有名ですが、温州みかんの栽培も非常に盛んです。

代表的なブランド:「夢の恵(ゆめのめぐみ)」、「肥のあかり(ひのあかり)」 J

A熊本果実連のオリジナルブランド「夢の恵」は、糖度12度以上という厳しい基準をクリアした高品質なみかんです。

また、熊本県が育成した極早生(ごくわせ)品種「肥のあかり」は、9月頃から収穫できる夏秋みかんとして知られ、爽やかな甘さが人気を集めています。

 

第3位:愛媛県

そして第3位が、愛媛県です!

「あれ?愛媛が3位!?」 と驚いた方も多いんじゃないでしょうか?

そうなんです。僕もこれを見てびっくりしました!「みかんといえば愛媛」というイメージが強いですし、実際、長年ずっと和歌山県と1位、2位を争ってきましたからね。

実は、最新のデータ(令和5年産)では、なんと4年ぶりに静岡県に抜かれて3位になったそうなんです。これはちょっとしたニュースですよね。 背景には、その年の天候不順などが影響しているようです。

代表的なブランド:「日の丸(ひのまる)みかん」、「真穴(まあな)みかん」

順位は変動しても、愛媛みかんブランドの実力は本物です!特に八幡浜市で栽培される「日の丸みかん」は、”3つの太陽”(空からの太陽、海からの反射光、段々畑の石垣からの反射光)を浴びて育つと言われ、濃厚な甘みとコクが特徴の最高級ブランドの一つです。

同じく八幡浜市の「真穴みかん」も、100年以上の歴史を持ち、質の高さで市場から高い評価を得ています。

 

第2位:静岡県

そして、今年2位に躍り出たのが静岡県です!

静岡のみかんといえば、やっぱり「三ヶ日(みっかび)みかん」が全国的に有名ですよね。

僕も食べたことがありますが、甘みと酸味のバランスが絶妙で、味が濃くて本当においしい!

代表的なブランド:「三ヶ日みかん」、「寿太郎(じゅたろう)温州」

「三ヶ日みかん」のおいしさの秘密は、日照時間の長さと、水はけの良い赤土の土壌にあります。

味がギュッと凝縮されるんですね。 また、沼津市西浦地区で生まれた「寿太郎温州」は、通常のみかんより長く木にならせて完熟させた後、貯蔵することでさらに甘みを増すのが特徴。

2月頃に出荷のピークを迎える、濃厚な味わいのみかんです。

 

第1位:和歌山県

そして、栄えある第1位は… やっぱりこの県!和歌山県です!

さすが「みかん王国」和歌山、不動の1位ですね。全国シェアの約2割を占めるほどの生産量を誇ります。

代表的なブランド:「有田(ありだ)みかん」、「田村みかん」

何と言っても有名なのが「有田みかん」。400年以上の歴史を持つトップブランドです。

急な斜面に広がる石垣の段々畑で、太陽の光と海からの照り返しをたっぷり浴びて育つみかんは、甘くてコクがあると全国的に大人気です。

中でも、有田地方の田村地区で栽培される「田村みかん」は、厳しい基準をクリアした最高級ブランドとして知られ、その濃厚な甘さは多くのファンを魅了しています。

 

【補足】ところで…「柑橘王国・愛媛」は1位じゃないの?

さて、ここまでランキングを見てきて、

「やっぱり愛媛が1位じゃないんだ…」

「でも、愛媛は“柑橘王国”って言われてるよね?」

と、少し不思議に思った方もいらっしゃるかもしれません。

実は、それも間違いではないんです!

今回のランキングは、あくまで僕たちが冬にこたつで食べる、あの馴染み深い「温州みかん」に絞った収穫量ランキングです。

一方で、デコポン(不知火)や清見、紅まどんなといった、温州みかん以外の品種もすべて含めた「柑橘類全体」の収穫量で見ると、愛媛県が堂々の全国1位なんです!

愛媛県は温州みかんだけでなく、多種多様な柑橘を栽培する、まさに「柑橘のデパート」のような場所なんですね。さすがです!

 

まとめ

ということで、最新の温州みかん生産量ランキングを、各県の代表ブランドと共にお届けしました!

1位:和歌山県(全国シェア 約25%)
(有田みかん、田村みかん)

2位:静岡県(約16%)
(三ヶ日みかん、寿太郎温州)

3位:愛媛県(約14%)
(日の丸みかん、真穴みかん)

4位:熊本県(約11%)
(夢の恵、肥のあかり)

5位:佐賀県(約5%)
(唐津(からつ)みかん」、「うまか美人)

→情報ソース、農林水産省ページ

今年は愛媛県が3位というちょっと驚きの結果でしたが、どの産地にも、農家さんたちが誇りを持って育てている素晴らしいブランドみかんがあることが、改めてよくわかりました。

順位は変わっても、どの産地の農家さんも、一年間かけて愛情込めてみかんを育てていることに変わりはありません。

そんな農家さんの想いや、その土地ならではのストーリーを感じながら、旬のみかんを味わっていただけたら嬉しいです。

当ショップでも、こだわりの美味しいみかんを取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ときわオンラインのヨシハマでした。

それでは~、、、

 

→ときわオンライン「温州みかん」ラインナップはこちら

 

このサイトは、農家直送のフルーツショップ「ときわオンライン」が運営する、フルーツお役立ちサイトです。

ショップでは、安心安全にこだわった農家さんの『無農薬フルーツ』やスーパーに出回ることのない『新品種のフルーツ』など取り揃えています。ご興味があれば見にきて下さい。

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  • この記事を書いた人

ヨシハマ リョウジ

農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」店長
スーパーでは手に入らない『無農薬フルーツ』や『地域オリジナル品種』のフルーツを探し求めて、全国の農家さんに会いにいっています。
夏場は石垣島にある「ときわマンゴー園」で農家として収穫作業。
また、「国産バナナを日本の食卓に広めたい!」という夢があり、石垣島で無農薬バナナを育てています。

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