【新潟の米】「コシヒカリ」は２つの品種がある？

ときわオンラインのヨシハマです

いきなりですが、野菜を蒸して食べることってありますか？

最近、我が家では「せいろ」を購入したので野菜の蒸し料理にはまっています。

ほぼ、毎日使っているんですが、

これがまた、メチャメチャ美味しいんです！

（野菜はセイロを使って食べるのが一番美味しいかも！）

我が家は、僕も妻も子供たちも野菜が大好きなのでセイロが大活躍しています。

なんでもっと早くゲットしていなかったんだろう！

と思っています。

ボイルだと、やっぱり水っぽくなってしまいますが、蒸すと野菜のうまみがそのまま残ってて、素材の味が楽しめます。

蒸したブロッコリーを、塩かマヨネーズにちょこっと付けて「ガブリ！」

これだけで、口の中が天国です！最高に美味しい！

ジャガイモも、さつまいも、キャベツ、レタス、しめじ、なんでもいけます！

セイロがあれば、野菜が劇的に美味しくなります！

料理と言えば「焼く」「煮る」「炒める」、というのはわかりますが

「蒸す」ということは頭になかったです。

料理をする人からすると、

「何を当たり前のことを言ってるの？」と思われそうですが、

「蒸す」って最高ですね！

さすがお米の産地「新潟」

さて、今日は新潟の果樹園「西村果樹ガーデン」さんのお米を紹介しようと思います。

現在、商品ページを作っている段階なので、まだ受付開始はしていませんが、来週あたりで受付開始ができそうです。

そもそも、当店は果物屋さんです。

なんで、お米を取り扱うことになったのか？ってことですが、

先日、西村果樹ガーデンさんに梨の撮影でお伺いさせてもらっていたんです。

その時に、ちょうどお米の収穫時期ということもあって、黄色く色づいた田んぼがあたり一面に広がっていて圧巻の風景だったんです。

（さすが新潟、驚くほどの広大でした！）

西村さんは果樹を育てていますが、新潟という土地柄もあって、当たり前のようにお米も育てているんですね。

そこで、お米の話をたくさんお聞きしました。

すると、西村さんのお米に対するこだわりがすごくて「なるほど！そうだったのか！」と思うことの連発だったんです。

そこで、実際に食べてみたんですが、衝撃的な美味しさでした！

このことがあって「これは多くの人に食べてもらいたい。」

と思って、

当店はフルーツ屋ですが「西村さんのお米を取り扱わせてください。」とお願いしたんです。

品種は「従来コシヒカリ」？

どんなお米かというと「コシヒカリ」です。

なんだ、コシヒカリか！

と思いましたか？

そうですよね、新潟といえば「コシヒカリ」だし、特に珍しくもないですが、

これが、違うんです！

西村さんのコシヒカリは「従来コシヒカリ」といって、コシヒカリの原種なんです。

なんだそれ？って感じですよね。

簡単に説明すると、

現在、出回っているコシヒカリは２品種あって、「コシヒカリBL」と「従来コシヒカリ」なんです。

出回っていると言っても、「従来コシヒカリ」は全体の２％しか出回っていない。と言われていて、ほとんどが「コシヒカリBL」です。

スーパーに出回っているのは、全てが「コシヒカリBL」と言ってもいいです。

そのくらいコシヒカリBLが主流なんです。

【お米の歴史】なんで、コシヒカリBLがこんなに出回ったの？

コシヒカリBLが主流になったのは、病気の発生でした。

昭和60年ごろに「いもち病」という、お米の病気が発生して新潟県は大打撃を受けたそうです

そこで、病気に強い「コシヒカリBL」が開発され、農家に一気に出回ったそうです。

コシヒカリは日本人なら絶対に一度は食べたことがあるとは思いますが、

メチャメチャ美味しいですよね？

新米の炊き立てとか、本当に最高です！

美味しいし、病気にも強い！最高の品種を開発してくれたんだなぁ。新潟の人の努力の結晶！！

だと思います。

従来コシヒカリの方が香り、粘りが強い？

「病気に強い」のはわかったけど、

でも、味の差はなかったんでしょうか？

従来コシヒカリと同じ味だったのか？気になりません？

（これはネットで調べたことですが、DNAを調べると「従来コシヒカリ」と「コシヒカリBL」は全く違う品種と書いてありました。）

それが、「食味は従来コシヒカリと同じ」、ということだったそうです。

たくさんの人に食味テストを行った上で、「従来コシヒカリと食味は同じ」ということだったそうです。

でも、舌の肥えた農家からは

「炊き立ては確かに似ているけど、冷めた時には従来コシヒカリの方がうまい！」

「従来コシヒカリの方が香りが強い。粘りが強い」

という農家も多くいたそうです。

そこで、こだわりの強い農家さんが従来コシヒカリをそのまま育てたり、

「自分で食べる分」ということで、従来コシヒカリを作る農家さんがいたそうです。

西村さんも、かなりこだわりが強い農家さんなので、

「味」ということで考えて「従来コシヒカリ」を選んでいるそうです。

【米の歴史】信じるかどうかはあなた次第

新潟のお米にもいろんな歴史があって、たくさんの人の努力があるんですね。

この話を聞いて「なるほど～！」と思いました。

でも、個人的には「従来コシヒカリ」が気になります。

だって、新潟県のコシヒカリが「美味しい」と話題になり、人気が出てきたのが昭和50年ごろなので、

その時は「従来コシヒカリ」なんですよね。

言ってみれば、現在は人気があった頃のコシヒカリとは違う品種を食べているんですよ。

個人的には、人気があった頃のコシヒカリが気になります。

さっきも言いましたが、ネットで調べていると

「コシヒカリBL」と「従来コシヒカリ」は全く違う品種なので、当時「コシヒカリ」として売っていくことは情報隠しだったのでは？

ということも、調べていると書かれていました。

まぁ、ネットで書かれていることなので、全てを鵜呑みにはできませんが、、、

ちなみに、新潟の米は昭和の初めまで、鳥ですら見向きもしない「鳥またぎ米」と呼ばれ、評価が低い米だったそうです、

新潟の米ブランドが確立されてきた時期だったので、何かしら事情があったのかな？

とか、色々考えてしまいます。

ということで

来週あたりで西村さんの「従来コシヒカリ」がスタートできそうです。

また、こちらでもアナウンスしていこうと思います。

本日は以上です

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ときわオンラインのヨシハマでした。

それでは～、、、