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初夏のフルーツが続々と出てきました!

 

アレクサを使った歌の練習

こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。

最近、次男(小1)が小学校の卒業式で歌う曲を家で練習しています。

「アレクサ「手拍子いっぱいおめでとう」をかけて」と言って、練習しているんですが、

メチャメチャ音痴…

でも、一生懸命なのがかわいいです。

初夏のフルーツが続々と出てきました!

冬場はどうしても、柑橘がメインになってきますが、春も近づき、初夏のフルーツの受付がスタートしています。

スイカの「ピノガール」、「金色羅皇」

そして、

大人気の「青梅(南高梅)」

そして、初夏ラインナップに新しいフルーツも入ってきました。

それはなにかというと「長崎のびわ」です。

今回新しく商品ラインナップに入るのは、長崎県平戸市の「しげさん農園」のびわです

10年以上前からMOA自然栽培に従って、無農薬でびわを育てられている農家さんです。

(MOA自然栽培とは、化学肥料や農薬を使わずに、土本来の力を引き出すことで、健康な農産物を栽培することを目指している農法)

ここ数年でSDGSなどの「持続可能な開発」とか「環境サイクル」を耳にすることが増えましたが、そんな考えが出てくる10年以上前から、「自然のサイクル」を意識されている、素晴らしい農家さんです。

本日は、びわ農家は他の果物農家に比べて手間がかかる・・という話をしたいと思います。

3年ぶりのびわ

先ほど、新しい商品としてびわ」が出ます。言いましたが、実は当店では以前にも長崎県の無農薬びわを取り扱っていたんです

長崎県の「千々農園」さんのびわでしたが、3年前に高齢で農園作業ができなくなってしまって、びわ農園をやめられました

それ以来、当店ではびわの取り扱いがなかったんです。

6年ほど前に初めて、長崎の千々農園さんに訪れた時に作業の大変さに驚きました。

僕は、たくさんのフルーツの栽培現場を見ていますが、びわ栽培は果樹栽培の中でもトップクラスに手間のかかる果物だと思います。

いや、一番に手間がかかるかもしれません。

背が高くて、手が届かない・・

びわの木にはどのくらい実がつくと思いますか?

品種にもよっても変わりますが、100〜200個の実がつきます。

そんな、びわの実を鳥や虫から守るために、袋掛け作業を行っていくんですね。

一つずつですよ!すごいですよね。

もちろん、びわ農家なので何百本も木があって、シーズンになれば何万個という袋をかけていきます。

それだけでも大変な作業ですが、

驚くのは、

その作業を、脚立に登って行うんです。

びわの木は背が高いため、脚立を使わないと手が届きません。

想像すると、相当大変な作業だと思いませんか?

しかも、

収穫時期になると、もっと大変になってくるんです。

びわはご存じのように皮が薄く、とてもデリケートな果物です。

丁寧に扱わないと、すぐに打撲したり、傷が付いてしまいます。傷がつくと商品としては出せません。

なので、収穫作業は慎重にしないといけません。

何度も言いますが、脚立の上で慎重な作業をしないといけないんです。

危ないので、足元にも意識を集中させないといけないですし、

手にも意識を集中させて、丁寧に作業を行わないといけません。

神経を使う大変な作業です。

以前、びわを取り扱わせてもらっていた「千々農園」さんは、高齢のために感覚が鈍ってきたのか、収穫作業中に脚立から落ちてしまって、腰を痛めてしまいました。

それがきっかけで、びわ農園をやめる決断をされたんですね。

頭が下がります。

6年ほど前に初めて、びわ農園を訪れたのですが、それまでは、こんな大変な作業をしているなんて知らなかったです。

もちろん、他の果樹農家さんも、大変な手間がかかっていて、苦労があると思いますが、

僕の中では「びわ農家は他の果樹農家と比べても大変な手間がかかっている」というイメージです。

びわ農家さんには、本当に頭が下がりますね。

以前、スーパーでびわを見かけた時に

びわって結構高いな、、庭で実っているのをよく見るのになんで?」と思っていましたが、

びわ農家さんを見てからは、納得できました。

というか、手間に比べて安すぎるのでは?と思ったくらいです。

体調には気をつけてください。

そんな、びわ農園ですが、現在「しげさん農園」では今シーズンの袋かけ作業が始まっています。

先日、電話した時に電話に出られなかったので、忙しいのかな?と思っていましたが、

次の日にLINEが入ってきて

「袋かけシーズンになって、張り切って作業をしていたら、体調を崩してしまった」

とのこと、

園主の川上さんも、70代中盤なので心配になります・・

しげさん農園では、贈り物にも使えるように大粒サイズだけを選別して、商品にしています。

果汁たっぷりのプリップリの実で、優しい甘味が口の中に広がります。

一度食べると、止まらなくなってしまう。

農薬も化学肥料も、除草剤も使わずに、自然のままに育てられた安心安全のびわとなっていますので、

びわが大好き!」という方は是非、食べてみてください。

→しげさん農園のびわはこちら

本日は以上となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ときわオンラインのヨシハマでした。

それではー、、、

 

このサイトは、農家直送のフルーツショップ「ときわオンライン」が運営する、フルーツお役立ちサイトです。

ショップでは、安心安全にこだわった農家さんの『無農薬フルーツ』やスーパーに出回ることのない『新品種のフルーツ』など取り揃えています。ご興味があれば見にきて下さい。

ときわオンライン(ショップ)はこちら

 

  • この記事を書いた人

ヨシハマ リョウジ

農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」店長
スーパーでは手に入らない『無農薬フルーツ』や『地域オリジナル品種』のフルーツを探し求めて、全国の農家さんに会いにいっています。
夏場は石垣島にある「ときわマンゴー園」で農家として収穫作業。
また、「国産バナナを日本の食卓に広めたい!」という夢があり、石垣島で無農薬バナナを育てています。

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