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シークワーサーの 驚きの「栄養素」&「効果」を紹介します

シークワーサーの栄養と効果

いきなりですが「シークワーサー」って食べたことありますか?

「いや、食べたことない、そもそも実物を見たこともない。」

という方も多いんじゃないかと思います。

でも、「シークワーサー」っていう名前はよく聞きますよね?

居酒屋さんで「シークワーサー サワー」があったり、コンビニで「シークワーサージュース」が売ってたりすると思います。

また、沖縄に旅行に行った時に、「シークワーサーゼリー」とか「シークワーサーまんじゅう」とか、わからないですが、、(笑)

「シークワーサー○○」みたいなお土産を買ったことがある。って方もいると思います。

今日は、そんな「シークワーサー」の紹介をしようと思います。

また、当ショップでも、沖縄の「豊里みかん農園」さんが育てた、無農薬のシークワーサーを取り扱っています。

非常に人気が高く「シークワーサージュースを作っている。」とか、「焼酎、ハイボールに入れて飲んでいるよー。」というお声も多いんですが、そんな「豊里みかん農園」さんの紹介もしていきます。

この記事を読んで、シークワーサーを食べてみようかな?と思っていただける方がいたら嬉しいです。

シークワーサーは方言だったの?

シークワーサーは主に沖縄で栽培されています。

正式には「ヒラミレモン」というそうです。

「シークワーサー」は実は方言みたいですね。

びっくりしました。

(この記事を書いている、僕は沖縄出身なので、小さい頃から「シークワーサー」は身近だったのですがはじめて知りました)

ちなみに方言で言うと、「シー」⇒『酸っぱい』 「クワーサー」⇒『食わす。という意味みたいです。

酸っぱいものを食わす?

よくわからないですね(笑)

まぁ、それはいいとして、

シークワーサーは沖縄では、もともと自然に自生していたそうです。

沖縄の人は昔からレモンの代わりとして、刺身や焼き魚や、揚げ物にかけたり、また、ジュースや泡盛、焼酎に 絞ったりといろんな使い方をしていました。

シークワーサーの香りは非常に独特で、食欲をそそるんです。

また、その香りがどの料理にも合うし、料理が引き立つので「ハマると何にでもかけてしまう」という方も多いですね。

そんな、料理を引き立てるスーパー柑橘の「シークワーサー」ですが、栄養素としてもすごかったんです。

その栄養素とは「ノビレチン」という成分です。

物忘れに、ノビレチン!?

シークワーサーに含まれている栄養素で「ノビレチン」という栄養素があります。

何に効果があるのかというと、「認知症」とか「物忘れ」「アルツハイマー」などに効果が期待されているみたいですね。

知らなかったんですが、数年前テレビで紹介され、話題になっていたそうです。

確かに、ここ数年でシークワーサーを注目を集めているみたいで、最近よく聞くようになってきたなぁ。と思っていました。

そこで、いろいろと調べてみたんです。

長寿沖縄で、一番の長寿は「ヤンバル」

沖縄は長寿だということは、知っているかと思いますが、その沖縄の中でも最も長寿の地域が沖縄北部の「ヤンバル」という地域なんですね

その「ヤンバルは」シークワーサーの産地になっていて、「沖縄のシークワーサーは、ほとんどヤンバルで育てられている。」

と言っても言い過ぎじゃないくらい、多く栽培しています。

そこで、

「長寿の秘訣は、シークワーサーなのでは?」

ということで、研究が始まったみたいなんです。

そして、わかったのがシークワーサーには「ノビレチン」が多く含まれている。ということ、

ノビレチンには、認知症、物忘れ、アルツハイマーなどの、「人の記憶」に対して効果がある。ということがわかってきたみたいです。

ネットで色々調べたり、Youtubeで調べたりしていたんですが、ノビレチンは認知症に効果がある。という記事も出ていました。

東北大学の研究室WEBサイトにも(以下原文)

当研究室では、培養神経細胞および6種類の学習記憶障害モデル動物を用いて、ノビレチンの効果を検証。「有効である」とのエビデンス(科学的証拠)を得ることができました。

http://www.che.tohoku.ac.jp/~scf/o-scf/nobiletin.html

と、言っています。

色々、ノビレチンのことで調べていて、一番衝撃的だったのがマウス実験の動画でした。

記憶の神経細胞ネットワークが切れて、認知症みたいになっている状態のマウスに、ノビレチンを投与することで、その細胞のネットワークが伸びていって細胞を繋げてしまう。という動画なんですが、ニョキニョキっと伸びていく映像がすごかったです。

これは認知症の人だけじゃなくて、勉強をする人にもいいかもしれないですね、

勉強しても、記憶に定着しなかったら無駄な勉強になってしまいますが、ノビレチンで勉強したことがちゃんと学習できたら最高じゃないですか!

シークワーサージュースを毎朝飲んで、成績が上がったら最高ですよね。

地元沖縄では、このノビレチンがすごい。ということで、シークワーサーのノビレチンサプリなども出てきているみたいですね。

いろんなノビレチンのサプリが出ていました。

含有量はみかんの10倍!!

そんな最高の栄養素「ノビレチン」ですが、実はシークワーサーだけじゃなかくて、みかんなどの柑橘全般に含まれているんです。

ただ、柑橘の中でも含有量にバラバラで、圧倒的に含まれているのが「シークワーサー」なんです。

その含有量はみかんの10倍以上!!

100g中のノビレチン含有量でいうと、みかんが24mgに対して

シークワーサーはなんと、267mg!

ノビレチンを摂取しようと思ったら、絶対にシークワーサーがいいですよね。

料理がおいしくなって、健康にもいい!

最高じゃないですか!

シークワーサー農家さんを探そう!

実は、

これを調べて、当ショップ「ときわオンライン」としても「シークワーサー農家を探そう」となりました。

そこで、コンセプトとして探したのが

『無農薬で育てている、シークワーサー農家さん』

『無農薬』にこだわったのは、2つ理由があります。

1つ目は、「ノビレチン」は実でなく、皮に多く含まれている。

ということ、

2つ目は、シークワーサーは、皮ごと使うことが多いので、無農薬がいいだろう。

と思ったんです。

でも、ここからが大変でした。

全然、見つからないんです。

ネットで見たり、知り合いの農家さんに聞いても全然見つかりません。

シークワーサーは、もともと沖縄で自生していたものなので、農薬を使用しないでも育つんですが、現在は農薬は使用している農家さんが多いんです。

なので、「シークワーサーを作っている人いるよー、紹介しようかー」と言ってもらっても、「農薬を使用している。」ということで、全然見つからなかったんですね。

あきらめかけていたところ、インスタで「たんかんおじー」という気になる農家さんを発見!

無農薬のシークワーサーを投稿していました。

「お!これは!」と思って、ダメもとでメッセージを送ってみたところ、

OK!!とのこと!!!ついに見つけました、ヤンバルの「豊里みかん農園」さんです。

無農薬で育てていて、除草剤なども一切使用していません。

(SNS時代すごいですね!繋がりたい人と繋がれる!)

天敵はカメムシ

豊里さんに、無農薬での栽培について色々質問したんですが、やっぱり無農薬は大変みたいです。

沖縄ではシークワーサーは自然に自生していたものなので、基本的に農薬なしでも育つそうですが、天敵が「カメムシ」だそうです。

カメムシがシークワーサーを刺してしまうと、実が落ちてしまうそうです。

豊里さんと電話で「今年もたくさん落ちてるさー」と言ってて、動画を送ってもらったんですが、地面にはサイズも大きめで果汁がたっぷり入ってそうな、シークワアーサーがたくさん落ちていました・・・

現在では、カメムシからのシークワアーサーを守るために、農薬を使用している農家さんが多いみたいです。

シークワーサーは摘果しない!

あと、驚いたことがありました。シークワーサーは摘果しないそうです。

一般的に、みかん(果樹全般)は摘果で実を少なくし、栄養を集中させることで実を大きくしていくんです。

それが、シークワーサーは摘果をしない。ということ。

(びっくり!)

でも、逆なことを考えると、摘果すると大きいシークワーサーになるってことなんでしょうか?

それはそれで見てみたいですね!

 

以上です。

最後に、今日紹介した「豊里みかん農園」さんのシークワーサーのリンクを貼っておきます。

→豊里さんの「無農薬シークワーサー」はこちら

興味がある方は、見てみて下さい。

それでは~、、、

この記事を動画で見たい。という方はこちら

  • この記事を書いた人

ヨシハマ リョウジ

農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」店長
スーパーでは手に入らない『無農薬フルーツ』や『地域オリジナル品種』のフルーツを探し求めて、全国の農家さんに会いにいっています。
夏場は石垣島にある「ときわマンゴー園」で農家として収穫作業。
また、「国産バナナを日本の食卓に広めたい!」という夢があり、石垣島で無農薬バナナを育てています。

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