店長日記(メルマガ) 農家さん紹介

【フルーツ農家の現状(3月下旬)】マンゴー農園、スイカ農園、パイナップル農園

(この記事は、毎週土曜日発行のメルマガを記事にしています)

ー2023年3月25日のメルマガ記事からー

ときわオンラインのヨシハマです。

いよいよ、春がやってきますね。いや、もう春がやってきていますね!

昨日、家の近くを散歩していたら、川沿いの桜がポツポツと咲いていて、思わず写真を撮りました。

春といえば、卒業、入学ですが、我が家の次男君も、今日25日が卒園式でした。

3歳から通っている保育園なので、4年間通ったことになります。

今日の卒園式で、一生懸命に歌を歌っている次男を見て、大きくなったなぁ。と感動していました。

来月からは小学生、大丈夫かな?って言う不安もありますが、これからの成長が楽しみです。

暖かくなり、フルーツも動きが出てきています

さて、

暖かくなってきて、「現場のフルーツはどうなっているのかな?」と言うことで、先日から農家さんに今年の出来を聞いているんですが

「今年はいいですよ!」

という声がすごく多くてワクワクしています。

今日は4月、5月、6月で出てくるフルーツの現在の状況を簡単にお伝えしていきます

ときわマンゴー園(沖縄石垣島)

先日もお伝えしましたが、今年のときわマンゴー園は、ここ3~4年で一番花が咲いています。

2週間ほど前に、実際にハウスの中を見ましたが、今年は本当に花が多くてびっくりしました。

現在は、さらに花が咲いてすごいことになっているそうです。

ときわマンゴー園は、基本的に2人で管理している農園なので「花吊り作業に追われていて毎日が忙しい!」と聞いています。

でも、二人の声を聞いていると生き生きしていて、楽しそう!

「毎日忙しいけど、やっぱり花がいっぱい咲くと嬉しいさ~!」って言っていました。

ここ2、3年は収穫量が少なかったこともあって「まだ、ありますか?」と言う問い合わせもたくさんいただいていました。

今年は例年より、収穫量が多いので多くの方に楽しんでいただけるかと思います。

今年の受付は、まだ決定ではありませんが、5月21日(日曜)を予定しています。

お楽しみに~、、

→ときわマンゴー園のマンゴーはこちら

 

岡山農園(スイカ、メロン農園・熊本県山鹿市)

今年は暖かくなるのが早く、ハウスの中はぐんぐんと温度が上がって、受粉作業に追われている。と話していました。

「何も問題なく、例年通りに収穫できそう」とのことです。

岡山農園の今シーズン最初の収穫は2つあります。

1つ目は、5月上旬から収穫できる、極小タネの「ピノガール」です。

小玉のスイカなんですが、タネが小さいのが特徴で、通常のスイカのタネの4分の1サイズしかないんです。なので、食べる時にタネが全然気にならない。そのまま食べられる。という品種です。

タネが小さいのが一番の特徴ですが、味もメチャメチャ甘くておいしいんです。皮のギリギリまで甘い!

ピノガールはここ数年で出てきた品種なんですが、急激に人気が上がってきています。

今年は「母の日」に合わせて作付しているので、母の日の贈り物にもおすすめですよ。

2つ目は、「金色羅王(コンジキラオウ)」という大玉の品種です。

去年、岡山さんが「試しに作ったので食べて下さい」とサンプルをいただきました。

金色羅王の最大の特徴は、果肉の色なんですが、

切ってみてびっくり!

なんと、果肉の色がオレンジ色なんです。すごい綺麗な色をしています。

さっぱりした甘味で、果汁が多く、ジュースを飲んでいる感覚です。

金色羅王も、ピノガールと同じくここ数年で新しく出てきた品種です。

こちらも、5月上旬には収穫できそう。ってことで今から楽しみです。

現在は、金色羅王の商品ページがないので受付していませんが、受付が開始になればこのメルマガでもアナウンスさせていただきます。

お楽しみに~!

→岡山農園のスイカ、メロンはこちら

 

セイモリファーム(パイン農園・石垣島)

今年は暖かくなるのが早いので、4月上旬には収穫できるかも、、、と言っていました。

先月、実際に畑にお伺いた時にも、畑一面にピーチパインが広がっていましたが、現在は、若干黄色くなっているパイナップルも出てきているそうです。

果肉の色が白く滑らかな食感が「ミルクパイン」とも言われているピーチパイン。メチャメチャ甘くておいしいんですよ!収穫までもう少し!メチャメチャ楽しみです!

ただ、一つだけ困ったこともあるそうです。

セイモリファームは「味」にこだわりを持っている農園なんですが、味をよくするために、肥料を最低限に抑えているんです。

『肥料を与えすぎると、えぐみが出る』ということで、味にこだわったセイモリファームでは肥料を抑えているんですね。

ですが、、肥料を抑えるとパイナップルが大きくならないので、サイズが小さくなってしまうんです。

大きさをとるか、味をとるか、という2択で、セイモリファームは「味」にこだわったいるんですが、

「今年は思ったよりサイズが小さい・・・」と言っていました。

どのくらいかというと、300g~400gほど、例えるとソフトボールくらいの大きさになっているそうです。

「うちのパイナップルは基本的にサイズが小さめだけど、これはさすがに小さいかな・・・」

「これでは、商品にならないかな・・・う~ん・・・破棄するしかないのかな・・・」

と困っていました。

ただ、味に関したら最高なんです!

僕は去年、セイモリファームのピーチパインを食べて、「これまで食べてきたパインの中で、一番おいしいかもしれない!」と思ったんです。

石垣島出身の僕は、子供の頃からパインをたくさん食べてきたので、味にはうるさい方だと思いますが、ほんとに感動しました。

その時食べたパインが、ソフトボールくらいのパインだったんです。

サイズは小さいけど、凝縮されたような甘みで、濃厚!そして果汁が多く、噛んだ瞬間に口の中にドバッと出てくるパイン果汁が最高でした。

今回「サイズが小さいパインもできてしまった。」と言う話を聞いて、セイモリさんに提案しました。

見た目は小さいけど、味は抜群においしいので、逆に「商品として出しませんか?」と。

「見た目はどうであれ、味にこだわっているのであれば絶対に商品として出すべきですよ!」と提案したんです。

ちょっと話はそれますが、フルーツって小さいサイズの方が味が濃くておいしい傾向にあると思いませんか?

このメルマガを読んでいただいている方は、フルーツ好きの方が多いので、共感する方もいるかと思います、

マンゴーもミニマンゴーの方が味が凝縮されておいしいですし、みかんも小玉みかんの方が味が濃くておいしいです。スイカも大玉より小玉の方が甘いイメージがあります。

これは、パイナップルでも当てはまるのではないかと思っています。

去年、食べたセイモリファームのパイナップルがすごい印象に残っていて、あの味は「多くの方に食べてもらいたい。」と思える味です。

今回、セイモリさんが納得してくれたら「ミニパイン」として、商品にしようと思います。

もし実現したら、是非一度食べてみて下さい。超おすすめです。

小さいし、見た目もメッチャかわいいですよ!

→セイモリファームのパイナップルはこちら

ということで、本日は以上です。

最後まで、読んでいただいてありがとうございました。

それではー、、、

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  • この記事を書いた人

ヨシハマ リョウジ

農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」店長
スーパーでは手に入らない『無農薬フルーツ』や『地域オリジナル品種』のフルーツを探し求めて、全国の農家さんに会いにいっています。
夏場は石垣島にある「ときわマンゴー園」で農家として収穫作業。
また、「国産バナナを日本の食卓に広めたい!」という夢があり、石垣島で無農薬バナナを育てています。

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