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【リアル悪魔の実?】以外に美味しいアテモヤ

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ときわオンラインのヨシハマです。

いやー、桜が咲いてお花見シーズンですね。

お花見は行かれましたでしょうか?

この季節はほんと気持ちいいですよね。大好きな季節です。

桜も綺麗ですが、この季節は桃の花も満開になっていて、綺麗なんです。

桃の産地では、桜より少し色の濃い桃の花が一気に咲いて、メチャクチャ綺麗な光景が広がっています。

今頃、農家さんは受粉の作業で忙しくなっているのではないでしょうか。

今年の桃も楽しみです。

悪魔の実

さて、今日はちょっと珍しいフルーツを紹介しようと思います。

それは、これです。

ドン!!

悪魔の実です!

というのは冗談で「アテモヤ」というフルーツです。

マンガ「ワンピース」の”悪魔の実”として出てきそうな、見た目をしていますよね(笑)

外皮はトゲトゲですし「こんなのがおいしいの?」と思われるかもしれませんが、これがおいしいんです。

バナナのような滑らかさと、バニラのような甘い香りがあって、甘みが濃厚。

熟すと、糖度が20度以上あって甘いんです。

甘味で言うと、フルーツの中でもトップクラスではないでしょうか。

食べた瞬間に「あま!」ってなります。

クリーミーで濃厚な舌触りから「森のアイスクリーム」とか「カスタードアップル」とか呼ばれていたりします。

見た目からも想像できると思いますが、熱帯フルーツです。

栽培されているのは、主に沖縄県。鹿児島でも少し栽培されているようです。

発見!!

僕は、沖縄出身ですが実は「アテモヤ」を食べたことがなかったんです。売ってるところを見たこともありません。

でも先日、沖縄の宮古島に行っていたのですが、産直市場で「アテモヤ」があったんです。

「うぉー!アテモヤだ!」と思って、テンション上がって即買い。大阪に持って帰りました。

早速、食べてみよう!と思いましたが、すぐに食べられなくて、7日~10日間の追熟が必要みたいです。指で押して柔らかさを感じたら食べごろ。とのこと。

はじめは、外皮もカチカチでした。

バナナで追熟

追熟のする時に、ちょっとした実験をしてみました。

アテモヤとバナナを一緒にビニール袋に入れたものと、アテモヤだけを袋に入れたものを用意して、どのくらい追熟度合が変わるのか?

というのをみてみました。

※バナナやリンゴは「エチレンガス」を出しているため、一緒に袋に入れると果物の熟度が早くなります

「キウイ」や「ラ・フランス」などの追熟が必要なフルーツだと、バナナやりんごで追熟が早くなりますが、アテモヤはどうでしょう。

結果、バナナと一緒に入れたアテモヤが3日ほど早く柔らかくなりました

やはり追熟は、バナナかリンゴと一緒に入れる方がいいですね。

例えるのが難しい味

縦に真っ二つに切ると、真っ白な果肉です。

種は枇杷の種くらいのサイズで、見た感じたくさんありそう。

スプーンですくって食べてみました。

「パクっ!」

「・・・・」

「・・・・」

「メチャメチャ甘いー!!」

なんて表現したらいいのでしょうか、アイスクリームのような、ヨーグルトのような、とにかくクリーミーです。

そして、若干の酸味もあるので、リンゴっぽいでもある。

今まで食べたことないような、不思議な味です。

似ている果物で言えば、分からないかもしれませんが、「ポポー」に似てるかもしれないですね。

「アテモヤ」おいしいです!

マイナスポイントを挙げると、先ほども言いまいたが、やっぱり種が多くて食べにくい。と言う部分。

一つに10個くらい入っています。タネを取るのが面倒ですね。

まぁ、総合的にメチャメチャおいしいフルーツだなぁと思います。

ただ、ホント甘いので、酸味があるフルーツが好き。と言う方は「甘すぎる」と思われるかもしれません。

追熟度合で酸味も感じられると思うので、そこは調整が必要かと思います。今回は、ちょっと追熟させすぎだったかな?と思う部分もありました。

と言うことで、今回は「アテモヤ」を食べた感想でした。

あまり、見かけることのないフルーツですが、気になる方は探してみてはいかがでしょうか?

本日は以上です。

最後まで、読んでいただいてありがとうございました。

それではー、、、

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  • この記事を書いた人

ヨシハマ リョウジ

農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」店長
スーパーでは手に入らない『無農薬フルーツ』や『地域オリジナル品種』のフルーツを探し求めて、全国の農家さんに会いにいっています。
夏場は石垣島にある「ときわマンゴー園」で農家として収穫作業。
また、「国産バナナを日本の食卓に広めたい!」という夢があり、石垣島で無農薬バナナを育てています。

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