みかん(柑橘) 旬の時期 フルーツ旬の時期 (レビュー・紹介)

みかんの旬の時期はこれを見ればわかる

みかんの旬の時期っていつだろう?
あの品種はいつ頃出てくるのかな?

「みかん」といっても、冬になるとたくさんの品種があるので、
どの品種がどの時期に出てるくのか分からない。ってことありますよね?

寒くなってくると、夏や秋に比べてフルーツの種類は少なくなり、「柑橘類」がフルーツのメインになってきます。

この記事はそんな時に、役にたつ内容になっています。

覚えておいて下さい
「みかんは旬の後半が甘い」

みかんのことをお話しする前に

なんとなくでも覚えておいた方がいい。

と言うことをお伝えすると

「みかんは旬の後半が甘い傾向にある」

と言うことを覚えておいて下さい。

全ての品種ってことではないですが、ほとんどのみかん(柑橘類)は出始めは酸味が残っています。

後半になるにつれて、酸味が抜けて、甘くまろやかな味になっていくので

「甘いみかんが好きだ!」

と言う方は後半を狙っていくのがいいんですね。

逆に、「みかんは酸味がないとおいしくない」

と言う方は旬の前半を狙っていくのがいいですね。

ちなみに、糖度が上がって甘くなるわけじゃないですよ。

酸味が抜けて甘くなるんですね。

農家の方は、みかんが酸っぱい場合、「まだ、酸抜けしていないなぁ」とか言っています。

みかんスケジュールを
まとめました!

それでは、
柑橘類のスケジュールにいきましょう

まずは、こちらを見て下さい。

わかりやすく表にまとめました。

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こちらは、
当ショップで取り扱っている柑橘スケジュールですが、一般的な柑橘といえばこれ!というメインの柑橘かと思います。

柑橘の旬は栽培地域や気候風土によっても、もちろん変わりますが、

農家さんによっても若干変わってきます。

農家さんでなんで変わるのか?

理由は、
先程の『時期の後半が甘い』
というところにも関わってきます。

農協などの出荷団体へ出荷している
農家さんは、農協さんが決めた
『出荷時期』に合わせて収穫しますが、

直販している農家さんは、
その品種の味の乗り具合に合わせて
収穫していることがあるからです。

出荷団体は、その時期になると
たくさんの農家さんが
みかんを持ってくるので、色々と
スケジュールがあるんでしょうね。

当ショップはご存知の通り
『農家直送』なので、その品種の
旬の時期に合わせています。

なので、上の表は一般的な旬とは
少しずれているところがあります。

10月 極早生みかん

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極早生みかんは、
黄色く色づいたみかんに比べると

「酸っぱい」ってイメージを
持たれていると思います。

でも、実際に食べると
意外に甘いんです。

黄色く色づいた温州みかんに比べると、
やっぱり酸味はありますが、

酸味と甘味のバランスが良くて、
本当においしいです

極早生みかんは、
その青い見た目で完全に
損をしていますね・・

ちなみに、
極早生みかんは
10月~11月の1ヶ月しか出回りません。

この、
出始めの若い味というか、
「キュッ」と引き締まった甘さを
体感できるのは、10月しかないので

「極早生みかんが大好き!」

とか

「食べてみたい」

と言う方は、お見逃しなく!

→極早生みかんはこちら

]11月 温州みかん

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11月になると出てくるのは

みんな大好き『温州みかん』

定番ですね!

「みかんを食べたことがない。」
という日本人はいないと思います。

「温州みかん」っていっても
たくさんの品種があるのは
知ってますか?

品種別で出回ることなんか、
ほとんどないので

みかんの品種は「みかん」って
思っている方もいるかもしれません。

(恥ずかしながら、僕は思ってました・・・)

実はみかんの品種は

「日南1号」「宮川早生」「興津早生」
「南柑20号」「石地中生」、、、

上記以外でもまだまだあります。

もし、品種で分けられて販売している
ところがあれば、食べ比べても
面白いかもしれません。

ちなみに当ショップは

11月→「宮川早生」「興津早生」
12月→「石地中生」「南柑20号」

がメインの品種です。

農家さんと話していると、
「石地がおいしい」という話を
よく聞きます

僕、個人としてはぶっちゃけ
そこまで味の違いがわからないです。

どっちもおいしいです。

舌の肥えた農家さんだから
わかる領域だろう。
と思っています。

もう少し温州みかんの話をすると
ここ4~5年で3S~Sサイズの
『小玉みかん』が人気となっています。

人気の理由は「味が濃い」
ということ、

以前、
この小玉サイズは出荷団体では
商品としては認められない「規格外」
だったので、味はおいしいんだけど、
市場には出回ることがなかったんです。

なので、
農家さんがひっそりと食べている。
というものだったんですが、

ここ4~5年でスーパーでも
見かけるようになりました。

農家さんのネット直売も
増えているので、
そこで、人気が出て
出荷団体にも認知されてきた。

という感じでしょうか。

味は本当に濃くておいしいです。

僕、個人的にも、小玉が好きです。

見た目も可愛いんですよ!

『味が濃い』小玉みかん

気になる方は一度食べてみて下さい

→小玉みかんはこちら

12月 『紅まどんな』

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『紅まどんな』

いよいよ、きました。

大大人気品種「紅まどんな」

現在でも予約殺到中で

予約だけで、
今季の収穫量に達するのでは?

と思うほど、たくさんの
ご予約をいただいております。

ありがとうございます。

もう、ご存知かと思いますが

『紅まどんな』というのは
JAさんの商品名で

品種名は『愛媛果試第28号』
というのが正式です。

プルプルのゼリーのような食感と

とろけるような甘みが、

食べた方を虜にしています。

まだ、食べたことがない。

という方は一度食べてみて下さい。

→『愛媛果試第28号』はこちら

 

1月上旬  八朔(はっさく)

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はっさくを食べたことありますか?

はっさくは、酸っぱい柑橘なんですが、

「この酸っぱさにハマると抜け出せない」

という方は多いのではないでしょうか?

酸味の中にある、フワッとした甘味を感じられて

それが、ハマるんです。

あと、食感がいい!
身が詰まっていて身のつぶつぶがしっかり
しているので、噛むと「ザクザク」します。

この食感は他の柑橘では味わえないものですね。
(甘平もこのザクザク感が似ています)

ちなみに薄皮は硬いし、ちょっと苦いので取り除いて食べた方がおいしいです。

1月下旬 タンカン

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タンカンってなに?

と思われた方も多いと思います。

奄美大島とか、
沖縄で主に育てられている南国のみかん

なんですが、全国的にはあまり知られていません。

特徴は「甘い」「香りがいい」ということ

僕は、沖縄出身なので小さい頃から
食べていたのですが、甘くて大好きです。

タンカンは「ポンカン」と『ネーブルオレンジ』の自然交配種なんです。

タンカンが甘いのは、ポンカンの甘味を色濃く受け継いでいるなぁ。という印象です。

皮を剥いた身も、ポンカンとよく似ています。

個人的なマイナス点は、

「タネがあるので面倒」ってことと

「皮を剥いたら手がベトベトになる」

ということですね。

でも、そんなことより甘くておいしいので、
気になる方は一度トライしてみてください。

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1月下旬  伊予柑

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伊予柑は昔からの根強いファンがいます。

甘酸っぱいので飽きが来ないし、ずっと食べられる。

という感じなんでしょうか。

はっさくと同じで、ハマると抜け出せない。
という印象です。

いよかんは「いい予感」にかけて
「合格のいい予感」ってことで
受験のシーズンに食べられることも多くなっています。

周りに受験生がいる方は、送ってあげると
喜ばれるかもしれないですね。

はい、次いきましょう!

なんか、説明が雑になってきた、、、、

いや、頑張りますよ!

2月下旬 ポンカン

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はい、次ポンカンです。

ポンカンは一言で言うと「甘い!」ですね。

タネがあって少し面倒なところはありますが、

個人的に、ポンカンの甘さは
人気品種の『せとか』や『甘平』にも
負けていないのでは?

と思っています。

こんなに甘くておいしいのに
なんでそこまで、人気が出ないのだろう?

知らないだけじゃないかな?

忘れているだけじゃないかな?

みなさん、
ポンカンのおいしいさを思い出してください!

1月下旬 甘平(かんぺい)

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これは、もう説明不要ですね。

名前に「甘」って入ってしまっています。

本当に甘い!

個人的には、
今まで食べた柑橘の中で
一番甘いのは甘平だと思っています。

初めて食べた時は、
こんなに甘いみかんがあるのか!!

と驚きました。

マイナス点を挙げると、
「価格が高い」ってことと
「たまにハズレがある」と言うこと

ハズレというのは、
身が硬くなる硬化症という病気になりやすく、

水分が飛んでスカスカになることもあります。

見た目ではわからなくて、
たまにそのハズレにあたることがあるんですね。

当ショップでもハズレを引いた方がいらっしゃって
ご迷惑をおかけしたこともあります。

申し訳ありません。。。

そのような場合はきちんと対応していますので、
お気軽にご連絡下さい。

今は、ハズレがあった場合の対策として
増量しています。

でも、
このハズレは他の店舗さんでも
同じみたいですね。

他の店舗さんのレビューを見ていると
「甘くて感動した!」
というレビューも多いんですが

「硬くてパサパサだった」
というレビューも目立ちます。

甘平はおいしいけど、ホント難しい、、

ちなみに生産者側も甘平を作るのに
頭を悩ませています。

甘平は栽培が難しく、生育途中で
実が割れてしまうんです。

柑橘類に限らず、
果物は雨が多い年に身割れが多くなるんですが、

甘平は雨に関係なく割れるそうです。

農家さんに聞くと、
「割れる前提で作っている」とのこと

どのくらい割れるのかいうと、
3割は割れるそうです

100個、実がなったら30個は
割れるんですね。

「これでは、厳しい」ということで、
最近では、甘平の木を切ってしまって、
栽培をやめていく農家さんが
増えているそうです。

う~ん、
今後、甘平は少なくなってしまうのでしょうか。

甘平は無くなってほしくないですねー

2月下旬 ハルカ

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写真を見て「レモンみたいで酸っぱそう!」って思った方もいるかもしれません。

見るからに酸っぱそうですよね?

ところがどっこい、
ハルカは『酸味が全くなくて、甘みが強い』という変わった柑橘です。

フルーツの甘さを「糖度○○度!」みたいな感じで、糖度で表現していることってよく見かけると思いますが、

『糖度=甘味』ではないんですよね。
人が「甘い」と感じるのは、糖度と酸度のバランスなので、『糖酸比』が人の味覚に大きく影響しているんです。

例えば、レモンの糖度は高いものだと、10%ほどあります。
これは、みかんやイチゴに近い糖度なんですね

対して、酸度は「みかん」「いちご」1%ほど、レモンは4.5%ほどあります。

人は糖度が高くても、酸度が高いと「酸っぱい」と感じるってことですね。

ってことで、酸度が極端に低い『ハルカ』は甘味を強く感じる。ってことなんです。

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2月下旬 はるみ

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「はるみ」食べたことありますでしょうか?

「聞いたこともない。」という方がほとんどだと思います。

でも、はるみのお兄ちゃんは知ってると思いますよ。

誰かというと・・・

『デコポン』です。

えーーーー!

びっくり!ですよね。

そうなんです、『デコポン』と『はるみ』は兄弟なんです。

全然似てないですよね(笑)

ちなみに『はるみ』は名前が女性っぽいんで、僕が勝手に『妹』決めつけているだけなんですが、、、

でも親の品種は全く同じです。

『ポンカン』と『清見』の交配種が『デコポン』と『はるみ』なんです。

見た目は全然違いますよね。

デコポンは果皮がボコボコしてるのに、はるみの果皮はツルッと美肌です。

そしてデコがないですよね。

でも、「はるみ」もたまに、デコが出る時があるんです。

その時は「あーやっぱり兄弟なのかー」って思います。

ちなみに味はデコポンより甘い、という印象です。

ポンカンの血を濃く受け継いでいるのが『はるみ』でデコポンより甘い。

というイメージがあります。

個人的にはデコポンよりおいしいんじゃないかなーって思っています。

2月下旬 せとか

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来ました。

柑橘の王様、いや柑橘の女王様「せとか」です。

せとかの虜になっている。という方は多いのではないでしょうか?

初めて食べた時は

「これに勝る柑橘はないかも」と思いました。

甘味と酸味のバランス。果汁の多さ。食感。香り。どれをとっても他の柑橘より群を抜いているイメージです。

メチャクチャおいしいですね。

柑橘類の2大スター選手は個人的に『甘平』『せとか』と思っています。
いろんなサイトを見ても甘平と比較されていることが多いので、多くの方がその認識だと思います。

「甘い」という部分だけでいうと、『せとか』より『甘平』が甘いと思っています。でも総合的なバランスだと『せとか』が圧勝ですね。

そして、せとかは生産者にも優しいんです。

前も紹介したように、甘平は栽培をやめてしまう農家さんが出てくるくらい難しい品種なんですが、一方せとかは比較的育てやすい、と農家さんから聞いています。

おいしいし、育てやすい。

「せとか、どんだけ優等生やねん!」

と突っ込みたくなるくらい優良品種です

ただ、一つだけ注意点というか、覚えておいた方がいいことは「寒さに弱い」ということ、

1月~2月あたりで、ものすごい寒い年には「酢上がり」で果汁が無くなってスカスカになることがあります。

これは、一度果汁が凍ってしまって、解凍された時に果汁が飛んでしまっているんですね。

「今年は寒いなー、、」って年には、せとかのハズレ年と思った方がいいかもしれません。

あっ、ちなみに露地栽培のことです。
ハウス栽培はそんなこと関係なしにおいしいです。

3月上旬 デコポン

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知らないという人がいないんじゃないかな?

と思うくらい、知名度のある柑橘が「デコポン」ですね。

これは、何度も言っていますが『デコポン』は商品名であって、品種名ではないんです。

デコポンの正式な品種名は『不知火』

商品名が品種名より有名になるってことはよくあります。

『紅まどんな』も実は『愛媛果試第28号』という品種名なんですね。

一昔前にデコポンが爆発的に人気になったことがあるそうです。

愛媛マルナカ農園の中野さんから聞いた話ですが

「今の50代以上の人であれば、デコポンブームを経験している。」と言っていました。

バブルを経験している。みたいなニュアンスで言っていたので面白かったです。

あっ、でもバブル経験の世代ですかね。

「今の『せとか』や『甘平』みたいにですか?」

と聞くと、

「それより、もっともっと凄かった。」

とのことです。

このブームの時には、愛媛の農家さんもこぞって、デコポンを栽培し始めたそうです。

味はご存知の通りです。甘味も感じられるし、酸味もあるのでどっちも楽しめるおいしい柑橘です。

個人的には、3月後半のデコポンがメチャメチャ味が濃くなっていて大好きです

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3月中旬 清見オレンジ

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清見オレンジ?聞いたことがない。

という方が多いかもしれません。

あまり、知名度はないですね。

でも、この清見は柑橘を語る上で欠かせない品種なんです。

清見オレンジは清見タンゴールとも言われています。

タンゴールっていうのは簡単にいうと、オレンジってことなんですが、

日本で初めて生まれたオレンジが『清見』なんです。

品種登録が1979年で意外と新しいですが、育成研究は1949年に始まり、
30年という長い期間をかけて生み出されました。

そして、ここがすごい!

この清見を元にたくさんの品種が生まれてきました。

『デコポン』も『せとか』も『紅まどんな』も清見の血を引く品種なんです。

清見がなければ、せとかもデコポンも生まれていません。

当時のことはわかりませんが、「すごい品種を作ってしまったー!」と話題になったんでしょうね。

そして、気になる味ですが、

そうです!メチャメチャおいしいんです!

現在の人気品種を生み出しまくった『清見』が、美味しくないわけありません。

強い印象を受けるのは「果汁が多い!」ということと、「酸味と甘味のバランスがいい」ということ

口の中が果汁でいっぱいになって、食べるというより、飲んでいる感覚になります。

「ゴク、ゴク」っと本当に果汁を飲み込む音がするんですね

甘さでいうと、正直、輸入のネーブルオレンジの方が甘いです。

去年、清見とネーブルを食べ比べました。

ネーブルの方が、甘かったです。

でも、清見は甘味だけじゃなく酸味もあるので、

甘味と酸味のバランスを考えながら、総合的に判断しておいしい柑橘だなぁ。

という感想です。

ちなみに、外皮は厚くて硬いです。

ですが、頑張って手で剥けないことはないです。

でも、剥いている側から果汁がボタボタと落ちて、手がベトベトになるので、ナイフでカットしてフォークで食べることをお勧めします。

まとめ

この表を参考に柑橘ライフをお楽しみ下さい。

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4月以降も『甘夏』とか『日向夏』とか出てきますが、今回紹介した柑橘が主要の柑橘かな、と思います。

このブログで紹介した柑橘で気になる品種があれば、是非覚えていただいて

気になった品種は、是非トライしていただければ嬉しいです。

 

長い文章を最後まで
読んでいただき
ありがとうございました!

それでは~、、

  • この記事を書いた人

ヨシハマ リョウジ

農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」店長
スーパーでは手に入らない『無農薬フルーツ』や『地域オリジナル品種』のフルーツを探し求めて、全国の農家さんに会いにいっています。
夏場は石垣島にある「ときわマンゴー園」で農家として収穫作業。
また、「国産バナナを日本の食卓に広めたい!」という夢があり、石垣島で無農薬バナナを育てています。

→いろいろ発信しています

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