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みはやとは?紅色の柑橘の味と特徴、食べ方

2026年10月28日

みはや 柑橘

こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。

みはやは、農研機構が育てて2014年に品種登録された、新しい柑橘です。皮も果肉もふつうのみかんより濃い紅色で、果汁がたっぷり。甘すぎず、さっぱりとした味わいが特徴です。

僕の感想をひとことで言うと、「とにかく色が綺麗で、果汁がすごい」(笑)

以前メルマガでも「味の前に、まず色が綺麗!」と書いたくらい、見た目が印象に残る柑橘なんです。

当ショップでも、和歌山のグリーンジャンクションさんが無農薬で育てた「みはや」を扱っています。

ただ、まだまだ知名度が低い品種なので、

「みはやって、どんなみかん?」

「ふつうのみかんと、何が違うの?」

と思われる方も多いと思います。

今日は、みはやの特徴や味、食べ方を、果物屋の目線でまとめてみました。

それでは、いきましょう!


みはやってどんな柑橘?

みはや とは

先に結論

  • みはやは、農研機構(国の研究機関)が育てた柑橘
  • 親は「津之望(つののぞみ)」と、みかんタイプの育成系統
  • 皮も果肉も鮮やかな紅色(赤橙色)
  • 果汁が多く、甘すぎない、さっぱりした味
  • 一般には11月下旬ごろから1月ごろまで出回る

みはやは、長崎県の口之津(くちのつ)にある、農研機構の柑橘の研究拠点で生まれた品種です。

親は、人気の柑橘「津之望(つののぞみ)」と、見た目のきれいな「みかんタイプの育成系統(No.1408)」。

1998年に掛け合わせて、2014年に品種登録されたそうです。

項目 みはや
育てたところ 農研機構(長崎県・口之津)
親 津之望 × みかんタイプの育成系統(No.1408)
品種登録 2014年
色 皮も果肉も、濃い紅色(赤橙色)
大きさ 1個190gほど(温州みかんより少し大きめ)
時期 11月下旬〜1月ごろ
主な産地 宮崎県・熊本県など九州が中心

みかんの仲間ではありますが、見た目もふつうのみかんとはひと目で区別がつくくらい、色が濃いんです。


名前の由来と、生まれたわけ

みはや 名前の由来

「みはや」という名前は、

  • 見た目の美しさを表す「美(み)」
  • 熟すのが早い、早生(わせ)であることを表す「早(はや)」

からつけられた、と言われています。

たしかに、この色を見ると「美」の字がぴったりですよね。

温州みかんの「悩み」を解決するために生まれた

年内(12月まで)に出回る柑橘は、いまでもほとんどが温州みかんです。

ところが、温州みかんには「浮皮(うきかわ)」という悩みがあります。

浮皮とは、皮と実のあいだにすき間ができて、皮がブカブカになってしまうこと。味が落ちたり、傷みやすくなったりするんです。

最近は、温暖化の影響で、この浮皮が出やすくなっていると言われています。

そこで、

  • 年内に食べられる
  • 味がいい
  • 浮皮が出にくい
  • 温州みかんと見た目で区別がつく

という柑橘をめざして育てられたのが、みはやだそうです。

実際、農研機構の資料でも、みはやは「浮皮が発生しない」と紹介されています。


みはやの味は?甘すぎない、さっぱり系

みはや 味

みはやの味は、ひとことで言うと「果汁たっぷりで、さっぱり」。

農研機構の調べでは、12月の時点で糖度はおよそ12度、酸味(クエン酸)は0.6%ほどだそうです。

酸味がひかえめなので、すっぱさはあまり感じません。かといって、こってり甘いわけでもない。

みかんというより、オレンジに近い、爽やかな風味なんです。

僕が食べた感想

以前、グリーンジャンクションの田村さんから、みはやを送ってもらったことがあります。

そのとき田村さんからは、

「今年は、まだ酸っぱいかも……」

と前情報をもらっていたんですが、食べてみたら全然そんなことなくて(笑)

いつもどおりの、果汁がすごくて、さっぱりしたみはやでした。

なので、みはやをおすすめするなら、

「甘すぎない、さっぱりした柑橘が好き」

という方です。こういう方は、たぶんハマると思います。

正直にお伝えしておくと

逆に、「濃厚な甘さ」を期待して買われた方からは、「甘みがない」という声をいただいたこともあります。

みはやは、甘さで勝負する柑橘ではなく、果汁と爽やかさを楽しむ柑橘です。

個人的には、甘ったるい柑橘が苦手な方にこそ、食べてほしいなと思っています。


温州みかん・津之望とのちがい

みはや 津之望 温州みかん 違い

よく比べられる柑橘と、ちがいを表にしてみました。

比べるところ 温州みかん みはや 津之望
時期 10月〜2月ごろ 11月下旬〜1月ごろ 1月〜3月ごろ
色 オレンジ色 濃い紅色 オレンジ色
味 甘酸っぱい さっぱり。オレンジに近い 甘みが濃い
種 ほとんどない 少ないとされる 入ることが多い

みはやの親の津之望も、同じ年にいっしょに食べ比べたことがあります。

そのときの感想は、果汁の多さは、みはやと同じくらい。でも、味の濃さは津之望のほうが上でした。

その代わり、津之望は種が入っていることが多いので、ちょっと面倒なんですよね(笑)

「さっぱり飲むように食べたいなら、みはや」「濃い甘さがほしいなら、津之望」という感じで選ぶといいと思います。

 

参考

【参考】ほかの柑橘の時期や味は、こちらの一覧でまとめています。

→ みかんの品種一覧!時期と味で選ぶ20種類

【参考】そもそも、みかんとオレンジは何がちがうの?という話はこちらです。

→ みかんとオレンジの違いは?別物です


みはやの食べ方と保存

みはや 食べ方 カット

ナイフでカットするのがおすすめ

みはやは、品種の資料では「皮は比較的むきやすい」とされていますが、温州みかんにくらべると、皮がむきにくいと言われています。

手でもむけますが、ショップの商品ページでは、

  • 半分に切る
  • くし形に切る

など、ナイフでカットして食べるのをおすすめしています。

切ったときの断面の色がきれいなので、お皿に並べると、食卓がパッと明るくなりますよ。

袋(じょうのう膜)はやわらかいので、そのまま食べられます。

皮ごと食べたお客さんも

グリーンジャンクションさんのみはやは無農薬なので、お客さんからは、

安全なみかんなので、試しに皮ごと食べてみたら、これまたジューシーな金柑みたいで、ジャムなどにする前に皮ごと食べてしまいそうです。

という声もいただきました。

皮まで安心して食べられるのは、無農薬ならではの楽しみ方ですね。

保存は「箱から出して」

段ボールに入れたままにしておくと、乾燥やカビの原因になります。

届いたら箱から出して、直射日光の当たらない、風通しのいい場所で保存してください。

 

参考

【参考】箱で届いた柑橘を長持ちさせるコツは、こちらで詳しく書いています。

→ みかんの保存方法!箱買いしても長持ちさせるコツ


グリーンジャンクションのみはや(和歌山)

グリーンジャンクション 田村さん 無農薬 みかん

ときわオンラインで扱っているみはやは、和歌山県紀の川市のグリーンジャンクションさんが育てています。

園主の田村さんは、17歳で農業を始めた方で、コンセプトは「安心・安全」。

みはやも、農薬・除草剤・化学肥料を使わずに育てています。ワックスも使っていません。

「キタナイみかん」が自慢

無農薬で育てると、どうしても見た目にキズや汚れが出ます。

直売所では、おばちゃんから「キタナイみかんやなぁ」と言われることもあるそうです(笑)

でも、その「キタナイ」が、農薬を使っていない証拠。田村さんは、このキタナイみかんに自信をもって育てています。

先にお伝えしておきたいこと

  • 種が入っていることがあります(品種としては種が少ないとされていますが、まわりにほかの柑橘があると、種が入ることがあると言われています)
  • 大きさはそろっていません(不選別です)
  • みはやを育てている農家さんはまだ少なく、無農薬だと虫や病気の被害も出やすいので、たくさんはご用意できません

無農薬 みはや グリーンジャンクション

お客さんの声

とてもジューシーで、オレンジのような爽やかで濃厚な甘味があり、びっくりの美味しさです。

無農薬のうえとてもみずみずしくて、甘みと酸味のバランスの良い美味しいミカンでした。家族で美味しくいただきました、機会があれば又購入したいと思います。

みはやみかんは甘さが濃厚でジューシーでした。サイズは揃っていた方がいいかなぁと思いました。また来年も是非購入したいと思います。

グリーンジャンクションさんのみはやは、例年12月下旬〜1月下旬ごろのお届けです。シーズンが短いので、気になる方は早めにご用意しておくと安心です。

→ グリーンジャンクションの無農薬みはや(2kg)はこちら

→ グリーンジャンクションの無農薬みはや(5kg)はこちら

→ グリーンジャンクションの無農薬みはや(10kg)はこちら

 

参考

【参考】農薬を使わずに、なぜみかんが育つのか?という話はこちらです。

→ 無農薬みかんはなぜ育つ?木の「免疫」の話


まとめ:みはやは「色と果汁」を楽しむ柑橘

今日のお話を、まとめますね。

ポイント 内容
どんな柑橘? 農研機構が育て、2014年に品種登録された新しい柑橘
親 津之望 × みかんタイプの育成系統
見た目 皮も果肉も、濃い紅色
味 果汁たっぷりで、甘すぎず、さっぱり。オレンジに近い風味
時期 11月下旬〜1月ごろ(当ショップは12月下旬〜1月下旬)
食べ方 皮がむきにくいので、ナイフでカットがおすすめ
保存 箱から出して、風通しのいい涼しい場所に

みはやは、まだスーパーではあまり見かけない品種です。

濃厚な甘さの柑橘とはちがいますが、さっぱりした柑橘が好きな方には、ぜひ一度食べてみてほしいですね。


本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!

このサイトは、農家直送のフルーツショップ「ときわオンライン」が運営する、フルーツお役立ちサイトです。

ショップでは、安心安全にこだわった農家さんの『無農薬フルーツ』やスーパーに出回ることのない『新品種のフルーツ』など取り揃えています。ご興味があれば見にきて下さい。

→ときわオンライン(ショップ)はこちら

  • この記事を書いた人

ヨシハマ リョウジ

農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」店長
スーパーでは手に入らない『無農薬フルーツ』や『地域オリジナル品種』のフルーツを探し求めて、全国の農家さんに会いにいっています。
夏場は石垣島にある「ときわマンゴー園」で農家として収穫作業。
また、「国産バナナを日本の食卓に広めたい!」という夢があり、石垣島で無農薬バナナを育てています。

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