こんにちは!農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」のヨシハマです。
今回は、家族で11日間にわたって行ってきた九州・中国地方の車中泊旅行の中で、出会った「激甘柑橘」についてご紹介します!特に、山口県の道の駅で出会った「せとみ」と、そのブランド品「ゆめほっぺ」に衝撃を受けました。
車中泊で巡った九州フルーツ旅🚙
春休みにあわせて、家族と一緒に大阪からフェリーで九州入り!
鹿児島→熊本→長崎→佐賀→福岡→山口→島根→鳥取→大阪というルートで道の駅を巡りながら、各地のご当地フルーツを楽しんできました。
各地で出会ったオリジナル品種にも驚きの連続!
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鹿児島県:幻のデコポン系「大将季(だいまさき)」
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佐賀県:愛媛の「甘平」系統の「二重丸(にじゅうまる)」とその分けあり品
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未体験だった柑橘:分担系の「紅まどか」
そして最終的に衝撃を受けたのが、山口県で出会った「せとみ」と「ゆめほっぺ」です。
山口県オリジナルの柑橘「せとみ」とは?
せとみは、清見オレンジと吉浦ポンカンを掛け合わせた山口県のオリジナル品種。
実はこの組み合わせ、デコポン(清見×ポンカン)と兄弟のような関係でもあります。
せとみの特徴はこちら:
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手で簡単に皮がむける
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薄皮ごと食べられるほど中の膜が薄い
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プチプチとした食感が心地よく、甘みがしっかり
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酸味が少なく、甘さが際立つ
これだけでもう、「なんで今まで知らなかったんだろう…!」と思えるほどの衝撃でした。
「ゆめほっぺ」とは?ブランド基準がすごい!
「ゆめほっぺ」とは、せとみの中でも特に基準を満たしたものだけが名乗れるブランド名です。
ゆめほっぺの条件:
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糖度:13.5度以上
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酸度:1.35%以下
この基準を満たしたせとみだけが「ゆめほっぺ」として出荷されます。
つまり、「ゆめほっぺ」=せとみのエリートってわけですね!
実際に食べ比べてみたら…?
今回、せとみとゆめほっぺを実際に食べ比べてみました。
結論から言うと…
「せとみ」の方が甘く感じた!
え?ゆめほっぺの方が糖度が高いんじゃないの?と思われたかもしれませんが、ここが面白いところ。
糖度計で測ってみた結果はこちら👇
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せとみ:15.3度
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ゆめほっぺ:16.9度
ゆめほっぺの方が確かに糖度は高い!でも、「酸味の強さ」が味覚に大きく影響していたんです。
ゆめほっぺは酸味がやや強めだったので、数値以上に「甘さ」を感じにくかったんですね。
逆に、せとみは酸味がほとんどなく、すっきりと甘さが際立っていました。
フルーツの「甘さ」は数字だけじゃない
今回の旅で改めて気づいたのは、
「甘い!」と感じるかどうかは、糖度の高さだけじゃなくて酸味とのバランスが大事
ということ。
糖度が高くても酸味が強ければ「甘さ」が打ち消されてしまうんですね。
だからこそ、「せとみ」は隠れた名品だと思いました。
最後に|動画でも紹介しています!
今回の様子はYouTubeでも紹介しています🎥
実際の糖度を測っている様子や食べ比べの感想もリアルにお伝えしていますので、ぜひご覧ください!
フルーツが好きな方へ
「ときわオンライン」では、全国の農家さんから直送でこだわりのフルーツをお届けしています🍓
今回ご紹介したような、スーパーでは出会えない珍しい品種もたくさん取り扱っていますので、
気になる方はぜひチェックしてみてください。