
こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
八朔大福(はっさく大福)は、八朔の果肉と白あんを、やわらかいおもちで包んだ大福です。八朔の発祥の地といわれる広島県の因島(いんのしま)で生まれた和菓子で、白あんの甘さと、八朔の酸味・ほろ苦さをいっしょに味わえます。
八朔って、そのまま食べると酸味とほろ苦さがしっかりあるじゃないですか。それを白あんの甘さで包んでしまおう、というのは、よく考えたなぁと思います(笑)
実は以前、無農薬の八朔を買ってくださったお客さんのレビューに、こんな一文がありました。
次回は、八朔大福をつくろうかと思っています。
「八朔大福って、家で作れるんや!」と、ちょっと気になっていたんですよね。
そこで今日は、
- 八朔大福とは?どこで生まれた和菓子なのか
- 電子レンジで作る八朔大福の作り方
- おいしく作るコツは、八朔の下ごしらえ
- 八朔大福に向いている八朔
をまとめました。
それでは、いきましょう!
八朔大福とは?八朔発祥の地・因島で生まれた和菓子

まずは、八朔そのもののお話から。
八朔は、江戸時代に広島県因島の「浄土寺(じょうどじ)」というお寺の境内で見つかった柑橘だそうです。
名前の由来は、お寺の和尚さんが「旧暦の8月1日(八朔)ごろには食べられる」と言ったから、と伝えられています。ただ、実際に食べごろになるのは冬から春なので、本当のところは謎のままなんだとか(笑)
いまは和歌山県が日本一の産地で、国内の収穫量の7割ほどを占めているそうです。
八朔大福は、因島大橋の完成をきっかけに生まれた
そんな八朔の発祥の地・因島で生まれたのが、八朔大福です。
広島市の「ひろしまブランド」のページによると、1983年、因島大橋の完成をきっかけに、もち菓子のお店「かしはら」の柏原伸一さんが考案したそうです。
もともとお店の看板商品だった「みかん餅」をもとに、柑橘の実を入れた大福をいくつか考えた、そのうちのひとつが八朔大福だったとのこと。
中身は、生の八朔の果実・白あん・ついたおもち。かしはらさんは、2013年に因島から広島市へお店を移されたそうです。
また、因島には「はっさく屋」というお店もあって、こちらのはっさく大福も、広島の手みやげとして人気なんだそうです。
広島に行く機会があったら、本場の八朔大福を食べ比べてみたいですね。
電子レンジで簡単!家で作る八朔大福の作り方

本場の八朔大福はなかなか買いに行けませんが、実は家でも作れます。
おもち(求肥)は、白玉粉を使えば電子レンジで作れるので、思ったより簡単ですよ。
材料(8個分)
- 八朔:1〜2個(大きめの房を8つ)
- 白あん:200g(市販のものでOK)
- 白玉粉:100g
- 砂糖:30g
- 水:120ml
- 片栗粉:適量(打ち粉用)
作り方
- 八朔の皮をむき、房の薄皮もむいて、果肉を8つ取り出す。キッチンペーパーで水気をふく
- 白あんを8等分(1個25gくらい)して、八朔の果肉を包む
- 耐熱ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、水を少しずつ加えながら、ダマがなくなるまで混ぜる
- ふんわりラップをして、電子レンジ(600W)で1分加熱。水でぬらしたヘラでよく混ぜる
- もう一度1分加熱して混ぜる。透き通ってのびるようになるまで、30秒ずつ様子を見ながら加熱する
- 片栗粉を広げたバットに取り出し、上にも片栗粉をふって8等分する
- 手に片栗粉をつけて生地を広げ、2を包む。とじ目を下にしたら完成
ポイントは、八朔を白あんで包んでから、おもちで包むこと。
八朔の果汁がおもちに直接つくと、ゆるんで包みにくくなるんです。
できあがったら、包丁で半分に切ると、オレンジ色の断面がきれいに見えますよ。
おいしく作るコツは「八朔の下ごしらえ」

八朔大福のおいしさは、八朔の下ごしらえで決まると言ってもいいと思います。
コツ1:薄皮と白いワタは、ていねいに取る
八朔の苦味は、房の薄皮と白いワタに多いです。
大福にするときは、薄皮をしっかりむいて、果肉だけにしてください。苦味がやわらいで、白あんとなじみやすくなります。
八朔の薄皮は少しかためなので、房の背中(外側のカーブ)に切り込みを入れてから開くと、むきやすいですよ。
参考
【参考】八朔のむき方は、こちらで写真つきで書いています。
コツ2:水気をしっかりふく
果肉の水気が残っていると、白あんがゆるんで、包むときにベチャッとしてしまいます。
むいた果肉は、キッチンペーパーの上にしばらく置いておくと安心です。
コツ3:白あんは少なめにして、八朔の酸味をいかす
八朔大福の主役は、やっぱり八朔の酸味。
白あんを多くしすぎると甘さが勝ってしまうので、果肉が少し見えるくらい、薄めに包むのがおすすめです。
個人的には、甘いだけの大福より、「甘い → すっぱい → ほろ苦い」と味が変わっていくほうが、八朔らしくていいなと思っています。
コツ4:作ったその日のうちに食べる
八朔大福は、時間がたつと果汁がしみ出て、おもちがゆるんできます。
かといって冷蔵庫に入れると、今度はおもちがかたくなってしまうので、その日のうちに食べきるのがいちばんです。
八朔大福に向いている八朔は?

八朔大福に使うなら、酸味としっかりした粒感がある八朔が向いています。
白あんの甘さに負けない酸味があるほうが、大福にしたときにメリハリが出るんですよね。
それと、大福に使うのは中の果肉だけ。
なので、皮に傷やシミがある「訳あり」の八朔でも、まったく問題ありません。
まごころ農園の訳あり八朔(和歌山県)

当ショップでお届けしている八朔のひとつが、和歌山県・桃山町のまごころ農園さんの訳あり八朔です。
まごころ農園さんは、収穫した八朔を約1か月、冷暗所で寝かせて、酸味をやわらげてから出荷されています。
腐り止めを使わず、ワックスもかけていないので、寝かせている間もこまめに様子を見ながら管理されているそうです。
皮にはシミや傷がありますが、中の果肉はみずみずしく、八朔らしい酸味とほろ苦さがあります。
まごころ農園の八朔を食べてくださったお客さんからは、こんな声をいただいています。
お客様の声
いつもと違う農園の商品を選んでみたのですが、こちらも大変美味しいです。
瑞々しく、1粒1粒がパンパンに詰まっていて、酸味が強めの昔ながらの「これぞ八朔」という感じです。
届いてから、さっそく何個かいただきましたが、どれもジューシーで甘さとほろ苦さを兼ね備えたとっても美味しいはっさくでした。
なくなったら、また購入したいです。
11月27日に注文して本日1月21日に届きました。一言で言うと待つだけの八朔でした。待った甲斐がありました!みずみずしくて身の一つ一つに弾けんばかりの弾力(表現の仕方が難しい)が有り凄く美味しいです!
皮が分厚いため剥くのに苦労します…
なので我が家では私が剥く担当です(T^T)
又食べ終わる頃に注文させてもらいます!
まごころ農園の訳あり八朔は、毎年1月中旬〜3月上旬ごろのお届けです。5kgと10kgがあります。
ちなみに、冒頭で紹介した「次回は、八朔大福をつくろうかと思っています。」というレビューは、和歌山県のグリーンジャンクションさんの無農薬の八朔を買ってくださったお客さんのものです。皮まで使ってピールやジャムも作りたい方は、こちらもどうぞ。
まとめ:八朔大福は、八朔の酸味を楽しむ和菓子
今日のお話を、まとめますね。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 八朔大福とは | 八朔の果肉と白あんを、おもちで包んだ大福 |
| 生まれた場所 | 八朔の発祥の地・広島県の因島 |
| 考案 | 1983年、因島大橋の完成をきっかけに、もち菓子の「かしはら」が考案 |
| 家で作るなら | 白玉粉100g・砂糖30g・水120mlを電子レンジで加熱して求肥に |
| いちばんのコツ | 薄皮と白いワタを取り、水気をふく |
| 食べごろ | 作ったその日のうちに |
| 向いている八朔 | 酸味がしっかりある八朔。中身しか使わないので訳ありでOK |
八朔は、そのまま食べるだけじゃなく、ジャムやピール、サラダにしてもおいしい柑橘です。
八朔がたくさんあるときは、こちらも参考にしてみてください。
参考
【参考】八朔の旬や、ほかの食べ方については、こちらで書いています。
→ はっさくジャムとマーマレードの違いは?皮まで使う簡単レシピと活用法
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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ショップでは、安心安全にこだわった農家さんの『無農薬フルーツ』やスーパーに出回ることのない『新品種のフルーツ』など取り揃えています。ご興味があれば見にきて下さい。
