
こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
早生みかん(わせみかん)は、10月下旬から12月ごろに出回る温州みかんです。極早生より甘みが増えて酸味が落ち着き、袋が薄くて食べやすい、バランスのいいみかんです。
個人的には、「みかん」と聞いて頭に浮かぶ味は、この早生みかんなんじゃないかなと思っています(笑)
こたつの上にある、あのみかんですね。
でも、
「早生って、なんて読むの?」
「極早生と何が違うの?」
「スーパーのみかんは、早生なの?」
と聞かれると、意外と答えにくいんです。
ということで今日は、
- 早生みかんとは何か(読み方と時期)
- 味の特徴
- 極早生・中生・晩生との違い
- 主な品種と、その生まれ
- 美味しい早生みかんの選び方
をお話ししていきます。
それでは、いきましょう!
早生みかんとは?読み方と時期

「早生」は、「わせ」と読みます。
「そうせい」ではないんですね。
わせは、同じ作物の中で、早い時期に実る品種のことです。
温州みかんは、収穫の時期によって4つに分けられています。
| 分類 | 時期の目安 | 主な品種 |
|---|---|---|
| 極早生(ごくわせ) | 9月下旬〜10月下旬 | 日南1号、上野早生 |
| 早生(わせ) | 10月下旬〜12月 | 宮川早生、興津早生 |
| 中生(なかて) | 11月下旬〜12月下旬 | 南柑20号 |
| 晩生(おくて) | 12月後半〜3月 | 青島温州、十万温州 |
※時期は産地や年によって前後します。
つまり早生みかんは、シーズン2番手のみかんです。
緑が残る極早生が終わるころに出てきて、11月ごろから、お店にオレンジ色のみかんが増えてきます。
参考
早生みかんの味と特徴

早生みかんの特徴は、ひとことで言うと「バランス」です。
愛媛県の資料では、代表品種の宮川早生について、こう紹介されています。
- 極早生に比べて、甘みが増えて、酸味が落ち着く
- 袋の薄さは、温州みかんの中でも一番
- 皮は手で簡単にむける
- 種は、ほとんどない
袋ごと食べても気にならないので、とても食べやすいみかんですね。
以前、愛媛のマルナカ農園の中野さんが、ある年の極早生のことをこう言っていました。
「今年の極早生は甘くて、早生みかんみたい」
これ、おもしろいなあと思って。
極早生を「甘い」とほめるときに、早生が引き合いに出てくるんですよね。
極早生・中生・晩生との違い

では、前後のみかんと比べるとどう違うのか。
味の傾向を、表にしてみました。
| 分類 | 皮の色 | 味の傾向 |
|---|---|---|
| 極早生 | 緑が残る | 爽やかな酸味。すっきり |
| 早生 | オレンジ | 甘みと酸味のバランス型 |
| 中生 | オレンジ | 酸味が少なめで甘みが強い。袋は早生より少し厚い |
| 晩生 | オレンジ | コクがある。貯蔵して甘みが増すものも |
秋から冬に向かって、少しずつ酸味が抜けて、甘みが濃くなっていくイメージです。
9月下旬のみかんと、年が明けた1月中旬のみかんでは、味が全然違うんですよね。
僕は緑が残るみかんも結構好きなんですが、「みかんらしさ」でいえば、やっぱり早生かなと思います。
参考
【参考】極早生について、もっと詳しくはこちらです。
早生みかんの主な品種

早生みかんにも、いくつか品種があります。
| 品種 | 生まれ | 特徴 |
|---|---|---|
| 宮川早生(みやがわわせ) | 福岡県で発見された枝変わり | 早生の代表品種 |
| 興津早生(おきつわせ) | 静岡県の試験場で1940年に誕生 | 宮川早生より実が平たく、熟すのが少し早い |
| 田口早生(たぐちわせ) | 和歌山県で見つかった興津早生の枝変わり | 11月上旬ごろに熟す |
| 小原紅早生(おばらべにわせ) | 香川県で見つかった宮川早生の枝変わり | 皮が濃い紅色 |
宮川早生は、家の庭で見つかった
いちばん有名なのが、宮川早生です。
1910年代に、福岡県の城内村(いまの柳川市)にあった宮川謙吉さんの宅地で、枝変わり(木の一部の枝だけ性質が変わること)として見つかったそうです。
その後、1925年に田中長三郎博士が「宮川早生」と名づけました。
100年以上前に、個人のお宅で見つかった1本の枝が、いまも現役なんですね。
愛媛県では、早生みかんの栽培面積の8割近くを、この宮川早生が占めているそうです。
興津早生は、宮川早生の子ども
興津早生は、1940年に静岡県興津町(いまの静岡市)の農林省園芸試験場で生まれた品種です。
宮川早生に、カラタチの花粉をつけて育てた苗から選ばれたそうです。
宮川早生より実が平たくて、熟すのが1週間ほど早いと言われています。
赤いみかん、小原紅早生
小原紅早生は、1973年に香川県坂出市の農家さんの畑で見つかった、宮川早生の枝変わりです。
皮が濃い紅色をしていて、僕も以前食べてみました。
酸味が少なくて甘い一方で、果汁が多いぶん、僕には少し味が薄く感じられました。
ただ、スーパーでは品種名まで書かれていないことがほとんどです。
「愛媛みかん」「和歌山みかん」のように、産地の名前で売られていることが多いんですね。
11月ごろに並んでいるみかんは、こうした早生の品種が多いと思います。
参考
美味しい早生みかんの選び方

お店で早生みかんを選ぶときは、こんなところを見るとよいと言われています。
- 皮の色が濃くて、張りがある
- ヘタの軸が細くて小さい
- 形がやや平たい
- 手に持ったときに、重みを感じる
ただ、これはあくまで目安です。
個人的には、見た目だけで甘さを当てるのは、果物屋でもなかなか難しいと思っています(笑)
もし食べてみて少し酸っぱかったら、すぐにあきらめず、涼しい場所に数日置いてみてください。
保存するときは、箱に入れっぱなしにせず、風通しのよい涼しい場所に出しておくのが基本です。
参考
早生の時期に届く、当ショップのみかん

最後に、ちょうど早生の時期に収穫が始まる、農家さんのみかんを紹介させてください。
マルナカ農園さんと木下農園さんのみかんは、基本的に早生みかんです。ただ、時期によって入る品種が変わることもあるので、細かい品種名まではお伝えしていません。
ただ、どの農家さんも例年11月ごろにはお届けしています。
年末から年明けにかけて、時期が進むと味も少しずつ変わっていきます。
マルナカ農園(愛媛県八幡浜市)
マルナカ農園さんの訳ありみかんは、見た目で贈答用に出せないみかんです。
皮のキズや色ムラはありますが、中身は通常のみかんと変わりません。
こんな声をいただいています。
お客様の声
「とてもジューシーで、みかん本来のバランスがとれた味で、とっても美味しかったです。ノーワックスに惹かれて購入しましたが、皮も綺麗でした。サイズは様々ですが、どのサイズも変わらない美味しさでした。」
「見た目は皮に斑点がありましたが、食べたら酸味と甘みがバランス良くて美味しくいただきました。」
木下農園(愛媛県西予市)
木下農園さんの畑は、宇和海まで約150メートルです。
農薬は必要最小限にとどめて、収穫後の防腐剤やワックスは使っていません。
さきほどの「置くと甘くなる」の話そのままの声も、いただいています。
お客様の声
「配達が迅速でありがたかったです。 到着1日目に試しに食べた1個はまだ酸味があるものでしたが、数日経過したものは激甘です。外観も目立った傷などは特になく私は気になりませんでした。」
グリーンジャンクション(和歌山県紀の川市)
田村さんが、農薬・除草剤・化学肥料を使わずに育てているみかんです。
防腐剤もワックスも使っていないので、皮まで使えます。
お客様の声
「本当に甘さが強く美味しいです! これが安心して食べられるのが本当に嬉しいです。 また購入したいです。有難うございました。」
まとめ:早生みかんは、みかんらしいバランスの味

| 項目 | 早生みかん |
|---|---|
| 読み方 | わせみかん |
| 時期 | 10月下旬〜12月ごろ |
| 味 | 甘みと酸味のバランス型 |
| 食べやすさ | 袋が薄く、手で皮がむける |
| 主な品種 | 宮川早生、興津早生、田口早生、小原紅早生 |
極早生の爽やかさの次に、バランスの早生が来て、そこからだんだん甘みが濃くなっていく。
みかんは、1シーズンの中でも味がどんどん変わっていく果物です。
ぜひ、時期ごとの味のちがいを楽しんでみてください。
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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