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ルレクチェの値段は1個いくら?相場と高い理由

2026年10月29日

ルレクチェ 値段 吹上農園

こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。

ルレクチェの値段は、通販だと1個あたりおよそ700〜1,800円。2kgの箱(5個前後)で、4,000〜8,000円くらいが目安です。

洋梨1個に1,000円前後と聞くと、ちょっと身構えますよね(笑)

でも、育て方や届くまでの手間を知ると、個人的には「そりゃこの値段になるわ」と納得してしまう果物なんです。

新潟の冬の洋梨、「ルレクチェ」。

「西洋梨の貴婦人」とも呼ばれる、香りのとても華やかな洋梨です。

お歳暮の時期が近づくと、

「ルレクチェって、1個いくらなの?」

「なんでこんなに高いの?」

と気になる方も多いと思います。

今日は、

  • ルレクチェの値段の相場(1箱・1個あたり)
  • なぜルレクチェは高いのか
  • うちで扱っている2つの農家さんのルレクチェ
  • 値段で失敗しない選び方

を、果物屋の目線でまとめました。

それでは、いきましょう!


ルレクチェの値段は、1個あたり約700〜1,800円

ルレクチェ 1個 値段

先に答えをお伝えします。

先に結論

  • ルレクチェの値段は、2kg(5個前後)の箱で、4,000〜8,000円くらい(送料込みのお店が多い)
  • 1個あたりにすると、だいたい700〜1,800円
  • 1玉500g以上の大玉を2玉だけ箱に入れた贈答用は、1個3,000円を超えるものもある
  • 出回るのは11月下旬〜12月の、ひと月ほど

これは、新潟の農家さんの通販サイトなどで、2026年10月28日に僕が見た今シーズンの値段をもとにしています。

お店・商品 値段 1個あたりの目安
新潟の農家さんの通販(贈答用2kg・4〜7個) 5,600円(送料込) 約800〜1,400円
同じ農家さんの家庭用2kg(4〜7個) 5,080円(送料込) 約730〜1,270円
同じ農家さんの贈答用 大玉2玉(1玉500〜600g) 6,120円(送料込) 約3,060円
新潟の物産店(2kg・5個前後・2025年産) 4,000円(送料は別ページ) 約800円

※値段は時期や年によって変わります。

見てのとおり、同じ2kgでも、贈答用か家庭用か、大玉かどうかで値段が変わります。

家庭用は「味は同じで、ちがうのは見た目だけ」と書いているお店もありました。

ちなみに、新潟県では「ル レクチエ」と書くのが正式な表記だそうです。

この記事では、よく使われている「ルレクチェ」で書いていきますね。


ルレクチェが高い4つの理由

ルレクチェ 袋かけ 西村果樹ガーデン

では、なぜルレクチェはこんなに高いのか。

調べてみると、ちゃんと理由がありました。

① 作っている量が、とても少ない

ルレクチェは、国内の約8割が新潟県で作られている洋梨です。

新潟県の資料などによると、生産量は年間2,000トンほどだそうです。

全国でいろんな品種が作られている和梨とくらべると、ほんのわずか。

出回る量が少ないので、そのぶん値段も上がるわけですね。

② 育てるのが難しい

ルレクチェは、病気に弱く、育てるのがとても難しい品種です。

明治36年(1903年)ごろにフランスから新潟に入ってきたそうですが、はじめは育て方が分からず、失敗が続いたんだとか。

新潟の農家さんたちが長い年月をかけて、ようやく育て方を確立したんです。

写真は、新潟・加茂市の西村果樹ガーデンさんの畑。

実をひとつずつ黄色い袋で包んで、キズや虫から守りながら育てています。

この手間が、そのまま値段に表れているんですね。

③ 収穫してから、40日も寝かせる

洋梨は、木になったままでは美味しくならない果物です。

ルレクチェの場合、10月中旬ごろに収穫してから、約40日間ねかせて(追熟させて)、やっと食べ頃になります。

そのあいだ、温度を管理しながら、じっくり待つんです。

収穫してすぐお金になる果物とちがって、40日ぶんの手間と場所がかかるわけですね。

④ 出回るのは、ひと月ほど

そうして食べ頃になったルレクチェが出回るのは、11月下旬から12月の、ひと月ほど。

1年のうち、この時期にしか買えません。

「作る量が少ない × 手間がかかる × 出回る期間が短い」。

この3つがそろっているので、ルレクチェは高級な洋梨になっているんです。

 

参考

【参考】ルレクチェの味や、食べ頃の見分け方は、こちらで詳しく書いています。

→ ルレクチェとは?食べ頃の見分け方と食べ方


うちのルレクチェは、1個あたり約830〜1,800円

ルレクチェ 切り方 吹上農園

さて、うちのショップでも、新潟の2つの農家さんのルレクチェをお届けしています。

正直に書くと、相場とくらべて、うちのルレクチェは少し高めです。

農家さん・内容量 値段(送料込) 1個あたりの目安
吹上農園(佐渡)1.5kg・3〜5玉 5,380円 約1,080〜1,790円
西村果樹ガーデン(加茂市)2kg・5〜7個 7,980円 約1,140〜1,600円
西村果樹ガーデン(加茂市)3kg・9〜12個 9,980円 約830〜1,110円
西村果樹ガーデン(加茂市)4kg・10〜14個 11,980円 約860〜1,200円

※北海道は別途500円、沖縄へはお届けできません。

では、その少しの差は、どこから来ているのか。

それぞれの農家さんのルレクチェを紹介しますね。

吹上農園さん:食べ頃の9割まで、産地で仕上げて届ける

吹上農園さんは、新潟・佐渡島の羽茂(はもち)という地域の農園です。

トキがくらす佐渡島で、米ぬかの堆肥を使ってルレクチェを育てています。

新潟県の果樹品評会では、吹上農園さんのルレクチェが平成16年度に「最優秀賞」、平成29年度に「最優良賞」をとっているそうです。

そして、僕がいちばんいいなと思っているのが、届け方です。

ルレクチェは、食べ頃の見きわめがとても難しい果物です。

早すぎると硬く、置きすぎると傷んでしまう。

そこで吹上農園さんは、産地で9割ほど追熟させてから出荷しています。

箱の中には、追熟の目安の色や、保存のしかたの案内も入っています。

「高いのに、硬くて美味しくなかった」という失敗をさせないための、ひと手間なんですね。

ルレクチェ 1.5kg 吹上農園 箱

1個ずつネットに包まれて、白い箱に入って届きます。

実際に、吹上農園さんのルレクチェを買ってくださったお客様から、こんなレビューをいただいています。

佐渡島に旅行に行って、特産だとしりましたが、旅行の時は、販売されてなく、ネットで購入しました。柔らかい食感で、とても食べやすかったです。機会がありましたら、また購入したいと思います。

佐渡の特産なのに、旅行の時期には出回っていない。

ルレクチェの「旬の短さ」がよく分かるレビューですね(笑)

→ 吹上農園のルレクチェ(1.5kg)はこちら

西村果樹ガーデンさん:農薬を半分以下にした、黒酢ミネラル栽培

西村果樹ガーデン 西村さん ルレクチェ

西村果樹ガーデンさんは、新潟・加茂市の果樹園です。

園主の西村一幸さんで5代目。

僕も2023年に畑へお邪魔したことがあるんですが、とにかく元気な方です。

お米の話を始めると、こだわりの話が止まらなくなります(笑)

西村さんのところでは、黒酢やヨーグルトを肥料に混ぜる「黒酢ミネラル栽培」をしています。

木の力を高めることで、農薬を、決められた量の半分以下に減らしているそうです。

始めたころは全然うまくいかず、虫や病気で収穫量がガクッと減ったこともあったんだとか。

それでも、もう20年以上この育て方を続けているそうです。

ルレクチェ 化粧箱 西村果樹ガーデン

ルレクチェは、この化粧箱に入って届きます。

贈り物にもしやすいので、お歳暮で選ばれる方も多いですね。

毎年ルレクチェを食べているというお客様から、こんなレビューをいただきました。

毎年、ルレクチェを食べていますが、今回が一番美味しかったです。色々肥料などにもこだわられているようで来シーズンも楽しみにしています。

毎年食べている方に「一番美味しかった」と言ってもらえるのは、本当にうれしいです。

→ 西村果樹ガーデンのルレクチェ(2kg)はこちら

→ 西村果樹ガーデンのルレクチェ(3kg)はこちら

→ 西村果樹ガーデンのルレクチェ(4kg)はこちら

 


値段で失敗しない、ルレクチェの選び方

ルレクチェ 選び方

最後に、値段で失敗しないための選び方をまとめておきます。

選び方のコツ

  • はじめて食べるなら:少なめの箱で、まず味を知る(1.5kg・2kgなど)
  • 贈り物にするなら:化粧箱や、見た目のきれいな贈答用を選ぶ
  • 家族でたっぷり食べるなら:3kg・4kgのほうが、1個あたりは安くなる
  • 1個あたりの値段は「箱の値段 ÷ 個数」で比べる。送料込みかどうかも見ておく

1人1個で、ちょうど満足

ルレクチェは、1個が300〜400gくらいある大きな洋梨です。

1個を切り分ければ、2〜3人で楽しめるくらい。

家族4人なら、2kg(5〜7個)で何日かに分けて楽しめる量ですね。

届いたら、冷蔵庫に入れない

せっかくの高い果物なので、ここだけは気をつけてください。

ルレクチェは、届いてからも追熟が進む果物です。

吹上農園さんの案内によると、10〜20度くらいの場所に置くのがよくて、冷蔵庫は乾燥するので入れないほうがいいそうです。

全体が黄色くなって、甘い香りがしてきたら食べ頃。

食べる1〜2時間前に冷やすと、美味しくいただけます。

 

参考

【参考】届いた洋梨の追熟のやり方や、食べ頃の見分け方は、こちらで詳しく書いています。

→ 洋梨の食べ頃の見分け方!追熟のコツと切り方

出回るのは、だいたい12月中旬ごろまで

うちで扱っている2つの農家さんは、例年11月下旬から出荷して、12月中旬ごろで終わることが多いです。

……と言いつつ、西村果樹ガーデンさんのルレクチェは、年によっては年明けまであることも。

去年は、なんと2月上旬まであったそうです(笑)

なので、運がよければ、クリスマスや年末年始のテーブルにルレクチェ、なんてことも。

ただ、こればっかりはその年の実り次第なんですよね。

お歳暮や年末の贈り物に確実に使いたい方は、早めにご用意しておくと安心です。


まとめ:1個1,000円前後は、40日の手間の値段

今日のお話を、まとめますね。

  • ルレクチェの値段は、1個あたり約700〜1,800円。2kgの箱で4,000〜8,000円くらい
  • 大玉を2玉だけ入れた贈答用は、1個3,000円を超えるものもある
  • 高い理由は、作る量が少ない・育てるのが難しい・40日の追熟・出回るのはひと月ほど
  • 選ぶときは「箱の値段 ÷ 個数」と、送料込みかどうかで比べる
  • 届いたら冷蔵庫に入れず、10〜20度くらいの場所で追熟させる

個人的には、ルレクチェの値段は「果物の値段」というより、農家さんが1年と40日かけた手間の値段だと思っています。

そう思って食べると、あの香りがまた特別に感じられるんですよね。

1年のうち、ほんの短いあいだしか出会えない、冬の洋梨。

今年の冬は、ぜひ一度味わってみてください。


本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!

このサイトは、農家直送のフルーツショップ「ときわオンライン」が運営する、フルーツお役立ちサイトです。

ショップでは、安心安全にこだわった農家さんの『無農薬フルーツ』やスーパーに出回ることのない『新品種のフルーツ』など取り揃えています。ご興味があれば見にきて下さい。

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  • この記事を書いた人

ヨシハマ リョウジ

農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」店長
スーパーでは手に入らない『無農薬フルーツ』や『地域オリジナル品種』のフルーツを探し求めて、全国の農家さんに会いにいっています。
夏場は石垣島にある「ときわマンゴー園」で農家として収穫作業。
また、「国産バナナを日本の食卓に広めたい!」という夢があり、石垣島で無農薬バナナを育てています。

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