
こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
干し柿は、1個ずつラップで包んで保存袋に入れ、冷蔵か冷凍で保存するのが基本です。日持ちの目安は、常温で2〜3日、冷蔵で1週間〜1か月、冷凍なら半年〜1年ほどです。
干し柿の季節がやってきました。
我が家は毎年のように干し柿を作っていて、去年は友人から渋柿を100個もいただいて、次男と一緒に干し柿を作りました(笑)
干し柿がたくさんあると、気になるのが保存のしかたですよね。
- 干し柿は、常温で置いておいていいの?
- 冷蔵庫に入れたら、かたくなった……
- 冷凍はできるの?
- あんぽ柿も、同じ保存のしかたでいいの?
今日は、こんな疑問について、干し柿の産地のJAなどの情報をもとにまとめました。
それでは、いきましょう!
干し柿の保存方法と日持ちの目安

先に、ポイントをまとめますね。
先に結論
- 干し柿は暖かいところが苦手。すぐに食べないなら冷蔵
- 冷蔵・冷凍するときは、1個ずつラップで包んで、保存袋で空気を抜く
- 長く保存するなら冷凍。カチカチには凍りにくい
- あんぽ柿は常温に置かず、冷蔵か冷凍
- お店で買ったものは、袋の表示にしたがう
日持ちの目安は、産地のJAによってこんな感じです。
| 保存のしかた | 日持ちの目安 | やり方 |
|---|---|---|
| 常温 | 2〜3日ほど | 1個ずつ紙で包み、涼しく風通しのよい場所へ |
| 冷蔵 | 1週間〜1か月ほど | 1個ずつラップで包み、保存袋に入れて野菜室へ |
| 冷凍 | 半年〜1年ほど | 1個ずつラップで包み、保存袋で空気を抜いて冷凍庫へ |
※JAフルーツ山梨・JAふくしま未来の公式通販サイトの情報より。開封後や、手作りの干し柿の目安です。
※お店で買った未開封の干し柿は、袋に書いてある賞味期限と保存方法にしたがってくださいね。
常温で保存するときは「短く・涼しく」

干し柿は、もともと保存食として作られてきたものです。
なので、常温でも置いておけるんですが、暖かい部屋は苦手なんです。
暖かいと、白い粉が溶けてベタベタに
干し柿の表面の白い粉は、カビではなく、糖(ブドウ糖)が結晶になったものです。
この白い粉は、15℃を超えるような暖かいところや、直射日光の当たるところに置くと、溶けてベタベタになってしまいます。
市田柿の産地・長野のJAみなみ信州では、これを「もどり」と呼んでいるそうです。
もどってしまった干し柿も、食べることはできるそうです。
ただ、表面の水分が増えるので、カビが出やすくなるとのこと。
常温なら、紙で包んで涼しい場所へ
常温で置いておくなら、
- 1個ずつ紙で包む
- 涼しくて風通しのよい場所に置く
- ビニール袋に直接入れない(湯気や湿気がこもってカビやすい)
がポイントです。
暖房の効いた部屋に置くのは避けて、2〜3日で食べきれないなら冷蔵庫へ移しましょう。
冷蔵で保存するときは「乾燥」に注意

すぐに食べないなら、冷蔵庫で保存するのが安心です。
ただ、冷蔵庫の中は乾燥しやすいので、そのまま入れると干し柿がかたくなってしまいます。
冷蔵保存のやり方
- 干し柿を1個ずつラップで包む
- 保存袋(ジッパー付きの袋など)に入れて、空気をできるだけ抜く
- 冷蔵庫の野菜室に入れる
野菜室は、冷蔵室より温度が少し高めなので、かたくなりにくいそうです。
それから、干し柿は上から重ねて押しつぶさないようにしてください。
つぶれると傷みやすくなるので、袋の中でもなるべく重ねずに並べておくのが安心です。
干し柿は、ほかの食べもののにおいも移りやすいので、しっかり包んでおくのが安心ですね。
長く保存するなら冷凍がおすすめ

1か月以上置いておきたいときは、冷凍がおすすめです。
冷凍保存のやり方
- 干し柿を1個ずつラップで包む
- 保存袋に入れて、空気をしっかり抜く
- 冷凍庫に入れる(半年〜1年ほどが目安)
干し柿は糖分が多いので、カチカチには凍りにくいそうです。
解凍は「冷蔵庫でゆっくり」
食べるときは、前の日に冷蔵庫へ移して、ゆっくり解凍するのがおすすめだそうです。
常温や電子レンジで急に解凍すると、水分が出てべちゃっとしやすく、白い粉も溶けやすいとのこと。
冷蔵庫でゆっくり戻すと、冷凍する前の状態に近くなるそうです。
半解凍で、シャーベットのように
ちなみに、凍ったままの干し柿を電子レンジで15〜20秒ほど温めて、半解凍にすると、シャーベットのように食べられる、という食べ方も紹介されていました。
ひんやり、ねっとり。
これはちょっと試してみたくなりますね。
あんぽ柿は「常温に置かない」

あんぽ柿は、干し柿のなかでも、水分を多めに残してやわらかく仕上げた干し柿です。
| 比べること | 干し柿(ころ柿など) | あんぽ柿 |
|---|---|---|
| 水分 | 25〜30%前後 | 50%前後 |
| 食感 | ねっとり、しっかり | とろっと、ゼリーのよう |
| 保存 | 涼しければ常温でも短期間なら | 冷蔵か冷凍 |
※水分は、農林水産省の地理的表示(GI)の資料などより
水分が多いぶん、干し柿よりもカビやすく、傷みやすいんです。
あんぽ柿の産地・福島のJAふくしま未来でも、あんぽ柿は常温での保存はおすすめせず、冷蔵か冷凍としていました。
- 冷蔵:1個ずつキッチンペーパーなどで包み、保存袋や容器に入れる
- 冷凍:干し柿と同じように1個ずつ包み、空気を抜いて冷凍。横向きに置いて凍らせるとよいそうです
お店で買ったあんぽ柿は、袋に書いてある賞味期限と保存方法を確認してくださいね。
写真は、山梨の秋山農園さんのあんぽ柿です。
参考
【参考】あんぽ柿と干し柿の違いは、こちらで詳しく書いています。
手作りの干し柿は、できあがったら冷蔵か冷凍へ

家で干し柿を作ったときも、できあがったら冷蔵か冷凍で保存するのが安心です。
我が家では、皮をむいた柿を紐にくくりつけて、沸騰したお湯にさっとくぐらせてから干しています。
取り込むタイミングの目安
市田柿の産地では、
- 重さが、干しはじめの35%くらいになった
- 表面に、うっすら縦ジワが出てきた
- 中の実が、羊かんのように固まってきた
というころが、干し終わりの目安とされているそうです。
これは産地の基準なので、家で作るときは、好みのかたさになったら取り込むくらいでいいと思います。
やわらかめに仕上げた干し柿は、あんぽ柿と同じように傷みやすいので、早めに冷蔵・冷凍してくださいね。
参考
【参考】干し柿の作り方は、こちらで詳しく書いています。
保存中に「あれ?」と思ったら

最後に、保存中によくある疑問をまとめます。
| こんなとき | どういうこと? |
|---|---|
| 白い粉がふいている | 糖(ブドウ糖)の結晶。「柿霜(しそう)」とも呼ばれ、食べられる |
| 白い粉が溶けてベタベタ | 暖かいところに置いて糖が溶けた「もどり」。食べられるが、カビが出やすくなるので早めに |
| 黒い点がある | 柿の渋の成分(タンニン)が変化したもので、カビではないとされている |
| かたくなった | 乾燥が進んだもの。料理に使える |
| 青・緑・黒のふわふわ、いやなにおい | カビの可能性。食べずに処分 |
かたくなった干し柿は、料理に
かたくなってしまった干し柿は、刻んでサラダにのせたり、なますにしたり、天ぷらにしたりと、料理に使う方法が紹介されていました。
クリームチーズと合わせるのもおすすめです。
カビかも?と思ったら食べない
白い粉とカビは、見た目が似ていることがあります。
ふわふわした綿のようなもの、青・緑・黒っぽいもの、いやなにおいがしたら、カビの可能性があります。
迷ったときは、もったいないですが、食べずに処分してくださいね。
参考
【参考】白い粉とカビの見分け方は、こちらで詳しく書いています。
【参考】干し柿とクリームチーズの食べ方は、こちらです。
まとめ:干し柿は「1個ずつ包んで、冷蔵か冷凍」
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 常温 | 2〜3日ほど。紙で包んで涼しい場所へ。暖かい部屋はNG |
| 冷蔵 | 1週間〜1か月ほど。1個ずつラップ+保存袋で野菜室へ |
| 冷凍 | 半年〜1年ほど。解凍は冷蔵庫でゆっくり |
| あんぽ柿 | 水分が多くカビやすいので、冷蔵か冷凍 |
| 白い粉 | 糖の結晶で食べられる。暖かいと溶ける |
| 市販品 | 袋の表示にしたがう |
干し柿は、ひと手間かけて保存すれば、長く楽しめます。
たくさん手に入ったときは、ぜひ冷凍もうまく使ってみてください。
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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