
こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
柿を食べたあとに、
「なんだか口の中がイガイガする……」
「これって、柿アレルギー?」
と気になったことはありませんか?
それから、りんごやももでアレルギーが出る方からは、
「柿もバラ科だから、ダメなのかな?」
という声も聞きます。
僕はお医者さんではないので、今回はアレルギーの専門の先生が監修した情報や、論文の報告を調べて、果物屋の目線でまとめてみました。
- 柿にもアレルギーはある?
- 柿アレルギーの症状
- 「口がしぶい」はアレルギーじゃないかも
- 柿はバラ科?
- 心配なときの食べ方と相談先
の順番でお話ししますね。
それでは、いきましょう!
柿にもアレルギーはある?

結論から言うと、柿にもアレルギーはあります。
ただ、りんごやもも、キウイなどに比べると、報告はかなり少ないようです。
海外の論文でも、「柿のアレルギー反応の報告は、数えるほどしかない」と書かれていました。
先に結論
- 柿にもアレルギーはある。ただし、報告は少ない
- 多いのは口やのどのかゆみ・腫れ。まれに、顔の腫れや息苦しさも
- 「口がしぶい・ざらつく」のは、渋みのことが多い
- 柿はバラ科ではなく、カキノキ科
- 症状が出たら食べるのをやめて、お医者さんに相談
柿アレルギーの症状

果物のアレルギーでよくあるのが、「口腔アレルギー症候群」と呼ばれるものです。
アレルギーの専門の先生が監修した情報によると、果物などを食べたあとに、唇や口の中、のどに、かゆみや違和感、腫れが出るものだそうです。
柿の場合も、報告されている症状はこんな感じです。
| 出るところ | 症状 |
|---|---|
| 口・のど | かゆみ、イガイガ、腫れ |
| 皮膚 | じんましん、赤み、かゆみ |
| 顔 | まぶたや顔の腫れ |
| 呼吸 | 息苦しさ(まれ) |
海外では、柿を食べて15分ほどで顔が腫れ、息苦しくなったという報告もありました。
数は少ないとはいえ、強い症状が出ることもある、ということですね。
すぐに病院へ行ってほしいとき
- 息苦しい、ゼーゼーする
- 全身にじんましんが広がる
- 顔やのどが大きく腫れる
- ぐったりする、意識がぼんやりする
こんなときは、迷わず救急車を呼ぶか、すぐに受診してください。
「口がしぶい・ざらつく」はアレルギーじゃないかも

ここは、果物屋としてお伝えしたいところです。
柿を食べて「口がイガイガする」というとき、渋みのことも多いんです。
柿の渋みのもとは、タンニンという成分。
渋がしっかり抜けていない柿を食べると、口の中がしぶーく、ざらざらした感じになります。
| 見分け方 | 渋み | アレルギー |
|---|---|---|
| 感じ方 | しぶい、ざらつく、口がキュッとする | かゆい、ピリピリ、腫れる |
| 時間 | 食べているあいだ。すぐおさまる | 食べたあとに出て、続くことがある |
| ほかの症状 | ない | じんましん、顔の腫れなど |
渋みなら、ちゃんと渋の抜けた柿を食べれば大丈夫です。
逆に、かゆみや腫れがあるときは、アレルギーを疑って、食べるのをやめてくださいね。
参考
【参考】柿の渋の抜き方は、こちらで詳しく書いています。
柿はバラ科?

「りんごやももでアレルギーが出るから、柿も心配……」
という方、けっこういらっしゃると思います。
りんご・もも・さくらんぼ・梨・いちごなどは、バラ科の果物です。
柿はバラ科ではなく、「カキノキ科」の果物なんです。
なので、バラ科の果物と、柿は、別のグループということになります。
ただし「科がちがうから大丈夫」とは言い切れない
果物のアレルギーは、花粉のアレルギーと関係していることが多いそうです。
花粉のたんぱく質と、果物のたんぱく質の形が似ていると、花粉症の人が果物を食べたときにも症状が出ることがあるんだとか。
海外の研究では、柿のアレルギーの原因として、シラカバの花粉の仲間のたんぱく質などが候補にあげられていました。
つまり、バラ科ではなくても、花粉症の方や、ほかの果物でアレルギーが出る方は、柿でも症状が出る可能性はあるということですね。
心配な方は、自己判断せずに、お医者さんに相談するのが安心です。
心配なときの食べ方と、相談先

はじめては、少しだけ
はじめて柿を食べる小さなお子さんや、ほかの果物でアレルギーが出たことがある方は、少しだけ食べて、様子を見るのが安心です。
加熱すると、症状が出にくいことも
口腔アレルギー症候群の原因になるたんぱく質は、熱に弱いものが多いそうです。
アレルギーの専門の先生が監修した情報でも、よく加熱すれば症状が起きにくい、と紹介されていました。
ただし、果物のアレルギーには、加熱しても強い症状が出るタイプもあるとのこと。
自分で「加熱したから大丈夫」と判断せずに、まずはお医者さんに相談してくださいね。
相談先は「アレルギー科」
口の中に違和感がある、症状がくり返し出る、という場合は、食物アレルギーにくわしいお医者さんがいる病院(アレルギー科など)に相談するのがおすすめです。
いつ、どの柿を、どれくらい食べて、どんな症状が出たか。
メモしておくと、相談するときに役立ちますよ。
参考
【参考】柿の食べ過ぎで起きる「柿胃石」の話は、こちらです。
【参考】キウイのアレルギーと「ピリピリ」の見分け方は、こちらで書いています。
まとめ:柿アレルギーは「少ないけど、ある」
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 柿にアレルギーはある? | ある。ただし報告は少ない |
| 主な症状 | 口やのどのかゆみ・腫れ。まれに顔の腫れや息苦しさ |
| 口がしぶい・ざらつく | 渋み(タンニン)のことが多い |
| バラ科? | カキノキ科。ただし花粉症の方は症状が出ることも |
| 加熱すれば? | 出にくいこともあるが、自己判断はしない |
| 症状が出たら | 食べるのをやめて、アレルギー科に相談。強い症状はすぐ受診 |
柿は、秋から冬にかけての、おいしい果物です。
心配な方は、お医者さんに相談しながら、安心して楽しんでくださいね。
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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