
こんにちは。ときわオンラインのヨシハマです。
先日、山梨県の勝沼に、ぶどうの直売所めぐりに行ってきました。
YouTubeの撮影も兼ねて、いろんな品種のぶどうを食べ比べて、ぶどうの勉強をしてこようと思いまして。
実は以前、長野でも同じように直売所をまわって、ぶどうの食べ比べをしたことがあるんです。
これが自分でもすごく楽しくて、しかもYouTubeに投稿してみると、結構見てもらえているんですよ。
「ぶどうにどんな品種があるのか、興味がある方って多いんだな」と思いまして。
それなら今回は、ぶどうの生産量日本一の山梨県に行ってみよう!ということで、行ってきました。
※【参考】長野の直売所で食べ比べをしたときの記事はこちらです。
この記事では、勝沼で出会った中から、特に印象に残った3つの品種をご紹介します。
- 蜂蜜みたいに甘い「シャインローズ」
- 噛んだ瞬間に果汁がはじける「紅伊豆」
- ピンポン玉サイズの黒ぶどう「甲斐キング」
この日の様子は、YouTubeの動画にもしています。
直売所の雰囲気や、ぶどうの大きさは、動画のほうが伝わると思います。
それでは、いきましょう!
勝沼は、ぶどう直売所が100メートルおきに並ぶ町

山梨の中でも、勝沼はぶどう農園がとにかく多いところです。
まずびっくりしたのが、直売所の多さでした。
勝沼のメインの道路に入ると、本当に100メートル間隔くらいで、直売所がずらーっと並んでいるんです。
多すぎて、どこに入ればいいのか分からないくらい(笑)
さすが日本一だなと思いました。
で、これは困ったなと思って、最初に入った直売所で聞いてみたんです。
「品種をたくさん持っている農家さんって、どこですか?」
そうしたら、「久保田園さんがすごく持ってるよ」と教えてくれまして。
あとで調べてみると、久保田園さんは40種類以上のぶどうを育てているそうです。
地元の方に聞いて大正解でした(笑)
蜂蜜みたいに甘い「シャインローズ」(久保田園オリジナル)

久保田園さんで出会ったのが、「プレコッチローズ」というぶどうです。
赤系のぶどうなんですが、これがめちゃくちゃ甘くて驚きました。
直売所の方がいろいろ説明してくださって、これがまた勉強になったんです。
このプレコッチローズ、もとは久保田園さんが「シャインローズ」という名前で出しているぶどうなんだそうです。
ただシャインローズは栽培がちょっと難しくて、なかなか色づきが出ないことがあるみたいなんですね。
色づきが悪いと、糖度も若干下がるんだとか。
そういう「シャインローズになりきれなかったもの」を、訳ありとして出しているのが、プレコッチローズなんだそうです。
それでも食べてみると、本当にめちゃめちゃ甘いんですよ。

特別に食べさせてもらった「シャインローズ」
すると、「こっちはシャインローズに近いですよ」と、きれいに色づいたものを裏から出してきてくれたんです。
販売はしていなかったんですが、特別に食べさせてもらいました。
これがもう、蜂蜜を食べているみたいな甘さ。
皮は薄くて、皮ごと食べられます。
調べてみると、シャインローズは、シャインマスカットと「紅バラード」という赤いぶどうを掛け合わせて、久保田園さんが作ったオリジナル品種なんだそうです。
つまり、シャインマスカットの子どもなんですね。
どうりで甘いわけです。
ちなみに紅バラードは、以前長野で食べ比べをしたときにも食べた品種なんです。
こんなところでつながるとは(笑)
これも「赤いシャインマスカット」と言っていい
いま「赤いシャインマスカット」と呼ばれているぶどうといえば、山梨ならサンシャインレッド、長野ならクイーンルージュですよね。
シャインローズは、果肉の硬さがちょっとシャインマスカットっぽくはないんですが、甘さと皮の薄さでいえば、「赤いシャインマスカット」と言っていいんじゃないかと思うくらいでした。
あくまで僕の感想ですが、甘さでいえば、シャインマスカットやサンシャインレッドより甘かったです。
「これ、どうにかときわオンラインで販売させてもらえないかな…」と、本気で思ったくらいです(笑)
※【参考】「赤いシャインマスカット」と呼ばれる2つの品種の違いは、こちらで比べています。
→ どっちが赤いシャインマスカット?「クイーンルージュ」VS「サンシャインレッド」
噛んだ瞬間に果汁がはじける「紅伊豆」

次は、衝撃的に美味しかったぶどうです。
これも赤系のぶどうで、「紅伊豆(べにいず)」という品種。
「紅」に、伊豆半島の「伊豆」と書いて、紅伊豆です。
たまたま入った直売所で、「紅伊豆って何ですか?」と聞いたら、「ちょっと食べてみー」と試食させてもらったんです。
これが、めちゃくちゃ美味しくて。
巨峰やピオーネもそうなんですが、外の薄い皮と実のあいだに、果汁がたっぷり入っているんですよね。
黒ぶどう系って、だいたいそうじゃないですか。
マスカット系とちょっと違うのは、皮のすぐ内側に水分がたっぷりあって、その果汁がめちゃくちゃ甘いところ。
僕はそういうイメージを持っているんですが、紅伊豆もまさにそれでした。
噛んだ瞬間に、果汁がバッとはじけて、口の中にドバッと入ってくるんです。
しかも果肉が、ちょっとゼリーっぽいんですよ。
スチューベンやナイアガラみたいな、あのプルプルとした食感に似ています。
調べてみると紅伊豆は、ピオーネの生みの親として知られる井川秀雄さんが育てた「紅富士」というぶどうから、枝変わりで生まれた品種なんだそうです。
糖度は18〜20度にもなるんだとか。
そりゃ衝撃を受けるわけです(笑)
何も買わずに、ぶどうをもらってしまいました

で、「これ、買って帰りたいんですけど」と言ったら、園主さんが「これ形悪いやつだから、もらっていき」と。
何も買わずに試食だけして、訳ありのぶどうをいただいてしまいました(笑)
なんて優しいんだと思いましたね。
山梨の人、基本的にめちゃくちゃ優しいです。
「これ食べ、これ食べ」と、試食もすごく多いんですよ。
「キング」の名にふさわしい「甲斐キング」

いろんな品種を食べたので、ここでは紹介しきれないんですが、もう一つだけ。
「甲斐キング」という黒ぶどうです。
とにかく粒が大きいんです。
巨峰より大きくて、本当にピンポン玉くらいあります。
しかも皮がめちゃくちゃ薄いんです。
黒ぶどうって、皮に少し渋みが残っていたりしますよね。
でも甲斐キングは、その渋みが全然ないんです。
皮を指でグッと押すと、実だけがプルッと取れて、スルッと口の中に入ってきます。
ただ皮がすごく薄いので、「これ、皮ごといけるな」と思って、僕は皮ごと食べました。
甘さは、「すごく甘い!」というタイプではないんです。
すっきりしていて、すごく食べやすい。
果汁が多いので最初のインパクトがすごくて、ぶどうらしい濃い味もしっかりします。
もとの名前は「ブラックキング」

品種名に「キング」を付けるって、相当ですよね(笑)
でも食べてみると、「たしかにキングにふさわしいな」と思いました。
調べてみると甲斐キングは、山梨県が開発したオリジナル品種で、もともとは「ブラックキング」という名前だったそうです。
海外でのブランド戦略のために、「甲斐キング」に名前が変わったんだとか。
名前が変わっても、「キング」だけは譲らなかったわけですね(笑)
他にも、藤稔(ふじみのり)や、「ブラックシャインマスカット」とも呼ばれる富士の輝(ふじのかがやき)なども食べたんですが、特に印象に残ったのはこの3つでした。
ぶどうの食べ比べは、家族で楽しめるエンターテインメント

スーパーに並んでいるぶどうは、ほんの一部なんです。
「ぶどうって、こんなにたくさん品種があるんだ」ということを、意外と知らない方も多いと思います。
勝沼なら、100メートルごとくらいに直売所があるので、歩いてまわれます。
ちょっと試食して、気に入ったものがあったら買ってみる。
珍しい品種もたくさん食べられるので、これが本当に楽しいんです。
家族で行っても、きっと楽しめると思いますよ。
この日の様子は、記事の最初に貼った動画でも見ていただけます。
ときわオンラインの「ちょっと珍しい」ぶどう

正直に言うと、ときわオンラインで扱っているぶどうは品種が多くなくて、珍しいものはあまりありません。
それでも、「ちょっと珍しい」と言えるぶどうが2つあります。
どちらも山梨・南アルプス市の秋山農園さんのぶどうです。
赤いシャインマスカット「サンシャインレッド」(訳あり)
さきほど話に出た「赤いシャインマスカット」と呼ばれている、サンシャインレッドです。
山梨県がオリジナルで作った、まだ生まれたての新しい品種なんです。
ただ、栽培がちょっと難しくて、なかなかきれいに色がつかないらしいんですね。
しっかり色をつける栽培技術が、まだ確立されていないんでしょうね。
そのため色づきが悪いものが出てくるので、ときわオンラインではそれを「訳あり」として扱っています。
赤いマスカット「甲斐路」

「赤いマスカット」と呼ばれている甲斐路(かいじ)は、山梨生まれのぶどうで、今も全国の8割以上が山梨で作られています。
すごく人気のある品種なんですが、栽培が難しいということで、作る農家さんがかなり少なくなってきています。
甲斐路とシャインマスカットのセット
甲斐路とシャインマスカットの両方が入った、抱き合わせのセットもあります。
甲斐路も食べられて、シャインマスカットも食べられて、味比べもできる。
勝沼まではなかなか行けないという方は、ご自宅でぶどうの食べ比べ、いかがでしょうか。
※【参考】秋山農園さんのことは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
→ 秋山農園さん(山梨)消えゆく甲斐路と、生まれたての赤いぶどう
まとめ

今日は、山梨・勝沼のぶどう直売所めぐりでの食べ比べをご紹介しました。
- 勝沼は、ぶどうの直売所が100メートルおきに並ぶ町
- 「シャインローズ」は、シャインマスカットと紅バラードから生まれた久保田園オリジナルの赤いぶどう
- 「紅伊豆」は、果汁がはじけるゼリーのような食感の赤いぶどう
- 「甲斐キング」は、ピンポン玉サイズで皮まで食べられる山梨県オリジナルの黒ぶどう
- ときわオンラインでは、秋山農園のサンシャインレッド(訳あり)・甲斐路・甲斐路とシャインマスカットのセットを扱っています
スーパーでは出会えないぶどうが、勝沼にはたくさんありました。
ぶどうの季節に、ぜひ一度食べ比べを楽しんでみてください。
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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