柿の栄養素についてまとめました。
この記事で読んでわかること
「柿を食べるとこんな効果が期待できるのか!」
「こういう時は柿を食べよう」
といった、柿の栄養について詳しくなります。
柿をスーパーで購入する時の判断基準にもなるかと思います。
『柿が赤くなれば、医者が青くなる。』
という言葉を聞いたことがあると思いますが、どういうことなのでしょうか?
柿には栄養が豊富に含まれているのだろう、と想像できますが
実際にどんな栄養素が含まれていて、このような言葉が生まれたのでしょうか?
柿は女性に嬉しいフルーツ
結論から言うと、
柿は主にビタミンC、食物繊維、βカロテン、タンニン、が含まれています。
その中でも他のフルーツに比べて多く含まれているのが「ビタミンC」と「食物繊維」です。
どんな人が食べると嬉しいのか?というと
「女性に嬉しいフルーツ」ですね。
一つづつ解説していきます。
お肌にいい!『ビタミンC』
ビタミンCは、ご存知の通り、美容効果に期待できる栄養素ですよね。
抗酸化作用があり、コラーゲンの生成を助けてくれたり、メラニンの生成を抑制してくれるので、シミやソバカス対策に期待できます。
フルーツの中でビタミンCが多く含まれているのは「キウイ」だということをご存知だと思いますが、キウイはみかんの2倍のビタミンCが含まれています。
柿はそのキウイ(緑系のキウイ)と同じくらいビタミンCが含まれているんです。
(キウイは品種によってもビタミンC含有量が変わります。緑系より、ゴールドなどの黄色系の方が多く含まれています)
100gあたりビタミンCの含有量は
キウイ(緑系)→69g 柿→70mgとなっています。
厚生労働省が発表している1日のビタミンCの推奨摂取量は100mgなので、柿を1個食べると1日のビタミンCは補える。ってことなんです。
柿は女性に嬉しいフルーツですね。
腸内環境を整える!『食物繊維』
柿はフルーツの中でもトップクラスに食物繊維を含んでいます。
食物繊維はご存知の通り”整腸作用”があり、”便通”を助けてくれますよね。
腸内環境が良くなると、お肌の調子がよくなる。とも言われていますし、女性は便秘がちの方が多いので、積極的に摂取したい栄養素ですね。
また、食物繊維はコレステロールの吸収を抑えてくれたり、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるといわれています。
肥満がちの方、血糖値が気になる方も積極的に摂取したい栄養素です。
柿以上に食物繊維を含んでいる果物といえば、「かりん」「栗」「アボカド」「マルメロ」なんですが、一般的に食べるフルーツとしては「柿」が食物繊維を摂取しやすい1番のフルーツなのかな?と思っています。
柿を食べて、健康な身体に作っていきましょう。
抗酸化作用の『βカロテン』『タンニン』
抗酸化作用のβカロテンを多く含んでいる「赤肉のメロン」「あんず」「パッションフルーツ」ほどではありませんが、柿もβカロテンを多く含んでいるフルーツです。
また、柿はポリフェノールの一種『タンニン』を多く含んでいます。
渋柿は、このタンニンがあるので、渋いと感じているんですね。(甘柿もちゃんとタンニンが含まれています。)タンニンはβカロテンと同じような抗酸化作用があるので、美肌、老化防止、動脈硬化の防止などが期待できます。
このようなことから、柿は”女性に嬉しい栄養素が多く含まれているフルーツ”だと感じました。
まとめ
柿には、ビタミンC、βカロチン、タンニン、などの美容にいい栄養素が含まれているため、抗酸化作用、コラーゲン生成、メラニン生成の抑制が期待できます。
また、食物繊維も豊富なので、整腸作用、便通、コレステロールの吸収抑制、食後の血糖値上昇を抑制、といった期待ができます。
柿を食べて、いつまでも健康と綺麗を維持していきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは~、、、