
こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
今日ご紹介するのは、スイカの品種「金色羅皇(こんじきらおう)」です。
名前だけ聞いて「……なんか強そう(笑)」って思いませんでしたか?
僕は最初に聞いた時に「なんかラスボスみたいな名前だな」って思いました(笑)。
でも名前の通り、スイカ界では本当にとんでもない存在感を放っている品種なんです。
ここ数年でじわじわと人気が高まって、今やスイカ好きの間では「一度は食べてみたい」と言われるほどのブランド品種になっています。
今日はそんな金色羅皇について、誕生の歴史・名前の由来・味の特徴・値段まで、たっぷりご紹介していきますね。
「金色羅皇」という名前の由来
まず、この強烈な名前の意味からいきましょう。
「金色」は、その名の通り黄金色に輝く果肉の色を表しています。
そして「羅皇」は「スイカの王様」という意味。
つまり金色羅皇とは、「黄金色のスイカの王様」という意味なんです。
……ますます強そうですよね(笑)。
でも、この名前、食べた瞬間に「あ、確かに王様だ」って納得できるほどの実力を持っているスイカなんですよ。
金色羅皇の誕生ストーリー

金色羅皇を開発したのは、奈良県の種苗メーカー「ナント種苗株式会社」です。
……あれ、どこかで聞いたことないですか?(笑)
そうです、以前ご紹介したピノガールと同じメーカーなんですよ。
ナント種苗さんって、本当にすごい会社ですよね。
ピノガールでスイカのタネの概念を変えて、金色羅皇で甘さと色の概念を変えた。
育種担当は宇野康之氏。
最初から「黄色いスイカを作ろう」と思っていたわけではなく、「とにかく甘くて美味しいスイカを作りたい」という一心で、8年間ひたすら品種改良を続けた結果、自然と黄金色の系統にたどり着いたんだそうです。
8年ですよ、8年。
ピノガールの奥野氏が16年、金色羅皇の宇野氏が8年。
ナント種苗さん、社員みんなが長期プロジェクトを黙々とやり続けているんですよね。
そういう情熱の積み重ねがあって2021年に全国デビューを果たし、登場するやいなやスイカ業界に衝撃を与えました。
※【参考】ナント種苗が生み出したもう一つの革命品種「ピノガール」についてはこちらの記事も読んでみてください。
→ スイカ「ピノガール」とは?誕生の歴史・味・栽培方法まで徹底解説
金色羅皇の見た目・サイズ
外側(果皮)は、普通のスイカと同じように濃い緑の縦縞が入っています。
なので、外から見ただけでは黄肉スイカとわからないんですよ。
切った瞬間に「えっ!?」という驚きが待っているわけです(笑)。
中を割ると、じゃーん。
黄金色……というか、濃いオレンジがかった黄色の果肉が広がります。
黄肉スイカって昔からあるんですが、金色羅皇はその中でも特に濃くて鮮やか。
「これ、スイカ?」ってちょっと二度見するくらいのインパクトがあります。
サイズは8〜9kg前後の大玉。
ピノガールが2kg前後の小ぶりサイズだったのに対して、金色羅皇はどっしりした大玉スイカです。
家族みんなでわいわい食べたり、贈り物として使うのにぴったりのサイズ感ですね。
金色羅皇の味・糖度

ここからが本番です(笑)。
金色羅皇の最大の武器、それは圧倒的な甘さ。
通常のスイカの糖度は12度前後と言われています。
それでも「甘い!」と感じるくらいなんですが、金色羅皇は普通に栽培しても糖度15〜16度は当たり前に出てくるんです。
そしてナント種苗が主催した「金色羅皇グランプリ」という糖度を競う大会では、なんと最高糖度20.6度を記録したスイカが登場しました。
20.6度って、スイカの話ですよ?
スイカなのに高級マスクメロン並みの糖度が出てしまったんです。
しかも甘さの質が独特で、黄肉特有の「透明感のある爽やかな甘さ」なんですよ。
赤肉スイカの甘さとはまた違う、すっきりとした上品な甘みとでもいいますか。
食べた後に口の中がしつこくならない、そんな感じの甘さです。
食感もしっかりしていて、果肉が崩れにくく食べ応えがあります。
一度食べたら「なるほど、王様の名前がついているわけだ」って納得しますよ(笑)。
金色羅皇の価格帯
金色羅皇は、ズバリ高級スイカの部類に入ります。
大玉でプレミアムな品種ですから、スーパーでふらっと買えるような価格ではないですね。
贈答用の秀品になると1玉でそれなりのお値段になりますが、「特別な夏のギフト」として使われることが多いです。
市場でも「赤スイカを上回る高値がついた」と話題になったほどで、業界関係者にも衝撃を与えた品種です。
「幻のスイカ」と呼ばれることもあるくらい、まだまだ希少価値が高い品種なんですよ。
金色羅皇の収穫時期・収穫リレー
金色羅皇も、スイカならではの「収穫リレー」があります。
スイカは南の暖かい産地から収穫が始まり、徐々に北へとバトンが渡っていくんですよ。
金色羅皇の場合も同じで、全国の旬の時期は5月〜8月くらい。
熊本など南の産地が5月頃から出荷を始め、山形・長野・秋田などの北の産地が夏本番に出てくるイメージです。
うちのショップで扱っている金色羅皇も、この収穫リレーに乗っています。
熊本の岡山農園さんは早い時期から出荷が始まり、

山形のむらかみ農園さんは夏の盛りに向けてリレーのバトンを受け取ってくれます。

「早めに食べたい!」なら岡山農園さん、「夏の最盛期に楽しみたい!」なら村上農園さん、という使い分けができますよ。
ぜひそれぞれのページをのぞいてみてください。
▼ 熊本・岡山農園さんの金色羅皇
ときわオンライン 岡山農園 金色羅皇
▼ 山形・村上農園さんの金色羅皇
ときわオンライン むらかみ農園 金色羅皇
栽培は難しい?

実は、金色羅皇は農家さんにとって少し難しい品種と言われています。
草勢(茎や葉の勢い)が非常に旺盛で、「実をつけよう」というスイッチが入りにくい特性があるんです。
それを上手くコントロールして着果(実をつけること)まで持っていくのに、高い栽培技術が必要なんですよ。
さらに通常のスイカより約5日長く畑で熟成させることで、あの高い糖度が実現されるんです。
農家さんの腕と愛情があってこその、あの甘さということですね。
ナント種苗が「金色羅皇グランプリ」を開催している理由も、生産者さんたちの技術向上を促すため——という背景があります。
食べる時の「美味しい!」の裏には、農家さんの相当な苦労があるんですよ。
豆知識:マツコの知らない世界にも登場!
金色羅皇、実はテレビでも紹介されたことがあるんですよ。
「マツコの知らない世界」でも取り上げられるほど、その存在感と甘さは話題を呼んでいます。
テレビで見て「一度食べてみたい…!」と思った方も多いんじゃないでしょうか。
市場でも「赤スイカより黄スイカの方が高値で売れる」という逆転現象が起きているほどで、
従来の「スイカといえば赤」という常識を、金色羅皇が覆しつつあります。
スイカ界の王者、という名前は、伊達じゃないですよ(笑)。
まとめ
改めて金色羅皇の魅力をまとめると——
- 黄金色の果肉:切った瞬間の「えっ!?」という驚きが最高のエンタメ
- 圧倒的な糖度(15〜20度超):スイカの常識を超えた甘さ
- 爽やかで上品な甘み:しつこくない、透明感のある黄肉特有の風味
- 大玉(8〜9kg):家族や贈り物にぴったりのサイズ
- 希少価値が高い:幻のスイカと呼ばれるプレミアム品種
- 8年の開発:ナント種苗・宇野氏の情熱から生まれた王様スイカ
赤いスイカも大好きですが、金色羅皇を食べた時の「これはまったく別物だ!」という驚きは本当にクセになりますよ。
ぜひこの夏、黄金の王様スイカを体験してみてください!
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
このサイトは、農家直送のフルーツショップ「ときわオンライン」が運営する、フルーツお役立ちサイトです。
ショップでは、安心安全にこだわった農家さんの『無農薬フルーツ』やスーパーに出回ることのない『新品種のフルーツ』など取り揃えています。ご興味があれば見にきて下さい。