「キウイフルーツは酸っぱい」と思っている方へ、
いきなりですが、
みなさん、キウイを食べていますか?
キウイはおいしいですよね?
「健康のために毎日食べている。」という方もいるかと思います。
栄養価も高いし、キウイはいいですよね。
ただ、中には
「キウイは苦手、、」
とか
「キウイは酸っぱい」
という、イメージを持っている方もいるかと思います。
今日は、そんな方に一度食べてもらいたい激甘品種を紹介しようと思います。
これで、キウイが好きなるのではないかと思います。
国産キウイも負けてない!
キウイといえば、スーパーで幅を聴かせているのはご存知、ニュージーランドの大手企業「ゼスプリ」のキウイですよね。
スーパーでは、ゼスプリコーナーが9割ほどしめていて、国産キウイは細々と並んでいる。というのが現状かと思います。
確かに、ゼスプリのキウイはおいしいんです。
ゴールドキウイなどは、本当に甘くておいしい!
正直、国産キウイは酸っぱい。というイメージがあって、「甘さ」でいうと外国キウイが圧勝。
もう、国産キウイの入る余地はなし、というほど外国産キウイが強い。というイメージですが、
ところがですよ!
「外国産キウイに対抗できる。」
いや、
それ以上に甘く、食べやすいキウイが日本でも開発されていたんです。
それが香川県と香川大学が2014年に品種登録をした
世界一小さいキウイ
『さぬきキウイっこ』という品種。
今日は、この「さぬきキウイっこ」の紹介をしていきます。
この記事のポイント
まず、紹介のポイントをまとめた方がわかりやすいと思うので、まとめておきます。
【さぬきキウイっこの紹介】
・形・見た目
・味
・食べ方(剥き方)
・旬の時期
・品種説明
・栄養
・値段
上記を踏まえて、紹介していこうと思います。
【どんな形、見た目?】
世界最小のキウイ、通常サイズの半分
この「さぬきキウイっこ」ですが、見た目がユニーク
通常のキウイの半分ほどのサイズでメチャメチャ小さいんです。
「ちっさ!」ってなりますよね(笑)
このサイズは世界で最も小さいキウイなんです
そして、キウイ独特の毛がありません。
【どんな味?】
思わず「甘っ!」と声が出る
見た目も小さくて驚きますが、
もっと驚くのは、その味!
「さぬきキウイっこ」はメチャメチャ甘いんです。
国内で多く栽培されてる品種は「ヘイワード」という品種ですが、そのヘイワードで平均糖度が14度前後となっています。
それに比べ、「さぬきキウイっこ」は平均糖度が17度以上となっており、食べた瞬間に思わず「甘っ!」と声が出てしまいます。
【どんな味?】
ピリピリがないから食べやすい
さらに、キウイ独特の『タンパク質分解酵素』が少なく食べやすい。というのが特徴となっています。
「タンパク質分解酵素?何それ?」
となりますよね(笑)
「キウイを食べすぎて、舌がピリピリした」
という経験をされたことありませんか?
あのピリピリです。
あれは、キウイのタンパク質分解酵素『アクチニジン』が原因なんです。
唾液には、舌を守るためにタンパク質が含まれているんですが、
その唾液に含まれているタンパク質が『アクチニジン』によって分解され、ピリピリと痛くなるんですね。
さぬきキウイっこは、そのピリピリがありません。
タンパク質分解酵素が極めて少なく、食べても痛くならないんですね。
メチャメチャ食べやすいです。
【どんな味?】
ピリピリを感じやすい方は、ヨーグルトと一緒に食べて下さい。
ちなみに、キウイをヨーグルトに入れて食べている。という方もいらっしゃるかと思いますが、
大正解です。
ヨーグルトと一緒に食べると、舌が痛くなりにくくなっています。
これは、ヨーグルトのタンパク質が「アクチニジン」の攻撃から守ってくれるので、ピリピリしずらくなっています。
この「ピリピリ」ですが、人によって感じ方に差があります。
ピリピリを感じやすい方は、ヨーグルトに入れてキウイを食べるといいですよ
【どんな品種?】
品種のこと(掛け合わせ)
日本で昔から自生している「シマサルナシ」と、キウイの中華系の品種を掛け合わせて、『さぬきキウイっこ』が生み出されました。
このシマサルナシは、中身もキウイそのものですし、味もキウイなんですね。
ただ、キウイとは別の果物だそうです。
(染色体が違うとかなんとか、、)
不思議ですね。
このシマサルナシは先程言った、アクチニジンが低くピリピリしないそうなんですね。
さぬきキウイっ子がピリピリしないのは、シマサルナシの血を受け継いだからなのではないかと思っています。
【どうやって食べるの?】
食べ方がユニーク
さぬきキウイっこはナイフがなくても、食べられます。
サイズが小さいですから、手でパカッと割って、指で押し出しながらチュッと吸うと食べられます。
(キウイ特有の毛はないので、気になりません。)
『さぬきキウイっこ』は、メチャクチャ簡単に食べることができます。
少し、話はそれますが、個人的に
『フルーツは簡単に食べたい。』
『ハードルが低い方がいい。』
と思っています。
「フルーツはおいしいし、カラダにもいいから食べよう。」
と思っても
カットするのが面倒・・・
と思って、億劫になる人もいると思うんですよね、
(ズボラな僕は「面倒・・」と思ってしまいます・・・)
よく食べられているフルーツといえば、
みかん、バナナの名前が真っ先に挙がってきますが、
その理由は『剥いて食べるだけ』だから、と思っています。
個人的には、「簡単に食べられる。」っていうのは地味に大切だと思っているんですね。
ナイフを使わずに食べられる『さぬきキウイっこ』はホント簡単で助かります。
簡単だけど、一つだけ、、
ただ、この食べ方だと結構身が残ってしまうのが「もったいない」と感じます。
さぬきキウイっこは希少で、値段も高いんです。
貧乏性の僕は「もったいない」と思ってしまいます。
ナイフを使えば、余すことなく食べられるので、気になる方はナイフを使ってください。
【旬の時期は?】
時期は(11月上旬〜2月頃)
時期は11月上旬〜2月頃までです。
「キウイって時期があるの?」
と思われる方もいるかと思います。
スーパーには、ほぼ1年中キウイが並んでいるので、『キウイは年中ある』と思っている方もいるかもしれません。
もちろん、年中ではありません。
キウイにも、旬の時期があります。
さぬきキウイっこの場合は、収穫時期は10月に入ったあたりで始まり、
少し寝かせてから、11月上旬あたりで出荷が始まります。
【どこで栽培されてるの?】
主に栽培されているところは「香川県」です。
というか、「香川県」でしか栽培できません。
香川県オリジナル品種なんです。
しかも、
香川県の中でも、認定農家が決まっていて、栽培できる農家が限られています
そのため、収穫量がメチャクチャ少ないんですね。
本当においしい品種なので、個人的にはどこでも手に入るようになってほしいですが、
現状は、生産できる農家が少なくて収穫量がかなり低くなっています。
そのため、スーパーではほぼ並ばないですね。
さっきの「時期」の紹介で、11月~2月と言いましたが、量が少ないので実際は2月まで残っていることはないかと思います。
12月下旬には、売り切れで終了・・・
といことが多いと思います。
(去年は、当ショップも12月で売り切れとなりました)
【値段はどのくらい?】
価格が高い
一般的なキウイに比べて、価格が高いです
それは、生産量が少ないからってことあると思います。
具体的な価格で、例えると
一般的なキウイは、1個(100g)で100円ぐらいですが、さぬきキウイっこの場合は、2個(100g)で300円ほどします。
今後、生産量が増えていけば価格も少し下がってくるかな。
と思いますが、現時点ではスーパーで見かけるキウイと比べると高いですね。
【栄養素】
さぬきキウイっこは、一般的な品種「ヘイワード」に比べて2倍のビタミンEが含まれています。
ヘイワード1個(100g)→1.3mg
さぬきキウイっこ2個(100g)→2.7mg
の含有量です。
ビタミンEは、抗酸化作用があります。
体内の酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素なので、女性には嬉しいですよね。
ちなみに、
1日に摂取した方がいいとされるビタミンEは、6.3mgなので、
さぬきキウイっこで、5個ほど、ヘイワードでも5個ほどです。
ヘイワードを5個食べるのは、ちょっとしんどいですが、キウイっこ5個ならペロリです
最後にまとめておきます。
【まとめ】
■形・見た目
世界一小さいキウイ、1個50g、一般的なキウイの半分
毛がない。
■味
甘い、17度以上、
ピリピリがなくて食べやすい
■食べ方(剥き方)
ナイフなしで食べられる
指でパカッと割って、食べられる
■旬の時期
11月上旬〜2月
生産量が少なく、2月までは残っていないことが多い、11月〜12月末と考えていた方がいい。
■品種説明
日本に昔から自生している「シマサルナシ」と中華系キウイとの掛け合わせ
■栄養
ビタミンEが、一般的な品種(ヘイワード)の2倍
■値段
高い、一般的なキウイの倍と考えた方がいい。
1個150円〜200円くらい
以上です。
最後に、今日紹介した「さぬきキウイっこ」の認定農家『深山のキウイ』さんのリンクを貼っておきます。
興味がある方は、見てみて下さい。
それでは~、、、
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