
皮ごと食べるなら知っておきたい「安心」の選び方
「はちみつレモンを作りたい」
「レモンサワーに輪切りで入れたい」
そんなとき、スーパーのレモン売り場で
国産レモンと外国産レモン、どちらを選べばいいのか
迷ったことはありませんか?
見た目はきれい、値段は外国産のほうが安い。
でも実は、皮ごと使うかどうかで、
レモンの選び方は大きく変わります。
この記事では、
国産レモンと外国産レモンの違いを、
「安心して使えるかどうか」という視点で、
できるだけわかりやすく解説します。
国産レモンと外国産レモンの最大の違いは「収穫後の処理」

国産レモンと外国産レモンのいちばん大きな違いは、
収穫されたあとの扱われ方です。
外国産レモンの場合
外国産レモンの多くは、
海外から船で日本まで運ばれてきます。
そのため、長期間の輸送中に
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カビが出ないようにする
-
腐敗を防ぐ
といった目的で、
収穫後に防カビ剤(ポストハーベスト)が使われることがあります。
また、
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水分の蒸発を防ぐ
-
見た目を保つ
といった理由から、
ワックスが使われているケースもあります。
※これらは、日本の安全基準を満たしたものが使用されており、
食品として問題があるわけではありません。
ただし、皮ごと使う場合は気になる方が多いポイントでもあります。
国産レモンの場合
一方、国産レモンは日本国内で栽培・収穫され、
輸送距離が短いため、
-
収穫後の防カビ剤(ポストハーベスト)は
基本的に使われていません -
収穫から手元に届くまでの時間が短い
という特徴があります。
そのため、
皮ごと使う前提なら、国産レモンのほうが安心
と感じる方が多いのも自然なことです。
香りと鮮度の違いも、意外と大きい

レモンの魅力は、果汁だけではありません。
皮の香りも、味わいを大きく左右します。
国産レモンの特徴
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収穫から時間があまり経っていない
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皮を削ったときの香りが立ちやすい
-
果汁もみずみずしい
はちみつレモン、塩レモン、
レモンサワーやレモンスカッシュなどでは、
この皮の香りが仕上がりに大きく影響します。
外国産レモンの傾向
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輸送に時間がかかる
-
香りが揮発しやすい
-
皮がやや厚めな場合もある
果汁だけを使う場合には問題ありませんが、
香りを楽しみたい使い方では差を感じることがあります。
※香りの強さは、品種や保存状態によっても左右されます。
「無農薬レモン」は見た目が悪い?その理由と対策

国産・無農薬レモンと聞くと、
安心そうな一方で、こんな印象を持つ方もいます。
-
見た目があまりきれいじゃない
-
黒い斑点や傷がある
これは、露地栽培が多いことが理由です。
一般的な無農薬レモンの特徴
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風で枝にこすれる
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虫がつく
-
雨や天候の影響を受けやすい
その結果、
皮に傷や黒い点が出やすくなります。
ハウス栽培という選択肢

和歌山のグリーンジャンクションさんでは、
ハウス栽培でレモンを育てています。
そのため、
-
風雨の影響を受けにくい
-
虫の被害が少ない
-
無農薬でも皮がきれい
という状態を実現しています。
ここが大きなポイントです。
👉 「無農薬 × 見た目がきれい」
👉 日本ではまだ珍しい組み合わせ
輪切りで使うレモンサワーや、
皮を見せるおもてなし料理にも向いています。
まとめ|どちらが良いかではなく「使い道」で選ぶ

国産レモンと外国産レモンは、
どちらが良い・悪いという話ではありません。
-
果汁だけを使う
→ 外国産レモンも選択肢のひとつ -
皮ごと使う・香りを楽しみたい
→ 国産レモンがおすすめ
特に、
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はちみつレモン
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塩レモン
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レモンサワー
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レモンスカッシュ
こうした使い方をする場合は、
国産、できれば無農薬や減農薬のレモンを選ぶと、
安心して楽しむことができます。
皮ごと安心して使える国産レモン

和歌山・グリーンジャンクションさんのレモンは、
無農薬でありながら、
ハウス栽培ならではの美しさも兼ね備えています。
「安心と、見た目、どちらも大切にしたいよなぁ。。」
という方は、一度ショップを覗いてみて下さい。
このサイトは、農家直送のフルーツショップ「ときわオンライン」が運営する、フルーツお役立ちサイトです。
ショップでは、安心安全にこだわった農家さんの『無農薬フルーツ』やスーパーに出回ることのない『新品種のフルーツ』など取り揃えています。ご興味があれば見にきて下さい。