
こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
突然ですが、皆さん。
レモンでジャムを作ったこと、ありますか?
いちごジャム、ブルーベリージャム、マーマレード・・・
ジャムの世界にはいろんな顔ぶれがいますが、その中でも「レモンジャム」は、作った人にしか分からない特別な美味しさがあるんです。
甘酸っぱくて、ほろ苦くて、香りが爽やか。
トーストに塗れば朝が楽しみになるし、紅茶に溶かせば、即席の絶品レモンティー。
ただ・・・レモンジャムには、ひとつだけ大きな落とし穴があります。
それが、「苦味」。
「作ってみたら、苦くて食べられなかった」
これ、レモンジャムで一番多い失敗なんです。
でも安心してください。
苦味には、はっきりした原因と対策があります。
今日は果物屋のヨシハマが、
- レモンジャムの基本の作り方(黄金比つき)
- 苦くしないための3つのコツ
- 黄色レモンとグリーンレモン、どっちで作る?
- 作った後の美味しい使い道
まで、まるっと解説します。
これを読めば、初めてでも「お店みたいなレモンジャム」が作れますよ。
それでは、いきましょう!
レモンジャムってどんな味?

まず、「そもそもどんな味なの?」という方のために。
レモンジャムの味を一言でいうと、
「甘酸っぱさの向こうに、大人のほろ苦さ」です。
- 砂糖のやさしい甘さ
- レモンならではのキリッとした酸味
- 皮由来のほのかな苦味と豊かな香り
この3つが合わさった、「甘いだけじゃない、香りで食べるジャム」なんですね。
いちごジャムが「わかりやすい可愛い甘さ」なら、レモンジャムは「香り高い大人の味」。
一度ハマると、市販のジャムでは物足りなくなります(笑)
ちなみに、皮ごと煮るスタイルは厳密には「レモンマーマレード」とも呼ばれますが、家庭ではどちらも「レモンジャム」でOK。
この記事では、皮も果肉もまるごと使う作り方を紹介します。
香りの主役は、皮ですからね。
基本の作り方【黄金比は「レモン1:砂糖1」】

それでは、作り方です。
材料(作りやすい分量)
- レモン … 2〜3個(可食部で250g前後)
- 砂糖 … レモンの可食部と同量(250g前後)
甘さ控えめが好きなら7割(175g)まで減らしてOK。ただし日持ちは短くなります
黄金比は「レモン1:砂糖1」。
これだけ覚えておけば大丈夫です。
作り方
1. レモンをよく洗う
皮ごと使うので、ここは丁寧に。
(※皮を使う場合のレモン選びは、後ほど詳しく)
2. 皮と果肉を分ける
皮をむいて、皮は細切りに。
果肉は薄皮から実を取り出すか、ざく切りにして種を除きます。
3. 皮を「茹でこぼす」
細切りにした皮を水から茹でて、沸騰したらお湯を捨てる。
これを2〜3回繰り返します。
(ここが苦味対策の心臓部。詳しくは次の章で!)
4. 種と薄皮で「とろみの素」を作る
捨ててしまいがちな種と薄皮を、お茶パックに入れてかぶるくらいの水で5分ほど煮出します。
実はレモンの種にはペクチンという天然のとろみ成分がたっぷり。
市販のペクチンを買わなくても、レモン自身の力でとろ〜っと仕上がるんです。
ごみだと思っていた種が、実は魔法の素。
面白いですよね(笑)
5. 全部合わせて煮る
皮・果肉・砂糖・ペクチン液を鍋に入れ、砂糖が溶けたら弱火で10〜15分。
アクを取りながら、とろみがつくまで煮詰めれば――
完成です!
冷めると固くなるので、「ちょっとゆるいかな?」くらいで火を止めるのがコツですよ。
苦くしない3つのコツ【ここが一番大事】

さて、レモンジャム最大の敵、「苦味」。
正体は、皮の内側の白いワタと、皮に含まれる苦味成分です。
対策は、この3つ。
コツ1:白いワタを、できるだけ削ぎ取る
皮の内側についている白いフワフワ。
これが苦味の親玉です。
スプーンや包丁の背でこそげて、できるだけ薄い状態にしてから細切りにしてください。
コツ2:皮は「2〜3回」茹でこぼす
細切りにした皮を水から茹でて、沸騰したらザルにあける。
これを2〜3回繰り返すと、苦味成分がお湯に溶け出して、ぐっとマイルドになります。
「1回じゃダメ?」と思うかもしれませんが、1回と3回では仕上がりが別物です。
ここは面倒がらず、ぜひ。
コツ3:「ほろ苦さは個性」と考えて、好みで調整
実は、苦味はゼロにしなくていいんです。
ほのかな苦味こそが、レモンジャムを「大人の味」にしてくれる個性。
- 苦いのが苦手 → 茹でこぼし3回+ワタ徹底除去
- ほろ苦さを楽しみたい → 茹でこぼし1〜2回
と、自分好みに調整してみてください。
この「自分の味を探す」のが、手作りジャムの一番の醍醐味ですからね。
黄色レモンとグリーンレモン、どっちで作る?

さて、ここからは果物屋ならではの話をさせてください。
レモンには、黄色く熟したレモンと、熟す前に収穫するグリーンレモンがあります。
「ジャムにするなら、どっちがいいの?」
結論:どちらでも美味しく作れます。そして、味の個性が違います。
| 黄色レモン | グリーンレモン | |
|---|---|---|
| 酸味 | まろやか | キリッとシャープ |
| 香り | 甘くふくよか | 青々しくフレッシュ |
| 仕上がりの印象 | 優しい甘酸っぱさ | 爽快感のある大人味 |
黄色レモンのジャムは、角の取れたまろやかな味わい。
朝のトーストに合う、王道の美味しさです。
一方、グリーンレモンのジャムは、青い香りがふわっと立ち上る、爽やか系。
炭酸で割ってレモネードにしたり、ヨーグルトに合わせたりすると、そのフレッシュさが最高に活きます。
ちなみにグリーンレモンは出回る時期が限られていて(夏の終わり〜秋が中心)、「今しか作れない旬のジャム」という特別感もあるんですよね。
両方作って食べ比べる、なんて贅沢も手作りならではですよ(笑)
【超重要】皮ごと使うなら、レモン選びに気をつけて

ジャム作りで、味と同じくらい大事な話をします。
レモンジャムは、皮をまるごと煮込む料理です。
つまり、皮に付いているものも、まるごといただくことになります。
輸入レモンの多くは、長い船旅に耐えるために防カビ剤(ポストハーベスト農薬)やワックスが使われていることがあります。
表面を洗えばある程度落とせますが、ジャムのように「皮が主役」の使い方なら、
国産、できれば無農薬のレモン
を選ぶのが安心です。
※【参考】レモンの農薬・ワックスの洗い方はこちらの記事で詳しく解説しています。
→ 【レモンの洗い方】気になる農薬・ワックスを落とす3つの方法と「洗わなくていい」裏技
作ったジャム、何に使う?美味しい使い道7選

レモンジャムが完成したら、いよいよお楽しみの時間です。
僕のおすすめの使い方を紹介しますね。
1. トースト+バター
王道にして最強。
バターの塩気とレモンの酸味は、反則級の相性です。
2. ヨーグルトに
無糖ヨーグルトに乗せるだけで、爽やかデザートの完成。朝の定番になります。
3. 紅茶に溶かして「ロシアンティー風」
スプーン1杯を紅茶へ。
香り高い即席レモンティーになります。寒い季節に最高。
4. 炭酸で割って自家製レモネード
ジャム大さじ2+炭酸水。
夏はこれで無限に飲めます(笑)
5. パウンドケーキやマフィンに
生地に混ぜ込めば、しっとり香り高い焼き菓子に格上げ。
6. クリームチーズと合わせて
クラッカーに、クリームチーズ+レモンジャム。
ワインのお供にどうぞ。大人の楽しみです。
7. 鶏肉のソテーのソースに
ジャム+醤油少々を煮からめると、甘酸っぱい照りソースに。
「ジャム=甘いもの専用」じゃないんです。
朝食からおやつ、晩酌、料理まで。
一瓶あるだけで、食卓の楽しみがぐっと広がりますよ。
保存方法と日持ちの目安

- 清潔な瓶に入れて冷蔵保存
- 日持ちの目安は2〜3週間(砂糖を減らした場合は1〜2週間で食べきりを)
- 長期保存したい場合は、煮沸消毒した瓶で脱気するか、冷凍(小分けにすると便利)もOK
手作りジャムは保存料なしなので、「少し作って、美味しいうちに食べきる」くらいの気持ちがちょうどいいです。
・・・まあ、美味しくて2週間も持たないと思いますけどね(笑)
まとめ:レモンジャムの世界へようこそ
今日のお話を、まとめますね。
- レモンジャムは「甘酸っぱさ+ほろ苦さ+香り」の大人の味
- 黄金比は「レモン1:砂糖1」
- 苦味対策は「ワタ除去」「茹でこぼし2〜3回」が肝心
- 種と薄皮は捨てない!天然ペクチンでとろみがつく
- 黄色レモン=まろやか王道、グリーンレモン=爽やか大人味
- 皮ごと使うので、国産・無農薬のレモンが安心
- 使い道はトースト・紅茶・レモネード・お菓子・料理まで無限大
レモンジャムは、材料も工程もシンプルなのに、仕上がりは驚くほど本格的。
「ジャム作りって、こんなに楽しかったのか」
と思わせてくれる、手作り入門にぴったりの一品です。
そして、皮まで安心して使えるレモンをお探しなら。
うちのショップでは、和歌山の農家さん「グリーンジャンクション」が育てた無農薬レモンを取り扱っています。
防カビ剤もワックスも不使用。
まさに今の時期は、爽やかな香りのグリーンレモンの季節です。
「今しか作れないグリーンレモンのジャム」、今年はぜひ挑戦してみてくださいね。
→ 和歌山県産 グリーンジャンクションの無農薬レモンはこちら
※【参考】レモンで作る自家製調味料シリーズ、こちらも人気です。
→ レモンでポン酢は作れる?実は「ポン酢の語源」を知ると、レモンこそ本家だった
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
このサイトは、農家直送のフルーツショップ「ときわオンライン」が運営する、フルーツお役立ちサイトです。
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