甘平(みかん)がうますぎる。
甘平(かんぺい)というみかんを知ってますか?
『最近よく見るけど、なんて読むの?』
『どんな味なの?』
『どのくらいの時期に出てくるの?』
など、疑問に思っている方もいるかと思います。
今日は、話題のみかん「甘平」を紹介します。
これを読めば、甘平に詳しくなれます。
以下の内容で、紹介していきます。
■特徴(味)
■旬の時期(食べ頃時期)
■価格(値段)
■生産地(品種のこと)
①味→ものすごく甘い!【極甘!】
メチャクチャ甘い!、柑橘全般でみてもトップクラスの甘さがあります。
初めて食べた時には「あまっ!」っと声が出るくらい強い甘味を感じました。
酸味と甘味のバランスでいうと、若干の酸味も感じられますが、甘味の方が
圧倒的に強いので、甘さを強く感じます。
「一番甘いみかん(柑橘)は? 甘い柑橘ランキング10」という記事でも、第1位に選んでいるのが『甘平』なんです。
個人的な意見ですが、現在のみかんの中で一番甘いと思っています。
-
参考一番甘いみかん(柑橘)は? 甘い柑橘ランキング10
柑橘を食べまくっている 『フルーツ屋が選んだ、"甘い柑橘ベスト10"』 こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです 先日、友達に質問されました 「一番おいしいみかん(柑橘)をおしえてー」 仕事柄、多い ...
続きを見る
また、
食感は身がぎっしり詰まっています。身の詰まりかたは「はっさく」に似ていますね。
一粒一粒が大きくて、プチプチ感があります。
身が詰まっているので、僕の個人的な表現でいうと『ザクザク』しています。
「ザクザク?どんな食感だよ!」
って思うかもしれませんが、噛むとザクザクしているんです。
食べてみるとわかります。
このザクザク感も「はっさく」に似ているんですね。
②時期→2月上旬〜3月上旬【時期の出始めがおすすめ】
甘平の時期は2月上旬〜3月上旬ですが、時期によっても味が若干変わってきます。
柑橘の全てに言えることですが、出始めは酸味があり時期の後半は酸味が抜けて甘くなります。
これは全ての柑橘に言えることです。
甘い柑橘が好きなのであれば、後半がいいのですが、甘平の場合は注意が必要です。
甘平は後半になると「硬化症」という症状が出やすくなります。
硬化症になると、身が硬くなり、果汁もなくなりパサパサ状態になります。
この状態になると、一気にまずい柑橘になってしまうんですね。
硬化症は触るとわかるんですが、見た感じでは普通の甘平と変わらないので、選果(選別)の段階で見落としがちなんです。
③値段→1玉300円ほど
訳ありとか、精品とか、贈答用とかその階級によっても値段って違うので、はっきり言えないんですが
平均すると1玉300円くらいです。
まぁ高いですね!
普通のみかんだと1玉50円〜60円くらいだと思うので、そう考えるとメチャメチャ高い!
あっ言い忘れていましたが、サイズは普通のみかんの倍ほどありますよ。
身も詰まっているし、サイズも大きいので、ひとつでお腹いっぱいになります。
そう考えると、コスパは悪くないかもしれないですね。
生産地→愛媛県【愛媛オリジナル品種】
甘平は生産量が少なく、あまり流通していません。
その理由は、愛媛県でしか栽培されていないので生産量が少ないんです。
「なぜ?愛媛だけ? もっとたくさんの地域で作ったらいいのに!」
と思われる方もいるかと思いますが、甘平は愛媛県のオリジナルブランドなので、愛媛県でしか作れないんです
愛媛県の柑橘の研究は凄まじく、毎年新しい品種が出てきます。
新しい品種が出ても、味が微妙とか、病気に弱く栽培が難しいとか、色々な理由でなかなか定着はしないんですが、その中で残ってきたのが「甘平」であり、「紅まどんな」なんですよ。
そう考えると「甘平」「紅まどんな」はエリート中のエリートですね。
最後に
農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」では、愛媛県八幡浜市「マルナカ農園」さんが育てて「甘平」を取り扱っています。
みかんの本場、八幡浜で育った「甘平」は、極甘で食べ応えがあります。興味がある方は、ショップも覗きにきて下さい。
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではー、、