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冷蔵庫はNG?バナナが黒くならない正しい保存方法と冷蔵・冷凍の使い分け

冷蔵庫はNG?バナナが黒くならない正しい保存方法と冷蔵・冷凍の使い分け

こんにちは!農家直送フルーツ「ときわオンライン」のヨシハマです

今日は、「バナナの保存方法」の話をしようと思います。

バナナって、日本人で嫌いな人はいない、国民的なフルーツですよね ?

僕も毎朝、子どもたちに豆乳バナナスムージーを作って飲ませていますから 、切っても切り離せない存在です。

でも、このバナナの保存って、意外と皆さん悩んでいませんか?

「買ったばかりなのにすぐ黒くなる…」

「皮は黒いけど、中身は食べられるの?」

今回は、僕が持っているプロの知識と、今回改めて調べた最新の科学的根拠に基づいて、バナナが「黒くならない」正しい保存方法を熱く語っていこうと思います!

僕らが持っている「常識」が、実は間違いだったりするんですよ!

 

1. 勘違い注意!家庭の冷蔵庫は「冷害」を引き起こす?

まず、皆さんに持っていてほしい常識があります。

バナナの保存に、家庭の冷蔵庫は適していません!

「え!?早く熟すから、冷蔵庫に入れるのが正解だと思ってた!」という方も多いでしょう。わかります、僕も以前はそう思っていました。でも、これがバナナを黒くする最大の原因なんです。

バナナが好む最適温度: 13℃から14℃

家庭の冷蔵庫の温度: 約4℃

この温度差が冷害(チリングインジュリー)を引き起こします 。皮が低温に長時間さらされると、酵素の働きで細胞が壊れ、あの真っ黒な皮に変わってしまうんです

青いバナナを冷蔵庫に入れるのは、絶対に避けてください! 青いままだと追熟(熟成)も止まってしまい、美味しくならないうちに皮だけが真っ黒になってしまいます

💡 ポイント 青いバナナは絶対に冷蔵庫に入れない!15℃から20℃の涼しい場所で、直射日光を避けて追熟させてあげるのが鉄則です

 

2. 「皮が黒くても中身はセーフ」の境界線

「でも、黒くなっても中身は食べられるんでしょ?」

はい、おっしゃる通りです。皮が黒くても、中身は美味しいことが多いです。これは、皮が低温ダメージを受けても、果肉への影響は比較的少ないためです

ただし、これはあくまで**「食べ頃になってから短期間だけ冷蔵庫に入れた場合」の応急処置として考えてください。品質劣化の主因はあくまで低温によるダメージなので、「食べ頃から数日延命」**の用途に限定して使います

もし、夏の暑さで熟成が早すぎてしまう場合は、食べ頃になってから(全体が黄色く、小さな茶色の斑点が出始めた頃)新聞紙で包んで冷蔵庫に入れると、数日間の延命にはなります 。皮は黒くなりますが、中身は美味しく保たれる可能性が高いです。

でも、長期間はダメですよ!

 

3. カットバナナの「変色防止」は3つのテクニックで解決!

スムージーやお弁当にカットしたバナナを使いたいのに、すぐに茶色くなってしまう「変色」問題。これは、バナナに含まれる酵素が、空気中の酸素と反応して起こる現象です。

これを防ぐには、「酸で酵素の働きを抑え、空気を遮断し、冷やす」という3つのテクニックが有効です

  • 酸(レモン水)につける: レモン果汁やビタミンC(アスコルビン酸)を溶かした水に、切ったバナナをサッとくぐらせます。酸の力で酵素の活動を鈍らせるのがポイント
  • 空気を遮断: 水気を切った後、すぐにラップで密着させるか、密閉容器に入れて酸素との接触を遮断します
  • 低温で鈍化: その後、冷蔵庫に入れて酵素の反応自体を遅らせます

 

4. スムージー派は必見!バナナの冷凍保存「作法」

「毎日スムージーを作るから、バナナは冷凍しておきたい!」という方も多いでしょう。冷凍は長期保存に最適な方法ですが、ここにも「作法」があります。

  • スムージー用は「輪切り」で! 食べ頃のバナナを輪切りにして、クッキングシートを敷いたトレイに並べて凍らせるのがベスト 。こうすることで、バナナ同士がくっつかず、朝必要な分だけ取り出せて非常に便利です。凍ったら、すぐに厚手の冷凍保存袋に移して霜や酸化を防いでくださいね
  • お菓子作りには「マッシュ」で! パウンドケーキやマフィンの材料にするなら、潰してから少量のビタミンCの粉末などを混ぜて冷凍するのがおすすめ 。こうすると、解凍後の色持ちも良くなります

⚠️ 注意! 冷凍保存の目安は8ヶ月から12ヶ月が品質の目安です 。冷凍したからといって、永遠に味が保たれるわけではないので、計画的に使い切ってくださいね!

 

5. まとめ:バナナを愛する全ての皆さんへ

バナナの保存は、決して難しくありません。

大切なのは、バナナが好む**「涼しい場所」で、「優しく」**追熟させてあげることです。

  • 青いバナナは、直射日光を避けた涼しい場所で吊るして追熟させる
  • 食べ頃になったら、早めに食べる! もし延命したいなら、短期間だけ新聞紙に包んで冷蔵庫へ
  • カット後の変色は、レモン水+密着ラップ+冷蔵の「三点セット」で対処

僕らが農家さんからお届けしたいのは、無農薬や減農薬で、手間暇かけて育てられた、安心安全なフルーツです 。沖縄のバナナも、農薬や化学肥料を使わずに、自然の力で育ったものは、本当に味も濃くて美味しいんですよ

正しい知識を持って、この素晴らしいフルーツを、毎日の健康習慣や美容に最大限に活用してくださいね!


【ときわオンラインからのお知らせ】

ただいま、当ショップでは沖縄で育った国産の「アップルバナナ」を受付中です。

このバナナは安心安全を考えて、無農薬で育てられているバナナので、「毎日食べるバナナだから安心安全を考えたい。」という方は一度、ショップをのぞきに来てください。

👉 国産アップルバナナはこちら

 

本日は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

農家直送フルーツ「ときわオンライン」のヨシハマでした。

それではー、、

 

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このサイトは、農家直送のフルーツショップ「ときわオンライン」が運営する、フルーツお役立ちサイトです。

ショップでは、安心安全にこだわった農家さんの『無農薬フルーツ』やスーパーに出回ることのない『新品種のフルーツ』など取り揃えています。ご興味があれば見にきて下さい。

ときわオンライン(ショップ)はこちら

  • この記事を書いた人

ヨシハマ リョウジ

農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」店長
スーパーでは手に入らない『無農薬フルーツ』や『地域オリジナル品種』のフルーツを探し求めて、全国の農家さんに会いにいっています。
夏場は石垣島にある「ときわマンゴー園」で農家として収穫作業。
また、「国産バナナを日本の食卓に広めたい!」という夢があり、石垣島で無農薬バナナを育てています。

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