「赤いスイカ vs 黄色いスイカ」栄養価はどっちが高いの?
ときわオンラインのヨシハマです。
いきなりですが、果肉が赤のスイカと、黄色のスイカの栄養素って違いがあると思いますか?
スイカにはリコピンが入っているので、紫外線から守ってくれる、抗酸化作用がある。というのは知っている方も多いと思います。トマトとかもリコピンが豊富ですよね?
最近ふと疑問に思ったことがあります。
スイカは赤の果肉と、黄色の果肉がありますよね、黄色の果肉にもリコピンはあるのか?という疑問です。
赤の果肉はなんとなくリコピンが豊富というのはわかりますよね。
リコピンは赤い色素に多いイメージです。トマトも赤いのでリコピンが豊富というイメージです。
それなら黄色の果肉のスイカは?って疑問にならないですか?
気になりだしたら止まらない性格なので、今回はこの疑問をとことん調べてみました!
その結果を皆さんとシェアしていきたいと思います!
いきなり結論!黄色いスイカに「リコピン」は、ほぼ無い!
早速、結論からいきましょう! 僕が調べた結果…
黄色いスイカに、あの美容成分「リコピン」は、ほぼ含まれていませんでした!
「えーー!じゃあ黄色いスイカは美容に良くないの!?」 って思いますよね?
いやいや、そんなことはないんです。そこが面白いところで、黄色いスイカには、赤いスイカにはない別のすごいパワーが秘められていました。
今日は、赤と黄色のスイカ、それぞれの美容パワーの違いと、どちらを選べばいいのかを、データも交えながら詳しく解説していきますね!
【赤いスイカ】紫外線に負けない!美肌の救世主「リコピン」の力
まずはおなじみの「赤いスイカ」。 皆さんもご存知の通り、この鮮やかな赤色の正体は、トマトにも多く含まれる**「リコピン」**です。
このリコピンは、強力な**「抗酸化作用」**を持つことで知られています。 簡単に言うと、私たちの体をサビつかせる「活性酸素」から守ってくれる働きのこと。特に、お肌にとっては最高の味方です。
- 紫外線ダメージから肌を守る!
リコピンには、紫外線によって発生する活性酸素を無力化する働きがあります。夏の強い日差しを浴びた後でも、シミやそばかすができにくい肌をサポートしてくれるんですね。まさに「食べる日焼け止め」です! - ハリと潤いをキープ!
肌のハリを保つコラーゲンが活性酸素によって破壊されるのを防いでくれるのも、リコピンのすごいところ。いつまでも若々しい肌でいたい方には、本当に嬉しい効果ですよね。
赤いスイカは、夏の紫外線と戦うための「守りの美容フルーツ」と言えるかもしれませんね。
【黄色いスイカ】内側から輝く!潤いと健康を守る「β-カロテン」の力
では、リコピンがない黄色いスイカのパワーとは何なのか? その主役が、ニンジンやかぼちゃにも含まれる黄色の色素成分**「β-カロテン」**です。
このβ-カロテン、体の中に入ると必要な分だけビタミンAに変換されるという、すごく賢い栄養素なんです。ビタミンAには、こんな嬉しい働きがあります。
- 皮膚や粘膜を健康に保つ!
ビタミンAは、肌のターンオーバーを正常に保ち、乾燥や肌荒れを防いでくれるんです。潤いのある、健康的な肌を維持するためには欠かせない栄養素ですね。 - 免疫力をサポート!
「最近、季節の変わり目に体調を崩しやすいな…」という方にも、β-カロテンはおすすめです。体の抵抗力を高めて、内側から健康をサポートしてくれます。
黄色いスイカは、肌のコンディションを整え、内側から健康美を目指すための「攻めの美容フルーツ」という感じでしょうか。
データで見る!あなたに合うのは赤?黄色?
口で説明するより、この表を見てもらった方が早いですね! 赤と黄色のスイカの栄養素を比較してみました。
赤肉種 vs 黄肉種スイカの主要美容成分比較(可食部100gあたり)
※数値は品種や栽培条件により変動します。
この表を見ると、その違いは一目瞭然! **リコピンは赤いスイカの圧勝!**でも、β-カロテンは黄色いスイカの方が多いんです。
つまり、
- 紫外線対策やシミ・シワが気になるなら → 赤いスイカ
- 肌の乾燥を防ぎ、内側から健康になりたいなら → 黄色いスイカ
というように、その日の肌の悩みや目的に合わせて選ぶのが賢い選択なんです!
じゃあ、どうやって食べればいいの?シーン別・スイカの選び方
「目的に合わせて選ぶのがベストって言われても、具体的にどうすればいいの?」って思いますよね。 そこで、僕なりにおすすめの食べ方やタイミングを考えてみました!
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【朝の潤いチャージにはコレ!】
黄色いスイカ+ヨーグルト 「なんだか今日はお肌がカサカサするな…」と感じる日の朝食には、黄色いスイカがおすすめです。β-カロテンから変換されるビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保ってくれるので、1日の始まりに摂ることで、日中の乾燥から肌を守るお守り代わりになりますよ。ヨーグルトと一緒に食べれば、腸活もできて一石二鳥ですね! -
【うっかり日焼けした日の夜ケアに!】
お風呂上がりの赤いスイカ 海やレジャーで「うわ、思ったより日差しを浴びちゃったな…」という日の夜は、デザートに赤いスイカをぜひ!リコピンの強力な抗酸化パワーで、その日の紫外線ダメージをリセットする手助けをしてくれます。お風呂上がりの火照った体に、キンキンに冷えた赤いスイカ…想像するだけで最高じゃないですか?(笑) -
【欲張りさんにはコレ!】
赤と黄の贅沢ミックスジュース 「どっちの美容効果も欲しい!」という欲張りな方(僕もです笑)は、赤と黄色のスイカをミキサーにかけて、ミックスジュースにするのがおすすめです。見た目もオレンジ色っぽくなってキレイですし、お子さんも喜んで飲んでくれるんじゃないでしょうか。
こんな風に、シーンに合わせてスイカを使い分けると、もっと楽しく、賢く美容ケアができますね!
【おまけ】捨ててた“白い部分”にこそ美容の秘訣が!
さて、赤と黄色の違いは分かりましたが、実はスイカにはもう一つ、とんでもない秘密が隠されています。 それは、いつも捨ててしまいがちな、皮の近くの**「白い部分」**。
なんと、この白い部分には、美肌と健康に欠かせないスーパーアミノ酸**「シトルリン」**が、甘い果肉よりも豊富に含まれているんです!
スイカの部位別シトルリン含有量の比較(100gあたり)
※数値は品種や栽培条件により変動します。
見てください!白い部分には、果肉中心部の2倍以上ものシトルリンが含まれているんですよ! このシトルリンには、
- 血流を改善して、くすみ知らずの透明肌へ!
- むくみをスッキリ解消!
といった、女性に嬉しい効果が期待できます。 これを捨ててたなんて、本当にもったいないですよね!
「でも、どうやって食べるの?」 おすすめは、薄切りにして浅漬けやピクルスにすること。シャキシャキした食感が残って、箸休めにぴったりです。
まとめ
いやー、スイカって本当に奥が深いですね! 今回の調査で分かったことをまとめると、
- 黄色いスイカに「リコピン」はほぼ無い!
- 赤いスイカは「リコピン」で紫外線対策&アンチエイジング!
- 黄色いスイカは「β-カロテン」で潤い美肌&健康維持!
- 捨てがちな**「白い部分」**には血流改善の「シトルリン」がたっぷり!
まさに、**“丸ごと食べる美容液”**と言ってもいいんじゃないでしょうか。
今年の夏は、赤と黄色のスイカを楽しみながら、ぜひ白い部分も料理に取り入れてみてください。 スイカを丸ごと味わって、内側から輝くような健康的な美しさを手に入れましょう!
本日は以上です。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは~、、、
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