こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
秋になると、こんなご相談をよくいただきます。
「柿をたくさんもらったんですが、食べきれません!」
わかります。柿って、なぜか
まとめて手に入る果物なんですよね(笑)
ご近所からのおすそ分け、
実家から届いた段ボール箱・・・
嬉しいけれど、
柔らかくなる前に食べきれるか心配になる。
そんなときの答えが、冷凍です。
しかも柿の冷凍は、
単なる保存テクニックではありません。
**そのまま食べられる、
とろける天然スイーツ**になるんです。
砂糖ゼロ、添加物ゼロ。
なのに、まるでシャーベット。
今日は果物屋のヨシハマが、
- 柿の正しい冷凍方法
- 「柿シャーベット」の楽しみ方
- 冷凍に向く柿・向かない柿
- やってはいけない解凍方法
まで、たっぷりお伝えします。
それでは、いきましょう!
結論:柿は冷凍できます。しかも絶品スイーツになります
まず結論から。
柿は冷凍できます。
保存期間は、冷蔵なら数日〜2週間程度のところ、
冷凍すれば約1ヶ月まで延ばせます。
でも、僕が声を大にして言いたいのはここから。
柿の冷凍は「保存」というより「デザート作り」です。
凍らせた柿を半解凍で食べると、
まるで濃厚なシャーベット。
柿の甘さがぎゅっと凝縮されて、
なめらかで、ひんやりしていて——
正直、そのまま食べるより
「こっちの方が好き」という方もいるくらいです。
しかも柿は、
もともと果肉がなめらかな果物。
だからシャーベットにしたときの舌ざわりが、
本当に良いんですよ。
「食べきれないから冷凍」が、
「食べたいから冷凍」に変わります(笑)
柿の冷凍方法【2つのやり方】
柿の冷凍には、大きく2つの方法があります。
目的によって使い分けてください。
方法1:まるごと冷凍(一番かんたん・シャーベット向き)
手順
- 柿をよく洗って、水気をしっかり拭く
- ヘタを下にして、ラップで1個ずつ包む
- 保存袋に入れて冷凍庫へ
これだけです。作業時間1分(笑)
皮をむかずに、まるごとでOK。
食べるときは、
常温に10〜20分置いてから、
ヘタを取ってスプーンですくって食べます。
皮が器の代わりになるので、
洗い物も出ません。
これが一番のおすすめです。
方法2:カットして冷凍(料理・お菓子向き)
手順
- 皮をむいて、種を取る
- 食べやすい大きさにカット(くし形・角切りなど)
- 重ならないように保存袋へ並べて冷凍
こちらは、
スムージーやジャム、お菓子作りに使いたいとき向け。
凍ったままミキサーに入れられるので便利です。
バットに並べて凍らせてから袋に移すと、
くっつかずにパラパラの状態で保存できます。
どっちを選ぶ?使い分け早見表
| 比較 | まるごと冷凍 | カット冷凍 |
|---|---|---|
| 手間 | ◎ 1分 | ○ 少しかかる |
| 食べ方 | スプーンですくう | そのまま/料理に |
| 向いている用途 | シャーベット | スムージー・お菓子・ジャム |
| 洗い物 | 出ない | 出る |
「とりあえず保存したい」なら、まるごと冷凍。
「あとで料理に使いたい」なら、カット冷凍。
迷ったら、まるごとで大丈夫です。
【重要】冷凍に向く柿・向かない柿
ここ、果物屋として一番お伝えしたいポイントです。
実は、**柿なら何でも冷凍向き、
というわけではありません。**
| タイプ | 冷凍相性 | 理由 |
|---|---|---|
| 少し柔らかくなった柿 | ◎ 最高 | 甘みが乗ってシャーベット向き |
| 熟しすぎた柿 | ◎ | 冷凍が救済策になる |
| 硬い柿 | △ | 甘みが乗る前なので味が薄い |
| 太秋柿など「サクサク系」 | △ | サクサク食感が持ち味。生で食べるのが正解 |
ポイント1:熟した柿ほど、美味しく凍る
冷凍は甘さを追加してはくれません。
だから、甘くなった柿を凍らせるのが鉄則。
硬いうちに凍らせると、
「味の薄いシャーベット」になってしまいます。
追熟させてから冷凍。これが正解です。
※【参考】柿を柔らかくする方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 柿の追熟のやり方!硬い柿を2〜3日でトロトロにする方法
ポイント2:「熟しすぎた柿」の救済策になる
冷凍の一番ありがたい使い道が、これ。
「あ、柔らかくなりすぎた!」
という柿、ありますよね。
グズグズになって、
包丁で切るのも難しい状態。
そんな柿こそ、冷凍の出番です。
グズグズの柿はシャーベットにすると
最高になめらかで美味しい。
捨てる前に、まず冷凍庫へ。
これ、覚えておいてください。
冷凍した柿の食べ方・使い道
凍らせた柿、こんなふうに楽しめます。
● 半解凍で柿シャーベット(王道)
常温10〜20分。スプーンですくって。
ひんやり濃厚で、まさに天然スイーツ。
● ヨーグルトに乗せる
凍ったままカットして、無糖ヨーグルトへ。
自然な甘さで朝食が贅沢になります。
● スムージー
凍ったまま牛乳や豆乳とミキサーへ。
氷いらずで濃厚に仕上がります。
● ジャムやコンポートに
熟しすぎた柿の冷凍ストックは、
ジャムの材料としても優秀です。
● 料理のアクセントに
解凍してペースト状にすれば、
ドレッシングや肉料理のソースにも使えます。
やってはいけないこと
冷凍柿の注意点も、正直にお伝えします。
NG1:完全に解凍する
冷凍柿を室温で完全に解凍すると、
水っぽくグズグズになってしまいます。
冷凍柿は
「凍ったまま〜半解凍」で食べるもの。
生の柿には戻せない、と覚えておいてください。
NG2:水気を拭かずに冷凍する
表面に水分が残っていると、
霜がついて風味が落ちます。
冷凍前の水気拭き取りは、地味ですが大事です。
NG3:硬いまま急いで冷凍する
さきほどもお伝えしたとおり、
甘くなる前に凍らせるのはもったいないです。
「食べきれない!」と焦る気持ちはわかりますが、
2〜3日追熟させてから凍らせたほうが、
何倍も美味しくなります。
まとめ:柿は冷凍で「二度おいしい」
今日のお話を、まとめますね。
- 柿は冷凍できる。保存期間は約1ヶ月に
- まるごと冷凍→半解凍で「柿シャーベット」に
- カット冷凍はスムージーやお菓子作り向き
- 甘く熟した柿ほど、冷凍で美味しくなる
- 熟しすぎた柿の救済策としても最強
- 太秋柿などサクサク系は、生で食べるのが正解
- 完全解凍はNG。半解凍で食べるべし
たくさん届いた柿を前にして、
「食べきれない」と焦らなくて大丈夫。
冷凍庫という強い味方がいます。
しかも、ただ保存するだけじゃなく、
新しいスイーツに生まれ変わるんですから、
柿って本当に面白い果物ですよね。
今年の秋は、
半分は生で、半分は冷凍で。
そんな「二度おいしい」楽しみ方を
ぜひ試してみてください。
うちのショップでも、秋になると
和歌山・グリーンジャンクションさんの太秋柿や、
福岡・井上農園さんの秋王など、
農家直送の柿をお届けしています。
美味しい柿をたっぷり取り寄せて、
生と冷凍、両方の顔を楽しんでみてくださいね。
※【参考】柿の保存方法全般については、こちらの記事もどうぞ。
→ 【かんたん!】30秒でマスターする柿の保存法 ~食べごろキープのプロテクニック~
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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