こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
ゼリーのようにプルプルの果肉で、大人気の柑橘「紅まどんな」。
ところが、ネットや直売所で探していると、
「まどんな」
「愛媛果試第28号」
という名前で売られているものも見かけませんか?
「これって、紅まどんなとは別物なの?」
と迷う方も多いと思います。
先に答えをお伝えすると、どれも同じ品種なんです。
今日は、この名前のちがいを、果物屋の目線でわかりやすくまとめました。
それでは、いきましょう!
愛媛果試第28号と紅まどんなは、同じ品種
先に結論
- 愛媛果試第28号(えひめかしだい28ごう)=品種の名前
- 紅まどんな=JA全農の登録商標(ブランド名)
- 愛媛県内のJAから、基準をクリアして出荷されたものだけが「紅まどんな」と名乗れる
- それ以外(農家さんからの直送など)は、「まどんな」「愛媛果試第28号」などの名前で売られている
| 名前 | 何の名前? | どこで見かける? |
|---|---|---|
| 愛媛果試第28号 | 品種の名前(品種登録名) | 産地の資料、農家さんの直送など |
| 紅まどんな | JA全農の登録商標 | JAから出荷されたもの(デパート・JAの通販など) |
| まどんな | 農家さんなどが使っている呼び名 | 農家さんの直送・ネット通販など |
つまり、中身は同じ「愛媛果試第28号」。
どこから出荷されたかで、名前が変わっているんですね。
愛媛果試第28号ってどんな柑橘?
愛媛果試第28号は、愛媛県が生んだオリジナルの柑橘です。
「南香(なんこう)」と「天草(あまくさ)」を掛け合わせて生まれ、2005年に品種登録されました。
ゼリーのようにプルプルの果肉
いちばんの特徴は、なんといっても果肉の食感。
ゼリーのようにプルプルで、口の中でとろけるような甘さが広がります。
うちのお客さんからも、
「みかんの概念が変わった」
「これは別次元ですね」
と、驚きの声をいただくことが本当に多い柑橘です。
皮が薄いので、ナイフで切って食べる
皮がとても薄くて、果肉にぴったりくっついているので、手でむくよりナイフで切って食べるのがおすすめです。
参考
【参考】紅まどんな(愛媛果試第28号)の切り方は、こちらで紹介しています。
苗木は、愛媛県の中だけ
愛媛果試第28号は、愛媛県のオリジナル品種なので、苗木の販売先は愛媛県内に限られているそうです。
「紅まどんな」は、JA全農の登録商標
では、なぜ名前がちがうのか。
それは、「紅まどんな」という名前が、JA全農(全国農業協同組合連合会)の登録商標だからです。
JA全農えひめの案内によると、「紅まどんな」の名前で売れるのは、
愛媛県内のJAから、品質を保証して出荷されたもの
に限られているそうです。
「紅まどんな」になる基準
報道などによると、JAでは光センサーで中身をチェックして、
- 糖度が10.5度以上
- 酸が1.2%未満
などの基準をクリアしたものを「紅まどんな」として出荷しているとのことです。
さらに、見た目の良さによって等級も分けられているんだとか。
農家さんの直送は「まどんな」
逆に言うと、JAを通さずに農家さんから直接届くものは、同じ愛媛果試第28号でも「紅まどんな」とは名乗れません。
JA全農えひめは、「○○○(紅まどんな)」のように、カッコ書きで紅まどんなと書くことも認めていないそうです。
なので、農家さんの直送やネット通販では、「まどんな」や「愛媛果試第28号」という名前で売られているんですね。
紅まどんなと、農家さんの「まどんな」。どっちがいい?
どちらも、中身は同じ品種です。
ちがいは、誰が選んで、どう届けるか。
| 比べること | 紅まどんな(JA出荷) | まどんな(農家さん直送) |
|---|---|---|
| 選別 | JAの基準(糖度・酸・見た目)で選ばれる | 農家さんが自分で選ぶ |
| 名前 | 「紅まどんな」のブランド名 | 「まどんな」「愛媛果試第28号」 |
| おすすめの場面 | 「紅まどんな」の名前で贈りたいとき | 農家さんのこだわりで選びたいとき、自宅用 |
たとえば、うちが取引している愛媛県のオレンジラインさんは、
「酸味がしっかり抜けるまで、木に成らせてから出荷する」
というスタイルを貫いている農家さんです。
柑橘は、木に成らせておく時間が長いほど、酸味がやわらいで、甘みがグッと前に出てくるんですね。
こういう農家さんごとのこだわりで選べるのが、直送の「まどんな」の良さだと思います。
旬は、11月下旬〜12月
愛媛果試第28号の旬は、11月下旬から12月ごろ。
ちょうどお歳暮の時期に重なるので、贈り物としても人気の柑橘です。
ちなみに、この愛媛果試第28号と「甘平」を掛け合わせて生まれたのが、3〜4月ごろに出回る「紅プリンセス(愛媛果試第48号)」です。
参考
うちの「まどんな」について
うちのショップでは、愛媛県の農家さんから届く「まどんな(愛媛果試第28号)」を扱っています。
オレンジラインさん(愛媛・大洲市)
さきほどお話しした、「完熟まで木に成らせて出荷する」オレンジラインさんのまどんなです。
今シーズンの受付は、準備ができしだい始める予定です。
木下農園さん(愛媛・西予市)
木下農園さんのまどんなは、今年は実が落ちてしまっていて、どれくらい収穫できるかわからないとのことで、いったん受付を止めています。
収穫の見通しが立ったら、また再開する予定です。
参考
【参考】小玉のまどんなを集めた「ミニまどんな」の話は、こちらです。
まとめ:名前はちがっても、中身は同じ愛媛果試第28号
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 愛媛果試第28号 | 品種の名前。南香×天草、2005年に品種登録 |
| 紅まどんな | JA全農の登録商標。愛媛県内のJAから基準をクリアして出荷されたものだけ |
| まどんな | 農家さんの直送などで使われる呼び名。中身は同じ品種 |
| 特徴 | ゼリーのようにプルプルの果肉。皮が薄いのでナイフで切る |
| 旬 | 11月下旬〜12月。お歳暮の時期 |
「紅まどんな」も「まどんな」も、同じ愛媛果試第28号。
名前のちがいを知っておくと、選ぶときに迷わなくなりますよ。
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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