こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
「安納芋」と一口に言っても、実は2つの品種があるのをご存じですか?
皮が赤っぽい「安納紅(あんのうべに)」と、皮が白っぽい「安納こがね」です。
うちのショップでは、種子島の雨ゆき農園さんが育てた安納芋を扱っているんですが、この2つ、見た目も味も少しずつ違うんです。
今日は、
- 安納紅と安納こがねの違い
- 安納こがねってどんな芋?
- 子どもたちと食べ比べてみた感想
を、果物屋の目線でまとめました。
それでは、いきましょう!
安納紅と安納こがねの違い
写真の、赤っぽいのが安納紅、白っぽいのが安納こがねです。
並べてみると、皮の色がぜんぜん違いますよね。
| 項目 | 安納紅 | 安納こがね |
|---|---|---|
| 皮の色 | 赤っぽい(紅色) | 白っぽい(淡い黄褐色) |
| 生まれ | 在来の「安納いも」から選び抜かれた | 安納いもの中に現れた変わりもの(変異)から |
| 品種登録 | 1998年 | 1998年 |
| 味(僕の感想) | これぞ安納芋!ねっとり、甘さがじゅわ〜 | 安納紅に似ているけど、後味がさっぱり、上品な甘さ |
| 量 | — | 栽培が難しく、少なめと言われる |
どちらも、鹿児島県の農業試験場(種子島の熊毛支場)が、昔から種子島で作られていた「安納いも」から選んで、1998年に品種登録した芋なんだそうです。
安納こがねってどんな芋?
安納こがねは、皮が白っぽいのが一番の特徴です。
もともと種子島で作られていた「安納いも」の中に、いつの間にか混じっていた芋から、1990年に皮が黄褐色の変わりもの(変異個体)が見つかったのが始まりだそうです。
その芋を選んで育てたのが、安納こがね。
「幻の安納芋」と呼ばれることも
安納こがねは、栽培が難しく、収穫量が安定しにくい芋なんだとか。
さらに皮が薄くて、熟成させているあいだに傷みやすいので、作る農家さんが少なくなり、「幻の安納芋」と呼ばれることもあるそうです。
安納紅ってどんな芋?
一方の安納紅は、皮が赤っぽい、いわゆる「安納芋」と聞いてイメージする芋です。
種子島の安納地区あたりで、昔から家で食べるために作られていた「安納いも」の中から、特に良いものを選び抜いて生まれた品種だそうです。
ねっとりした食感と、強い甘さ。
焼き芋にすると、まるでスイートポテトのようになります。
子どもたちと食べ比べてみました
以前、雨ゆき農園さんの安納芋が我が家に届いたとき、子どもたちと食べ比べをしたことがあります。
箱を開けると、上の段に3S・4S、下の段に2S・Sと分かれていて、丁寧に付箋が貼ってありました。
心遣いがありがたいし、わかりやすい!
小さいサイズを、トースターで200度・30分ほど焼いて、子どもたちと「あーだこーだ」言いながら食べ比べました。
● 安納紅
「これぞ安納芋!」という王道の美味しさ。
ねっとり感とたっぷりの水分があって、口の中で甘さがじゅわ〜っと広がります。
子どもたちに大好評で、一瞬でなくなりました(笑)
個人的にも、安納紅が一番好きですね。
● 安納こがね
味は安納紅によく似ていますが、後味が少しさっぱりしていて、より上品な甘さ。
大人にはこちらがウケそうな予感です。
バターをのせると、反則級
そして、どうしても試してみたかったのが、焼きたての芋にバターをのせること。
じゅわっと溶けたバターが芋に絡んで、甘さと塩気が合わさる瞬間……。
「これは反則級の美味しさ!」と、家族全員が感動しました。
特に、安納紅との組み合わせは最高でした。
参考
【参考】安納芋がねっとり甘くなる焼き芋の作り方は、こちらで書いています。
どっちを選べばいい?
| こんな方には | おすすめ |
|---|---|
| 安納芋らしい、ねっとり濃い甘さを楽しみたい | 安納紅 |
| 甘いけど、後味はさっぱりがいい | 安納こがね |
| せっかくなら食べ比べしたい | 両方(皮の色がちがうので見分けやすい) |
| 子どものおやつに | 小さめの3S・4Sサイズ(焼き時間が短くてすむ) |
迷ったら、まずは王道の安納紅。
安納芋が好きな方は、ぜひ安納こがねとも食べ比べてみてください。
安納芋は、種子島生まれ
「安納」という名前は、種子島の北部・西之表市にある安納(あんのう)地区の地名から来ているそうです。
安納紅も安納こがねも、もともとは種子島でしか作れない芋でした。
品種登録から15年がたった2013年に、その期限が切れて、今は種子島以外でも作れるようになっています。
それでも僕が種子島産にこだわっているのは、やっぱり種子島の安納芋は甘さとねっとり感が違うと感じるからです。
安納芋は「高温・多雨・多照」を好むと言われていて、種子島の気候がぴったり合っているんだそうです。
雨ゆき農園さんの安納芋
うちのショップでは、種子島の雨ゆき農園さんが育てた安納芋をお届けしています。
雨ゆき農園さんは、農薬・除草剤・化学肥料を使わずに安納芋を育てている農家さんです。
皮まで安心して食べられるので、焼き芋を皮ごと食べるのもおすすめですよ。
今年は芋掘りが10月下旬から始まって、収穫量が少なめになりそうとのこと。
発送は12月中旬ごろからです。数に限りがあるので、気になる方はお早めにどうぞ。
安納紅
安納こがね
参考
【参考】雨ゆき農園さんとの出会いと、無農薬の安納芋の話は、こちらです。
【参考】安納紅・安納こがね・紅さつまの3種類を食べ比べたときの記事は、こちらです。
まとめ:安納こがねは、さっぱり上品な「幻の安納芋」
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 安納芋の品種 | 安納紅と安納こがねの2つ(どちらも1998年登録) |
| 見分け方 | 皮が赤っぽい=安納紅、白っぽい=安納こがね |
| 安納こがね | 安納いもの変わりものから。後味さっぱり、上品な甘さ。作るのが難しく少なめ |
| 安納紅 | 王道の安納芋。ねっとり、濃い甘さ。子どもたちに大人気 |
| 食べ方 | 焼き芋がいちばん。バターをのせると反則級 |
安納芋が好きな方は、ぜひ一度、2つを食べ比べてみてくださいね。
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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