こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
ゼリーのようにプルプルの果肉で大人気の「紅まどんな」。
お歳暮の時期が近づくと、
「紅まどんなって、1個いくらなの?」
「なんでこんなに高いの?」
と気になる方も多いと思います。
たしかに、みかんの感覚で見ると、ちょっとビックリする値段なんですよね(笑)
今日は、
- 紅まどんなの値段の相場(1箱・1個あたり)
- 等級やサイズで、値段がどう変わるのか
- なぜ紅まどんなは高いのか
- どこで買えるのか
を、果物屋の目線でまとめました。
それでは、いきましょう!
紅まどんなの値段は、1個あたり約430〜970円
先に答えをお伝えします。
先に結論
- 紅まどんなの値段は、約2.5kg(8〜15玉)の箱で6,500〜7,800円くらい
- 1個あたりにすると、だいたい430〜970円
- 大きいサイズ・見た目の良い等級ほど、1個あたりの値段は上がる
- 時期は11月中旬〜12月(年明けまで)。お歳暮の時期が中心
これは、JA全農えひめの直販ショップ(JAタウン)で、2026年10月16日に僕が見た今シーズンの値段をもとにしています。
| 商品(JAタウン) | 値段(税込) | 1個あたりの目安 |
|---|---|---|
| 秀・L15玉〜4L8玉(約2.5kg・JAえひめ中央) | 7,768円 | 約520〜970円 |
| 秀・L15玉〜3L10玉(JAおちいまばり) | 7,475円 | 約500〜750円 |
| 赤秀・L15玉(JA東予園芸) | 6,518円 | 約430円 |
| 良・L15玉〜4L8玉(お得用・JAえひめ中央) | 6,498円 | 約430〜810円 |
※どれも「送料負担なし」のキャンペーン価格として載っていたものです。値段は時期や年によって変わります。
ちなみに、デパートや量販店でも「1玉数百円」で売られている高級柑橘だそうです。
1個で、みかんが1袋買えちゃうくらいですね(笑)
値段は「等級」と「サイズ」で変わる
表を見て、「あれ?」と思った方もいるかもしれません。
いちばん良い等級の「赤秀」のほうが、「秀」より安いんです。
同じLサイズ15玉で比べても、赤秀(JA東予園芸)が1個約430円、秀(JAえひめ中央)が約520円。
これは、JAによって箱の詰め方(重さで詰めるか、玉数で詰めるか)や、値段の付け方がちがうためなんです。
等級の呼び方も、JAによって「秀・良」だったり「赤秀・青秀」だったりします。
なので、等級の上下が、そのまま値段の上下になるとは限らないんですね。
等級は、見た目の良さで決まる
紅まどんなは、JAの基準(糖度10.5度以上・酸1.2%未満など)をクリアしたものだけが名乗れる名前です。
その中で、外観や形の良い順に「赤秀」「青秀」などの等級に分けられているそうです。
つまり、等級は主に見た目の差。
基準をクリアした時点で、中身の美味しさはそろえてあるわけですね。
サイズは、1箱に何個入るか
紅まどんなの箱は、
- Lなら1箱に15玉
- 4Lなら1箱に8玉
というように、同じ箱でも大きいほど個数が少なくなります。
同じくらいの値段の箱なら、大玉ほど1個あたりの値段は高くなるわけですね。
値段の見方のコツ
- 贈り物で見た目にこだわるなら:赤秀・青秀などの上の等級
- 大きさで豪華さを出すなら:3L・4Lなどの大玉(1個あたりは高くなる)
- 自宅用で味を楽しむなら:等級が下のもの、小さめのサイズ
紅まどんなが高い理由
では、なぜ紅まどんなはこんなに高いのか。
調べてみると、ちゃんと理由がありました。
① 皮が薄くて、雨に弱い
紅まどんなは、皮がとても薄くてやわらかい柑橘です。
そのぶん、雨に当たると皮に亀裂が入りやすいんだそうです。
愛媛県の研究所の方の話によると、10月以降に雨に当てないことが、きれいな実を増やすポイントなんだとか。
② ハウスや袋かけの手間がかかる
雨に当てないために、
- 雨よけのハウスで育てる
- 実をひとつずつ袋で包む
といった手間がかかります。
雨よけをしないで外で育てると、きれいに出荷できる量がハウスの半分くらいになってしまうそうです。
ハウスの設備にも、袋かけの手間にも、お金と時間がかかる。
それが、値段に表れているんですね。
③ 厳しい基準で選ばれている
さらに、JAから「紅まどんな」として出荷されるのは、糖度や酸の基準をクリアしたものだけ。
基準に届かなかったものは「紅まどんな」とは名乗れません。
選び抜かれたものだけが店頭に並ぶので、そのぶん数も限られます。
④ 愛媛県でしか作られていない
紅まどんな(品種名:愛媛果試第28号)は、愛媛県のオリジナル品種。
苗木の販売先は愛媛県内に限られているそうで、ほかの県では作られていない柑橘です。
参考
【参考】「紅まどんな」と「愛媛果試第28号」「まどんな」の名前のちがいは、こちらで詳しく書いています。
紅まどんなは、どこで買える?
紅まどんなを買える場所は、主にこんなところです。
| 買える場所 | 特徴 |
|---|---|
| デパート・百貨店 | お歳暮の時期に、贈答用の化粧箱がそろう |
| JAの通販(JAタウンなど) | 産地のJAから直接届く。等級・サイズを選べる |
| ふるさと納税 | 愛媛県内の市町の返礼品として出ている |
| スーパー・量販店 | 時期になると、1玉ずつ並ぶこともある |
旬は11月中旬〜12月ごろ(年明けまで出回ります)。
人気の等級やサイズは早めに売り切れることもあるので、贈り物にするなら予約できる時期に押さえておくと安心ですね。
農家さん直送の「まどんな」という選び方
ここで、ひとつ知っておいてほしいことがあります。
「紅まどんな」という名前は、JA全農の登録商標。
なので、JAを通さずに農家さんから直接届くものは、中身が同じ愛媛果試第28号でも「紅まどんな」とは名乗れないんです。
農家さんの直送やネット通販では、「まどんな」や「愛媛果試第28号」という名前で売られています。
| 比べること | 紅まどんな(JA出荷) | まどんな(農家さん直送) |
|---|---|---|
| 品種 | 愛媛果試第28号 | 愛媛果試第28号(同じ) |
| 選ぶ人 | JAの基準で選別 | 農家さんが自分で選ぶ |
| 値段 | ブランド名のぶん、高め | 訳あり・家庭用なら、ぐっと手に取りやすい |
| 向いている場面 | 「紅まどんな」の名前で贈りたいとき | 自宅用、農家さんのこだわりで選びたいとき |
うちのお客さんからも、
「みかんの概念が変わった」
と言っていただくことがある柑橘です。
「紅まどんなの名前で贈りたい」ならJAのものを。
「自分の家で、あのプルプルを思いっきり食べたい」なら、農家さん直送のまどんなも選択肢に入れてみてください。
うちの「まどんな」について
うちのショップでは、愛媛県の農家さんから届く「まどんな(愛媛果試第28号)」を扱っています。
オレンジラインさん(愛媛・大洲市)
写真は、オレンジラインさんのまどんなです。
オレンジラインさんは、酸味がしっかり抜けるまで木に成らせてから出荷するスタイルの農家さん。
以前、オレンジラインさんから届いた不知火の箱に、2月下旬に収穫したまどんなが2個だけ入っていたことがあります。
ふつうは12月中に食べることが多い柑橘なので、3か月近く木に成らせていたことになります。
食べてみると、思ったとおり酸味がすっかり抜けて、甘さがグッと前に出ていました。
今シーズンの受付は、準備ができしだい始める予定です。
木下農園さん(愛媛・西予市)
木下農園さんのまどんな(家庭用2.5kg・5,980円)は、今年は実が落ちてしまっていて、どれくらい収穫できるかわからないとのことで、いったん受付を止めています。
収穫の見通しが立ったら、また再開する予定です。
参考
【参考】紅まどんなの旬・味・食べ方は、こちらでまとめています。
→ 「紅まどんな」の旬の時期、味の特徴、食べ方、値段のまとめ
【参考】皮が薄い紅まどんなは、ナイフで切るのがおすすめです。切り方はこちら。
まとめ:紅まどんなの値段は、手間と基準のぶん
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 相場 | 約2.5kgの箱で6,500〜7,800円くらい。1個あたり約430〜970円 |
| 値段の決まり方 | 等級(見た目)とサイズ(1箱の個数)で変わる |
| 高い理由 | 皮が薄く雨に弱い → ハウスや袋かけの手間。基準で選ばれ、愛媛県だけで作られている |
| 買える場所 | デパート、JAの通販、ふるさと納税、スーパーなど |
| 旬 | 11月中旬〜12月(年明けまで) |
| 自宅用なら | 農家さん直送の「まどんな」(中身は同じ品種)も選択肢に |
1個の値段だけ見ると高く感じますが、皮が薄くて雨に弱い柑橘を、ハウスや袋かけで守りながら育てていると思うと、納得の値段なんですよね。
年に一度のお楽しみに、ぜひ味わってみてください。
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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