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果物語(くだものがたり)

讃緑(さんりょく)とは?香緑の子どもの香川キウイ

こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。

前回は、香川生まれのグリーンキウイ香緑(こうりょく)を紹介しました。

今日は、その香緑の「子ども」にあたるキウイの話です。

讃緑(さんりょく)。

香緑と同じく、香川県で生まれたキウイです。

深山のキウイさんの讃緑も、香緑と一緒に予約の受付が始まりました。

実はこの讃緑、前のシーズンに最後まで残っていたキウイでもあるんです。

今日は、

  • 讃緑がどんなキウイなのか
  • 讃緑は、香緑の「子ども」だった
  • 香緑とくらべて、どこが違うのか
  • 前のシーズン、最後まで残っていた話
  • 讃緑の追熟のこと

まで、お話しします。

それでは、いきましょう!


讃緑ってどんなキウイ?

まずは基本から。

項目 内容
読み方 さんりょく
生まれ 香川県農業試験場 府中分場
親 香緑 × 中国系キウイの雄の系統
交配・品種登録 1986年に交配、1999年に品種登録
形 先がとがったロケットのような形
大きさ 1個75〜85gほど(100gを超えるものも多い)
表面の毛 短くて少なめ
果肉 追熟すると黄緑色
糖度 17〜18度
味 甘みが強く、ほどよい酸味でさっぱり
産地 香川県だけ

名前の由来がはっきり書かれた資料は見つけられなかったんですが、「讃」は、香川県の昔の呼び名「讃岐(さぬき)」と同じ字ですね。

ちなみに、品種登録を出願したときの名前は「サン・スイート」だったそうです。


讃緑は、香緑の「子ども」でした

讃緑のことを調べていて、いちばん「おっ」と思ったのがここです。

讃緑は、香緑を母親にして生まれたキウイなんです。

品種 親
香緑 ヘイワードから偶然生まれた実生を選び出した
讃緑 香緑 × 中国系キウイの雄の系統

ヘイワードから香緑が生まれて、

その香緑から、讃緑が生まれた。

つまり讃緑は、ヘイワードの孫ということになりますね。

そして、もう一方の親は中国系のキウイ。

讃緑の表面の毛が短くて少ないのは、この中国系の親から受け継いだ特徴なんだそうです。

香緑と讃緑、くらべてみると

親子でも、けっこう違います。

香川県の資料をもとに、並べてみました。

くらべるところ 香緑(親) 讃緑(子)
形 円筒形の俵型 先のとがったロケット型
大きさ 90〜110g 75〜85g(少し小さめ)
表面の毛 長くて、びっしり 短くて少なめ
果肉の色 濃いエメラルドグリーン 黄緑色
糖度 14〜17度 17〜18度

こうして並べると、同じ香川のグリーンキウイでも、ずいぶん個性が違うのが分かりますね。

それから讃緑は、ほかの品種より早く熟すのも特徴で、10月下旬〜11月上旬ごろに熟すそうです。

※【参考】香緑については、こちらで詳しく書いています。

→ 香緑(こうりょく)とは?香川生まれの甘いグリーンキウイ


甘さに、ほどよい酸味

讃緑の味は、香川県の資料ではこう紹介されています。

甘みが強い反面、適度な酸味でさっぱりした食味

糖度は17〜18度と高いんですが、酸味もほどよくあるので、後味がさっぱりしているんです。

僕も、前のシーズンのメルマガで、

「香緑に負けず劣らず、しっかり甘いです」

と書いていました。

香緑は、酸味が少なくて、とにかく甘くて濃い。

讃緑は、しっかり甘いけど、ほどよい酸味がある。

これはあくまで僕の考えですが、

  • とにかく甘いのが好きな方は、香緑
  • キウイらしい酸味も楽しみたい方は、讃緑

という選び方もいいと思います。


前のシーズン、最後まで残っていたのが讃緑でした

前のシーズン(今年の1〜2月ごろ)の話です。

香緑の記事でも書きましたが、前のシーズンは香緑の注文が一気に増えて、2月の中旬に、香緑のほうが先に売り切れました。

そのとき、最後まで残っていたのが讃緑だったんです。

僕はメルマガで、こう書いていました。

「国産キウイ、香川のキウイを最後にもう一度食べておきたい」という方は、ぜひお早めにどうぞ。

そして讃緑も、その1週間ほどあとに受付を終えました。

香緑を食べそびれた方にとっては、讃緑が香川のキウイの“最後の砦”だったわけですね。


香川県だけで育つキウイ

讃緑は、香川県の中でだけ作られているキウイです。

香川県は、キウイの研究にとても力を入れている県で、讃緑のほかにも、

  • 香緑
  • さぬきゴールド
  • さぬきキウイっこ

と、オリジナル品種がいくつも生まれています。

それから、讃緑の資料を読んでいて、ちょっと面白いと思ったことがあります。

讃緑を育てるときには、冷凍して保存しておいた花粉を使う、と書かれていたんです。

キウイは、実がなる雌の木と、花粉を出す雄の木が分かれている果物です。

だから、雌の木の花が咲いたときに、うまく受粉させる工夫が必要なんですね。

※【参考】キウイの雄の木と雌の木の話は、こちらで書いています。

→ キウイの新品種はどう生まれる?木と花のふしぎな関係


讃緑も、追熟してから食べます

讃緑も、香緑と同じく追熟してから食べるキウイです。

香川県の資料では、讃緑は収穫したあと2〜3週間ほど追熟が必要とされています。

常温に置いて、やわらかくなるのを待ちます。

りんごと一緒に袋に入れておくと、追熟が早まります。

箱には「食べ頃のメモ」が入っています

深山のキウイさんの讃緑の箱にも、香緑と同じように食べ頃のメモが入っています。

「◯月◯日頃より後に、手で触って柔らかいとわかるくらいがおいしい状態です。じっくり待っておいしい状態でお楽しみください。」

日付の部分は、赤いペンで手書きされています。

このメモを目安にしていただければ、追熟に慣れていない方でも安心です。

そして、食べ頃になったら冷蔵庫へ。

常温に置きっぱなしにすると、やわらかくなりすぎてしまうので、食べ頃になったものから順番に冷蔵庫に入れてください。

※【参考】キウイの追熟のやり方は、こちらで詳しく書いています。

→ キウイが硬い!追熟で甘くする方法と食べ頃


うちでお届けしている讃緑

うちでは、香川県善通寺市の深山のキウイさんの讃緑をお届けしています。

讃緑は、1.5kgと5kgの2つをご用意しています。

お届けは、12月上旬からの予定です。

→ 深山のキウイの「讃緑」1.5kgはこちら

→ 深山のキウイの「讃緑」5kgはこちら

親の香緑と、食べ比べてみるのもおすすめです。

同じ香川のグリーンキウイでも、親子でこんなに違うんだ、と感じてもらえると思います。

→ 深山のキウイの「香緑」1.5kgはこちら

※【参考】深山のキウイさんのことは、こちらの記事で紹介しています。

→ 深山のキウイさん(香川)屋号は、ふたりの名前でした


まとめ:讃緑は、香緑から生まれたさっぱり甘いキウイ

讃緑のお話でした。

ポイント 内容
どんなキウイ? 香川生まれの、さっぱり甘いグリーンキウイ
親 香緑 × 中国系キウイ。香緑の子どもで、ヘイワードの孫
生まれ 香川県農業試験場 府中分場。1999年に品種登録
形 先のとがったロケット型
味 糖度17〜18度。ほどよい酸味でさっぱり
産地 香川県だけ
食べ方 2〜3週間ほど追熟してから。食べ頃になったら冷蔵庫へ
うちの讃緑 深山のキウイさん(善通寺市)。12月上旬からお届け

香緑の甘さに、ほどよい酸味が加わった讃緑。

親子で食べ比べてみると、香川のキウイの奥深さが分かると思います。

本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!

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