こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
突然ですが、皆さんに質問です。
スイカって、どこまで大きくなると思いますか?
スーパーで見かける大玉スイカが、だいたい5〜7kgくらい。
「頑張っても20kgとか?」
いえいえ。
世界にはですね、大人2人分より重いスイカが存在するんです(笑)
そして逆に、
「え、これがスイカ!?」と目を疑うくらいちっちゃな「スイカ」も存在します。
しかもこの世界一小さいスイカには、調べてみたらとんでもないどんでん返しが待っていました。
今日は、果物屋のヨシハマが「スイカのサイズの世界記録」を巡る旅にご案内します。
世界一大きいスイカ、世界一小さいスイカ、そして日本一のスイカまで。
読み終わる頃には、誰かに話したくなっているはずですよ(笑)
それでは、いきましょう!
世界一大きいスイカは「159kg」。もはや米俵より重い
まずは、世界一大きいスイカから。
ギネス世界記録に認定されている世界一重いスイカは、なんと159kgです。
159kgですよ!?
大人2人分より重い。
米俵(60kg)で言えば、2俵半以上。
もはや「スイカ」というより「岩」です(笑)
この記録は、2013年にアメリカ・テネシー州のクリス・ケントさんが打ち立てたもの。
使われた品種は、「カロライナ・クロス」というジャンボスイカ専用の品種です。
このカロライナ・クロス、アメリカでは家畜のエサや観賞用としても栽培されてきた、とにかく大きくなる品種なんですね。
そして、ここで考えてほしいんです。
スイカって、大きくなると自分の重さで割れてしまうリスクがあるんですよ。
つまり159kgという記録は、「大きく育てる」だけじゃなくて、「割れないまま育てきる」という恐ろしく難しい挑戦の末の数字なんです。
生産者さんの執念、恐るべしです。
日本一大きいスイカは?記録は「132kg」
「じゃあ、日本一はどのくらいなの?」
気になりますよね。
日本記録として認定されているのは、132kg。
2023年7月に、熊本県でJA鹿本の園芸部OB会に所属する方が育てあげたジャンボスイカです。
世界記録の159kgには届かないものの、132kgって、十分に化け物級ですよね(笑)
しかもさすがは、スイカ出荷量日本一の熊本県。
普段から美味しいスイカを育てているプロたちが、本気を出すとここまでいくのか、という記録です。
「買える日本一」もある!富山の入善ジャンボ西瓜
「でも、記録用のスイカって、僕らは食べられないでしょ?」
と思ったそこのあなた。
実は日本には、「普通に買える日本一大きいスイカ」があるんです。
それが、富山県入善町(にゅうぜんまち)の「入善ジャンボ西瓜」。
- 平均重量15〜18kg(大きいものは30kg!)
- 長さ約40cmの、ラグビーボールのような俵型
- 明治20年ごろから続く、120年以上の歴史
- 9kg以上のものしか「入善ジャンボ西瓜」を名乗れないという厳しい基準
普通の大玉スイカの2〜3倍のサイズ感で、「日本一大きなスイカ」として贈答用に全国へ出荷されている、まさに名物スイカです。
あの俵型のビジュアル、一度見たら忘れられないインパクトがありますよ。
旬は7月下旬〜8月上旬ごろ。
「今年の夏は、とにかくデカいスイカが食べたい!」という方は、チェックしてみてはいかがでしょうか(笑)
世界一小さいスイカは3cm。ただし・・・衝撃の正体が
さて、今度は逆です。
世界一小さいスイカの話。
その大きさ、なんと2〜3cmほど。
ぶどうの一粒くらいのサイズなのに、見た目は緑の縞模様まで完璧な、ミニチュアのスイカなんです。
名前は「ペップキーノ」。
「マイクロキュウリ」「きゅうりメロン」なんて呼ばれ方もします。
初めて写真を見たとき、僕は「CGでしょ?」と思いました(笑)
それくらい、完璧に「小さいスイカ」なんです。
ところが。
ここで、冒頭でお伝えしたどんでん返しです。
このペップキーノ、調べてみたら・・・
スイカじゃありませんでした(笑)
正体は、キュウリに近いウリ科の植物。
切ってみると、中は赤くなくて、キュウリのような透明感のある緑色。
味も、スイカの甘さではなく、コリコリした食感に、爽やかな酸味という、まさに「小さなキュウリ」なんだそうです。
つまり正確に言うと、
「世界一小さいスイカ」ではなく、「世界一スイカに似ている、小さな別の野菜」
だったんですね。
いやー、世の中うまくできています(笑)
サラダやピクルスにすると美味しいそうなので、見た目のインパクト重視のおしゃれ食材として使われているみたいですよ。
じゃあ「本物のスイカ」で一番小さいのは?
「ペップキーノがスイカじゃないなら、本物のスイカで一番小さいのは何なの?」
そう思いますよね。
本物のスイカで小さいものといえば、「小玉スイカ」です。
重さは1.5〜3kgほどで、冷蔵庫にすっぽり入るサイズ。
「小さい=味が薄い」と思われがちですが、これが大間違い。
最近の小玉スイカは品種改良が進んでいて、大玉に負けない甘さを持っています。
中でも僕のイチオシは、「ピノガール」という小玉スイカ。
小玉なのにしっかり甘くて、しかも種が普通のスイカの4分の1ほどの小ささなので、種を気にせずガブガブ食べられるんです。
世界記録の159kgもロマンですが、「小さくても本気で美味しい」というのも、品種改良のロマンなんですよね。
※【参考】ピノガールの誕生秘話や特徴は、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ スイカ「ピノガール」とは?誕生の歴史・味・栽培方法まで徹底解説
まとめ:スイカのサイズは「159kg」から「1.5kg」まで
今日のお話を、まとめてみますね。
| 記録 | サイズ | 詳細 |
|---|---|---|
| 世界一大きい | 159kg | ギネス記録。2013年アメリカ。品種はカロライナ・クロス |
| 日本一大きい(記録) | 132kg | 2023年、熊本県のジャンボスイカ |
| 日本一大きい(買える) | 15〜30kg | 富山の「入善ジャンボ西瓜」。120年超の歴史 |
| 世界一小さい(見た目) | 2〜3cm | ペップキーノ。ただし正体はキュウリの仲間(笑) |
| 本物のスイカで最小級 | 1.5〜3kg | 小玉スイカ。ピノガールなど、甘さは大玉級 |
世界一の159kgから、小玉スイカの1.5kgまで。
同じ「スイカ」でも、実に100倍以上のサイズ差があるわけです。
こうして見ると、スイカって本当に奥が深い果物だと思いませんか?
そして、サイズの話をさんざんした後でアレなんですが(笑)、結局のところ、スイカは「大きさより、味」です。
うちのショップでは、山形・尾花沢のむらかみ農園さんが育てた、小玉の「ピノガール」から大玉の「金色羅皇」まで、味で選んだスイカを取り揃えています。
今年の夏は、あなたにぴったりのサイズの、本気で美味しいスイカを見つけてくださいね。
※【参考】「大きさ」つながりでもうひとつ。あの四角いスイカの正体を調べた記事もどうぞ。
→ 四角いスイカって美味しいの?果物屋が「謎だらけの四角スイカ」を本気で調べてみた
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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