スイカの収穫量ランキングTOP3!
夏といえばスイカ!
冷たくて甘いスイカは、暑い夏にぴったりの食べ物ですよね。
でも、日本のスイカの生産地って、どこが有名かご存じですか?
今回は、スイカの収穫量ランキングと、各地のスイカの特徴についてご紹介します!
スイカ収穫量ランキング!
日本のスイカ収穫量ランキングは以下のようになっています:
- 熊本県
- 千葉県
- 山形県
「やっぱり熊本か!」と思った方も多いのではないでしょうか?
熊本県は、温暖な気候と長い日照時間、昼夜の寒暖差が大きいという、スイカ栽培に最適な条件が揃っているんです。
そのため、3月から「春スイカ」として出荷されるんですね。
熊本スイカの特徴とオリジナル品種
「スイカといえば熊本!」これ、もう日本の常識って言ってもいいくらい、熊本県はスイカの生産量で日本一なんです!
じゃあ、なんで熊本でこんなにも美味しいスイカが育つのか?これにはちゃんとした理由があるんですよ。
まず、スイカが美味しく育つのにピッタリな気候と土壌に恵まれてるんです。
温暖な気候で日照時間が長いから、スイカが太陽の恵みをいっぱい受けて甘くなる。
さらに、盆地が多いから昼と夜の寒暖差が大きいのもポイント!この寒暖差が、スイカの糖度をグッと上げてくれるんです。
しかも、温暖な気候を利用して、3月とか早い時期から「春スイカ」として出荷が始まるんですよ。早いですよね!
熊本県には、色んな美味しい品種があるんです。僕がお付き合いさせてもらってる岡山農園さんも熊本でこだわりのスイカを育てています
- 夢大地かもと: これはもうブランドですね!JA鹿本さんが厳しくチェックして出荷してる、間違いのない美味しさです。
- ひとりじめ: この小玉スイカ、ホントに美味しいんですよ!皮が薄くて甘みが強くて、シャリシャリの食感がたまらない!僕らのショップで扱ってる黒小玉ボンボンもひとりじめの仲間です。
- ピノ・ガール: 最近よく話題になりますよね!一番の特徴は、タネがびっくりするくらい小さいこと!そのまま食べてもタネが気にならないから、パクパクいけちゃいます。
- 金色羅皇(こんじきらおう): これも岡山農園さんで作ってます!切るとね、果肉が鮮やかな黄金色なんです!見た目のインパクトもすごいし、とにかく糖度が高くて甘い!ちょっと珍しい品種ですね。
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こういう品種が、熊本の恵まれた環境と農家さんの技術で美味しく育ってるんです。
熊本は、栽培技術もすごくて、ほとんどのスイカがビニールハウスで育てられています。温度管理を徹底して、最高の状態に育ててるんですね。
あと、大玉スイカは1つの株から1個、小玉でも2個しか収穫しない「摘果」っていう作業をすることで、栄養をギュッと集中させて、甘みと品質を高めてるんです。
農家さんの愛情と手間ひまがたっぷり詰まってますね!
千葉スイカの特徴
千葉県は、熊本県に次ぐスイカの生産量を誇る、知る人ぞ知るスイカの名産地なんです。
なぜ千葉県で美味しいスイカが育つのか?
千葉県がおいしいスイカを育てる秘密は、その「地の利」にあります。
- 水はけの良い土壌: 千葉県には関東ローム層という、水はけの良い土壌が広がっており、スイカ栽培に適しています。この土壌は、余分な水分を溜め込まず、スイカの根腐れを防ぐのに役立つんです。
- 内陸性の気候: 千葉県内陸部は、昼と夜の寒暖差が大きい気候です。この寒暖差がスイカの糖度を高め、甘くて美味しいスイカを育てます。
- トンネル栽培: 千葉県では、トンネル栽培という技術が広く用いられています。これにより、温度管理が可能となり、梅雨時期でも品質の高いスイカを安定的に供給できるんです。
千葉スイカの代表品種
千葉県では、様々な品種のスイカが栽培されていますが、中でも有名なのは以下の品種です:
- 紅大(こうだい): 昔ながらの品種で、中心から皮の近くまで甘く、きめ細かい肉質が特徴。
- 味きらら: 大玉スイカの定番品種の一つで、完熟すると独特のコクのある甘味と、やや硬めのシャリシャリとした食感が楽しめます。
- ブラックジャック: 種がほとんどない種なしスイカで、高糖度でシャリ感があり、種を気にせず食べられるのが特徴。(→ブラックジャックについての記事)
- 愛娘(まなむすめ): 小玉スイカながらシャリ感が強く、甘みも優れています。
千葉スイカのブランド「富里スイカ」
千葉県の中でも、富里市はスイカの名産地として知られており、「富里スイカ」というブランドを確立しています。
富里スイカは、その品質の高さから、全国的に人気のあるブランドスイカとなっています。
山形スイカの特徴
「山形県のスイカ?あまり聞いたことないなぁ…」
そう思った方は、ちょっと損してるかもしれません!
実は山形県は、知る人ぞ知るスイカの名産地。
特に夏の生産量は日本一を誇り、尾花沢市を中心に、甘くてシャリシャリ食感がたまらない絶品スイカが栽培されているんです。
今回は、そんな山形スイカの魅力をたっぷりご紹介します!
なぜ山形県で美味しいスイカが育つのか?
山形県は、スイカ栽培に適した気候と地形に恵まれています。
- 昼夜の寒暖差: 盆地特有の昼夜の寒暖差が大きいことで、スイカに甘みが凝縮されます。
- 長い日照時間: 夏の日照時間が長いことも、光合成を促進し、糖度を高める要因です。
これらの条件が重なり、山形県では糖度が高く、シャリ感の強い、美味しいスイカが育つんですね。
山形スイカの代表品種
山形県では、様々な品種のスイカが栽培されていますが、中でも有名なのが「尾花沢すいか」です。
僕がおつき合いさせていただいている「むらかみ農園」さんも、尾花沢のスイカ農園です。
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尾花沢で育った、種無しスイカ「ブラックジャック」がついに収穫
こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。 種無しスイカ「ブラックジャック」がいよいよ、収穫開始となりました! 「今年は、当店でも取り扱いたい!」 と、春先から農家さんを探していた「ブラックジャック ...
尾花沢スイカには、以下のような品種があります。
- 祭ばやし777(スリーセブン): 強い甘さとシャリ感が特徴の大玉品種。
- ひとりじめ: 小玉で甘みが強い品種。
- 姫甘泉: シャリ感が際立つ小玉品種。
これらの品種は、いずれも厳しい品質基準をクリアした、こだわりの逸品です。
栽培方法へのこだわり
山形県では、スイカ栽培に様々な工夫が凝らされています。
例えば、秋マルチ栽培という方法。
これは、冬の雪で春になっても地温が上がりにくい地域特性に合わせて、秋のうちに土壌をフィルムで覆い、地温を高く保つ栽培方法です。
こうした栽培方法へのこだわりが、山形スイカのおいしさにつながっているんですね。
その他の産地もチェック!
全国各地でスイカ栽培が行われていますが、鳥取県や茨城県、新潟県、北海道、秋田県、愛知県、静岡県なども、美味しいスイカの産地として知られています。
鳥取県の「大栄スイカ」や、北海道の「でんすけすいか」などは、全国的に有名なブランドスイカです。
スイカは南から北へ!知っておきたい収穫リレー
日本のスイカ栽培は、南から北へリレーのように移り変わっていくのが特徴です。
3月下旬頃に熊本県で収穫が始まり、5月には千葉県、そして夏本番の7月、8月には山形県が旬を迎えます。
これは、スイカの生育に適した気温が、季節とともに北上していくためです。
おわりに
いかがでしたか?
スイカの生産量ランキングや、産地別の特徴、栽培方法など、知られざるスイカの世界をご紹介しました。
今年の夏は、ぜひ各地のスイカを食べ比べて、お好みの味を見つけてみてください!
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