フルーツショップ「ときわオンライン」の店長日記。旬のフルーツ、カット方法、保存方法、などフルーツ情報を書いています

果物語(くだものがたり)

みかんの大トロ「せとか」甘味、酸味、食感、果汁の多さどれをとっても高品質

こんにちは

ときわオンラインヨシハマです。

大変なことになりました!

私ごとではありますが、

先日、お義母さんを連れて僕らの家族とアイススケートに行ったのですが、お義母さんが膝からコケて膝を骨折してしまったんです!!

手術が必要なほどではないですし入院もしていないですが、相当痛いみたいで現在、車椅子の生活になっています。。。

お義母さんは、最近、仕事を変えたばかりで新しい職場にはまだ数日しか出勤していないのに、これでは仕事も行けない・・

妻が「もう、スケートには誘わんわー」と言っていましたが、

「なんでやねん!また誘ってやー!」と言っていたので、痛そうではありますが、本人はまだ元気そうなのでよかったです。

みなさんもお気をつけ下さい。

「みかんの大トロ」といえば○○でしょ。

さて、フルーツの話題なんですが、

前回このブログでも、愛媛で柑橘栽培をしている木下農園さんの「はるか」が当店の商品ラインナップに新しく加わりました。という話をしました。

前回の記事
奇跡のみかん「はるか」食べ方や、収穫時期、値段、特徴を紹介します!

奇跡のみかん「はるか」の特徴「食べ方、収穫時期」って?   愛媛で柑橘栽培をしている木下農園さんの「はるか」が当店の商品ラインナップに新しく入りました。 はるかは「奇跡のみかん」と言われてい ...

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今回は、その木下農園さんの「せとか」が商品ラインナップに加わったのでお伝えします。

みなさん「せとか」をご存知ですか?

このブログを読んでいる方は、フルーツが大好きで詳しい方が多いので「知っているよ」という方も多いと思いますが、

「甘味」、「酸味」、「果汁の多さ」、「食感」、どれをとってもクオリティが高い柑橘ですよね。

「みかんの大トロ」と呼ばれることも多く、「柑橘の女王」とも言われています。

これは言い過ぎではなくて、「その通り!」と個人的にも思っていますし、いい表現だと思います。

本当に群を抜いておいしい柑橘です。

「いやいや、褒めすぎでしょ!美味しい品種はせとか以外にもたくさんあるよ!」

はい、わかっています。

いや、確かにそうですね。

ここ数年は「甘さ」に特化した品種、「香り」に特化した品種、「食感」に特化した品種など、すごく美味しい品種が続々と出てきています。

最近では、愛媛県が開発した、ゼリーのようなプルプル食感の「紅まどんな」がすごく人気で、ここ数年で「紅まどんなの虜になった」という方も多いと思います。

確かに、紅まどんなもメチャクチャ美味しいですよね。僕も大好きな柑橘です。

また、「強い甘みを感じられる」という点でいうと、個人的に最強だと思っているのは「甘平」という、これまた愛媛県が開発した品種。

これが、ものすごく甘くて初めて食べた時にはびっくりしました!!個人的には、現在流通している品種の中で一番甘いと思っています。大好きな品種の一つです。

このように、確かに美味しい品種は続々と出てきています。でも、それでもですよ。個人的にはやっぱり「せとか」推しなんですね。

せとかを初めて食べた時には「これを上回る柑橘は、今後出てこないのではないか?」と思ったほどです。

「甘味」、「酸味」、「果汁の多さ」、「食感」、どれをとってもパーフェクト!

あえて、マイナス点を挙げるのであればひとつしか、ありません。

あえて、マイナス点を挙げるのであれば?

それは、皮が剥きにくい!ということです。

せとかは、「みかん」というより「オレンジ」に近い品種なので、外皮が身にピタッとくっついて剥きにくいんですね。

なので、食べる時には少し面倒…

みかんはサッと皮を剥いて手軽に食べられるというのが魅力なので、「手軽さ」という点でいうと「せとか」はマイナスですね。

「せとか」を食べる時は、ナイフでカットして食べることをおすすめします。

でも、そんな手軽さなんか、一瞬で忘れてしまうほど、やっぱり「味」は抜群においしいです。

口に入れた瞬間に、ドバッと甘〜い果汁が口の中に広がり、

凝縮されたきめ細かい果肉を噛むと、柑橘とは思えないほどトロッとした食感が味わえます。

これは、他の柑橘では味わえないですね。

かなり熱く語ってしまいましたが、話を戻すと、、

そんな、一推しの柑橘「せとか」が当店のラインナップに加わります。

育てているのは、先日も紹介した「木下農園」さん。

圧倒的に恵まれた環境にある木下農園が、大事に育てた「せとか」

もちろん、安心安全にも意識が高く、「減農薬」で育てています、「防腐剤」や「ワックス」の使用もありません。

「せとかを食べたことがない」という方には、騙されたと思って一度食べて下さい。と強くおすすめしたいですね。

「こんな柑橘があったの!」と驚かれると思いますよ。

せとかが、ものすごく不味くなることもある

最後に、注意点もお伝えしておきます。

結論から言うと、せとかはものすごく不味くなることもあります。

理由は、寒波の影響を受ける場合があるからです。

せとかは、今回みたいに熱く語ってしまうほど大好きな柑橘ですが、寒波の影響を受けたせとかは、本当に不味くて食べられたもんじゃありません。(なんか苦味が出るんですよね。。)

せとかは-2℃以下になると、凍ってしまいます。寒波の影響を受けて、一度凍ってしまうと暖かくなって解凍されても、味は戻らず不味くなるんです

「せとか」の旬は2月下旬〜3月中旬なので、一番寒くなる1月、2月を耐えないといけません。

(このリスクがあるため、「せとか」の栽培を嫌がる農家さんも多いんです・・)

実は、このことで当店は大失敗をしたことがあります。

以前にマルナカ農園さんの「せとか」を取り扱っていたんですが、その年は大寒波に当たってしまい「せとか」が凍って、不味い「せとか」が大量に出てしまいました…

それで、ご予約でいただいている注文分が出せなくなってしまって、返金対応をしたり、次のシーズンにお送りする。という対応をさせていただきました…

そのようなリスクがあるので、せとかの予約受付はかなり慎重なんです。

木下農園さんでも「このくらいの量であれば、確実に確保できるだろう」という量しか、予約受付はできません。

売り切れになった場合でも、再販の判断は2月下旬になってからです。

その時に再販できるのかはどうしてもわからないので、どうぞご注意ください。

それでは、本日は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ときわオンラインヨシハマでした。

それでは〜、、、

 

→木下農園さんの「せとか」はこちら

 

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