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果物語(くだものがたり)

【2025年夏】果物屋が本気で選んだ!この夏絶対に食べるべきスイカ品種10選

【2025年夏】果物屋が本気で選んだ!この夏絶対に食べるべきスイカ品種10選

こんにちは、農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」のヨシハマです!

いやー、しかし毎日暑いですね! こうなってくると、やっぱり食べたくなるのが、夏の果物の王様「スイカ」じゃないですか?

キンキンに冷やしたスイカにかぶりついた瞬間の、あのシャリっとした食感と、口いっぱいに広がる甘い果汁…たまりませんよね! 僕はもう、スイカは食べ物というより「飲むもの」だと思ってます(笑)。

「スイカって、どれも同じじゃないの?」なんて思っている方がいたら、それはメチャメチャもったいない! 最近のスイカは品種改良がものすごく進んでいて、個性豊かな美味しいスイカがたくさん出てきてるんですよ。

そこで今回は、僕、ヨシハマが全国の農家さんを訪ね歩き、実際に食べて「これはうまい!」と唸った、この夏絶対に食べてほしいスイカ品種を10個、厳選してご紹介していこうと思います!

これを読めば、あなたもスイカ通になれること間違いなしです! それでは、いきましょう!


1. 金色羅王(こんじきらおう)|スイカ界の甘さモンスター!

まず、トップバッターはこれ!「金色羅王」です!

このスイカ、何がすごいって、とにかく糖度が半端じゃないんです。 一般的なスイカの糖度が12度でも甘いって言われる中で、平均で15度以上、高いものだとシャインマスカット並みの20度を超えることもあるっていう、まさに“スイカ界の甘さモンスター”!

僕も初めて食べた時は衝撃的な甘さに本当に驚きました。 

しかも、切ってみてびっくりするのが、果肉の色。 赤じゃなくて、鮮やかなオレンジ色(黄金色)なんです

見た目のインパクトもすごいので、ギフトで贈ると「こんなスイカ初めて!」って絶対に喜ばれますよ

今年も母の日に、この金色羅王を贈る方がたくさんいらっしゃいましたね

こんな人におすすめ!

  • とにかく甘いスイカが食べたい!という方
  • サプライズ感のあるギフトを探している方
  • 新しい品種に挑戦してみたい方

→金色羅王はこちらで購入できます

2. ピノ・ガール|タネのストレスから解放!お子様にも◎

「スイカは好きだけど、種を出すのが面倒…」

わかります!その気持ち、よーくわかります。特に、お子さんに食べさせるときなんか大変ですよね。

そんな悩みを解決してくれるのが、この「ピノ・ガール」!

このスイカの最大の特徴は、タネが普通のスイカの4分の1くらいの大きさしかない「マイクロシード」であること 。 小さくて柔らかいので、タネを気にせずにそのまま食べられちゃうんです

「種が小さいってことは、味はイマイチなんじゃないの?」って思われるかもしれませんが、ところがどっこいですよ! 甘みもしっかりあって、皮のギリギリまで美味しい! 熊本の岡山農園さんが母の日ギフトに作付するくらい、味にも自信のある品種なんです

こんな人におすすめ!

  • スイカの種がとにかく苦手な方
  • 小さなお子さんがいるご家庭
  • 食べやすさを重視する方

→ピノガールはこちらで購入できます

3. ゴールデンジャック|甘さも種なしも!わがままを叶えた最強新品種

今年デビューしたばかりの、出来立てホヤホヤの新品種がこの「ゴールデンジャック」!

僕もこの前、初めて取り寄せて食べたんですが、本当にびっくりしました。

何がすごいって、先ほど紹介した「金色羅王」の激甘の血を引き継ぎながら、種なしスイカの代表格「ブラックジャック」の技術も取り入れているんです

つまり、**「めちゃくちゃ甘くて、しかも種がない」**という、スイカ好きのわがままを全部叶えちゃったような、とんでもないスイカなんです!

実際に切ってみると、本当に黒い種がなくて、食べやすさは最高! そして味は、皮のギリギリまでしっかり甘い 。 これは、これからのスイカの主流になるかもしれない…そんな可能性を感じさせる逸品です。

ただ、大玉なので冷蔵庫に入りにくいのが唯一のネックですかね(笑)

こんな人におすすめ!

  • 最先端の新品種をいち早く試したい方
  • 甘さも食べやすさも、どっちも譲れない方
  • 話題性のあるフルーツが好きな方

→ゴールデンジャックはこちらで購入できます

参考
ついに登場!種無し、激甘のスイカ「ゴールデンジャック」

こんにちは! 農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」のヨシハマです。 いやー、6月なのに連日30度超えの真夏日で、体がバテてしまいそうですね。 こんな暑い日には、キンキンに冷えたフルーツが食べた ...

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4. ひとりじめボンボン(黒小玉スイカ)|赤と黄色で驚きを贈る!

「独り占めボンボン」って、ちょっとふざけた名前だなって思いません? 僕も初めて聞いた時、笑っちゃいました(笑)。「え?品種名ですか?」って、思わず2回も聞き直しちゃいましたよ。

でも、このスイカ、名前に負けないくらい個性的で美味しいんです。

黒い皮が特徴の小玉スイカなんですが、最大の魅力は、定番の赤い果肉の「ひとりじめボンボン」に加えて、黄色い果肉の**「ひとりじめイエロー」**もあって、贈る相手に合わせて色を選べることなんです!

父の日ギフトなんかで、赤と黄色の2玉セットで贈ると、切った時のサプライズ感がすごいんですよ 。実際に「黄色のスイカは食べたことがなかったので珍しくて喜んでました」なんてお声もいただいています

もちろん味も一級品で、シャリ感が強く、皮のギリギリまで甘い 。 小玉なので冷蔵庫に入れやすいのも、贈られた側からすると地味に嬉しいポイントですよね

こんな人におすすめ!

  • 父の日や贈り物で、サプライズを演出したい方
  • 見た目も味も楽しみたい方
  • 冷蔵庫に入れやすいサイズを求めている方

→ひとりじめはこちらで購入できます

5. ブラックジャック|元祖・種なしスイカの革命児

今でこそ「種なしスイカ」は珍しくなくなりましたが、その常識を覆したのが、この「ブラックジャック」です。

昔の種なしスイカって、「食べやすいけど、味がちょっと…」って言われることが多かったんです

でも、このブラックジャックは、種がないのに、甘さもシャリ感も普通のスイカ以上! まさに革命的な品種でした

当店では、スイカの名産地・山形県尾花沢市の「むらかみ農園」さんが作るブラックジャックを取り扱っています 。 50年以上スイカ一筋の頑固おやじ(いい意味ですよ!)が、完熟を見極めて収穫したスイカは、本当に絶品です

こんな人におすすめ!

  • とにかく種を気にせず、ストレスフリーでスイカを食べたい方
  • ブランド産地のスイカを味わってみたい方
  • 王道の赤いスイカが好きな方

→ブラックジャックはこちらで購入できます

6. 羅皇(らおう)|赤肉スイカの甘さの頂点!

「金色羅王」があるなら、その兄弟分も気になりますよね? 「羅皇」は、金色羅王と同じく糖度の高さで知られる赤肉のスイカです。

その糖度は、金色羅王にも匹敵するレベルで、濃厚な甘さと強いシャリ感が特徴。まさに赤肉スイカの「王様」と呼ぶにふさわしい味わいです。

金色羅王がオレンジ色の果肉でフルーティーな甘さなのに対して、羅皇は王道の赤い果肉で、これぞスイカ!という濃厚な甘さを楽しめます。 「黄色いスイカもいいけど、やっぱりスイカは赤でしょ!」という方には、ぜひこの羅皇を試してみてほしいですね。

こんな人におすすめ!

  • 濃厚な甘さの赤いスイカが好きな方
  • 金色羅王と食べ比べてみたい方
  • シャリ感の強いスイカを求めている方

7. でんすけすいか|北海道から届く、漆黒の贈り物

スイカの常識を覆す、この真っ黒な見た目! これが北海道当麻町(とうまちょう)の地域ブランド「でんすけすいか」です。

その見た目のインパクトから、贈答品として絶大な人気を誇ります。箱を開けた瞬間の「何これ!?」という驚きは、他のスイカでは味わえません。

もちろん、見た目だけじゃありません。厳しい品質基準をクリアしたものだけが出荷されるので、味も抜群。シャリ感が強く、糖度も高くて、上品な甘さが特徴です。

生産地が北海道当麻町に限定されていて、人気も高いため、なかなか手に入らない幻のスイカの一つですね。

こんな人におすすめ!

  • とにかくインパクトのある贈り物をしたい方
  • 最高級のブランドスイカを味わいたい方
  • 珍しいものが好きな方

8. 尾花沢スイカ(祭りばやし777)|夏スイカの王様、その主力品種を味わう!

「夏スイカは、やっぱり尾花沢だよね!」

スイカ好きなら一度は耳にしたことがあるであろう、山形県の「尾花沢スイカ」。 夏スイカの生産量日本一を誇るこの地域は、盆地特有の昼夜の激しい寒暖差が、スイカに極上の甘みを与えてくれるんです

そんな「尾花沢ブランド」を支える主力品種の一つが、何を隠そうこの**「祭りばやし777(スリーセブン)」**なんです!

このスイカのすごいところは、とにかく味のバランスが絶妙なこと。 強い甘みがありながら、シャリ感も程よくて、皮のギリギリまで味が濃い。どこを食べても「うまい!」って思わせてくれる安定感があるんですよね。

栽培しやすくて食味も良いことから、多くの農家さんに支持されていて、当店でお世話になっている「むらかみ農園」さんでも、この「祭りばやし」のような素晴らしい品種を愛情込めて育てられています。

派手さはないかもしれないけど、毎日でも食べたくなるような、ホッとする美味しさ。これぞ日本のスイカ!って感じですね。

こんな人におすすめ!

  • スイカの名産地の味を確かめたい方
  • 甘さとシャリ感のバランスが良い王道のスイカが好きな方
  • 安定した美味しさを求める方

9. 大栄スイカ(だいえいすいか)|鳥取が誇る伝統のブランド

鳥取県を代表するブランドスイカといえば、この「大栄スイカ」。 その歴史は古く、長年にわたって多くのファンに愛され続けています。

水はけの良い黒ボク土壌で栽培されることで、甘みが強く、シャリシャリとした独特の食感が生まれます。 春先のハウス栽培から、初夏のトンネル栽培、そして真夏の露地栽培へと、時期によって栽培方法を変えながら、長期間にわたって美味しいスイカを届けてくれるのも特徴です。

長年培われた栽培技術と、安定した品質は、まさに信頼の証。 「昔ながらの美味しいスイカが食べたいな」と思ったら、大栄スイカを選べば間違いありません。

こんな人におすすめ!

  • 伝統と歴史のあるブランドスイカを食べてみたい方
  • 安定感のある王道の美味しさを求める方
  • シャリ感の強いスイカが好きな方

10. 姫甘泉(ひめかんせん)|小玉スイカのシャリ感代表!

最後にご紹介するのは、小玉スイカの中でも特に「シャリ感」が際立つ「姫甘泉」です。

小玉スイカというと、皮が薄くて食べやすいのが魅力ですが、品種によっては少し果肉が柔らかく感じられることもありますよね。

でも、この姫甘泉は違います。 小玉ながら、大玉スイカに負けないほどの強いシャリ感と、しっかりとした歯ごたえが楽しめます。

糖度も高くて甘みも十分。サイズが小さいので、冷蔵庫で冷やしやすいのも嬉しいポイントです。 「小玉スイカがいいけど、食感にもこだわりたい!」という、ちょっと欲張りなあなたにぴったりの品種です。

こんな人におすすめ!

  • 小玉スイカでも強いシャリ感を求める方
  • 甘さと食感のバランスを重視する方
  • 少人数のご家庭や、一人で贅沢に楽しみたい方


まとめ

いやー、しかし、こうやって並べてみるとスイカって本当に奥が深いですよね! 色、形、甘さ、食感、種のあるなし…それぞれに個性があって、知れば知るほど面白い!

今回ご紹介した10品種以外にも、日本全国にはまだまだ美味しいスイカがたくさんあります。

今年の夏は、ぜひ色々なスイカを食べ比べてみて、自分だけのお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか? きっと、今よりもっと夏が楽しくなるはずですよ!

ときわオンラインでも、農家さんが魂込めて育てた、とびっきり美味しいスイカをご用意して、皆さんをお待ちしています!

ということで、本日は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ときわオンラインのヨシハマでした。

それでは~、、、

【スーパーにはないフルーツ】
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