こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
梅の季節が近づいてきましたね。
梅酒を漬けていると、毎年こんな疑問が頭をよぎりませんか?
「梅酒ができあがった後の梅、どうしよう…」
「なんか捨てるのがもったいないんだよなぁ」
かなり共感します(笑)。
実はわたしも同じことを思って、「梅酒の梅ジャム」について調べてみたんです。
そして調べていくうちに、
梅酒後の梅と梅シロップ後の梅、
どちらでジャムを作るのがいいのか?という疑問も浮かんできました。
今日は、その両方についてまとめてお伝えします!
そもそも「梅酒の梅」ってどんな状態?
梅酒を漬けると、1年ほどで梅のエキスがお酒の中にしっかり抽出されます。
取り出した梅の実は・・・
- シワシワになっている
- 果肉はまだしっかり残っている
- ほんのりアルコールの香りがする
- 甘さと酸味がほどよく染み込んでいる
という状態です。
「エキスが全部出ちゃったんじゃないの?」と思いがちですが、
果肉はまだまだ残っていて、ジャムにすると十分美味しいんです。
ちなみに、加熱調理の過程でアルコール分はかなり飛びます。
ただし、完全にゼロになるとは言い切れないため、
お子さんや妊娠中の方には念のため注意が必要です。
心配な方は、アルコールを含まない梅シロップの梅でジャムを作るほうが安心です。
梅酒の梅でジャムを作る方法【レシピ】
<材料>
- 梅酒の梅の実:あるだけ(200〜300g程度)
- 砂糖:梅の実の重さの30〜50%(甘さの好みで調整)
- 水:梅がひたひたになる量
- レモン汁:小さじ1程度(なくても可)
<作り方>
① アルコール分を軽く絞る
梅の実をザルに並べて、お皿などで軽く重石をして
梅に染み込んでいるアルコール分を少し絞り出します。
全部絞り切らなくていいです。
「ちょっとだけ水分を出す」くらいのイメージで大丈夫。
② 梅を煮る
鍋に梅の実と、ひたひたの水を入れて中火にかけます。
沸騰したら弱火にして、10〜20分ほどコトコト煮ます。
アクが出てきたら丁寧に取ってあげてくださいね。
梅酒の梅はもともと柔らかいので、
煮る時間は短めで問題ないことが多いです。
③ 種を取り除く(ここが最大のポイント!)
火を止めて粗熱が取れたら、種を外します。
方法はいくつかあって、
- 手で果肉をほぐして種を外す(一番シンプル)
- 箸とスプーンを使って果肉を剥がす
- 電子レンジで600W・2分加熱するとさらに取りやすくなる
わたしが調べた中で「これは賢い!」と思ったのが、
「泡立て器」と「焼き網」を使う方法です。
煮た梅を鍋の中で泡立て器でぐるぐる混ぜると、種が外れます。
そのままお玉ですくって焼き網の上でトントンすると、
果肉だけ鍋に落ちて、種は網の上に残る・・・という仕組みです。
「これ誰が考えたんや(笑)」という感じですが、けっこう合理的ですよね。
④ 砂糖と一緒に煮詰める
種を外した果肉を計量して、その重さの30〜50%の砂糖と少量の水を入れます。
中火にかけて、ふつふつしてきたら弱火にして
とろみがつくまで混ぜながら煮詰めます(10〜15分程度)。
最後にレモン汁を少し加えると、色が鮮やかになってとろみも増します。
⑤ 保存する
熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰めて、蓋をして逆さにして冷ませば完成です。
保存の目安は、開封後なら冷蔵庫で2〜3週間以内を目安にしてください。
煮沸消毒して脱気処理まで行った未開封の瓶であれば、
砂糖の量によっては数ヶ月〜半年ほど保存できることもあります。
梅酒後の梅ジャム vs 梅シロップ後の梅ジャム、どっちがいい?
ここが、今回一番調べたかったポイントです。
両方を比較してみます。
【香り・風味の違い】
| 梅酒の梅ジャム | 梅シロップの梅ジャム | |
|---|---|---|
| 香り | 梅酒のほんのりアルコール香が残る | フレッシュな梅の甘い香り |
| 甘さ | やや深みのある甘さ | さっぱりとした甘さ |
| 酸味 | まろやかで穏やか | 梅シロップの種類によって差がある |
| 果肉の柔らかさ | 1年以上漬けた場合はかなり柔らかい | 漬け期間が短いのでやや食感が残る |
まとめると、
- 梅酒後の梅ジャム → 風味が豊かで、深みがある大人っぽい味
- 梅シロップ後の梅ジャム → さっぱりフレッシュで食べやすい味
という傾向があります。
【作りやすさ】
梅酒の梅は、漬け期間が長いほど柔らかくなります。
一般的には3ヶ月〜半年が梅の取り出し目安とされていて、
1年以上漬けると果肉が崩れて梅酒が濁ることもあります。
ただし、それだけ長く漬かった梅は非常に柔らかく、
種が外れやすく、煮る時間も短くて済むというメリットがあります。
梅シロップの梅は漬け期間が短い(1ヶ月程度)ため、
果肉が比較的しっかりしていて、よく煮てあげる必要があります。
作りやすさという点では、梅酒の梅に軍配が上がります。
【どちらがおすすめ?】
正直、どちらも美味しく作れます(笑)。
ただ、個人的に調べて感じたのは・・・
パンやトーストに塗って毎日食べるなら、
→ 梅シロップ後の梅ジャムのほうが食べやすいかも。
大人向けのちょっと特別感のあるジャムを作りたいなら、
→ 梅酒後の梅ジャムのほうが深みがあって面白い。
という感じでしょうか。
「どっちかひとつ選べ!」と言われたら・・・
わたしは、梅酒の梅ジャムを推したいです。
理由はシンプルで、
「捨てる人が多い」からこそ、うまく活用できた時の達成感が大きい(笑)。
梅シロップの梅はわりと活用する人が多いですが、
梅酒の梅は「なんとなくそのまま捨てちゃう」という人が多い印象があって。
もしこの記事を読んで、「試してみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
梅酒の梅ジャムの楽しみ方
作った梅ジャムの活用法もいくつかご紹介します。
● トーストにバターと一緒に
甘酸っぱい梅ジャムとバターの相性が抜群です。
● ヨーグルトのトッピングに
朝食がちょっと贅沢な気分になります。
● 炭酸水で割って「梅ジャムソーダ」
氷を入れたグラスに梅ジャムを大さじ1〜2、炭酸水を注ぐだけ。
夏にぴったりのドリンクになります。
● 豚肉の煮込みに隠し味として
お肉料理に梅ジャムをちょっと入れると、
さっぱりとした深みが出て料理がランクアップします。
梅ジャム作りにおすすめの梅は?
「そもそも、梅酒を漬けるのにどんな梅を使うと、ジャムが美味しくなる?」
という方のために、簡単にご紹介します。
南高梅を使った梅酒は、果肉が柔らかく仕上がるため、
ジャムにした時のとろとろ感が格別です。
無農薬・有機栽培の南高梅を選ぶと、皮ごと安心して食べられるので
ジャム作りにはとくにおすすめです。
※【参考】梅の品種についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
→ 梅の品種ガイド|梅酒・梅シロップ・梅干しに向く梅はどれ?
まとめ
今回は、梅酒の梅を使ったジャムの作り方と、
梅シロップ後の梅ジャムとの違いをまとめてみました。
- 梅酒の梅ジャム → 深みのある大人の味、果肉が柔らかくて作りやすい
- 梅シロップの梅ジャム → さっぱりフレッシュで食べやすい
どちらもそのまま捨てるには惜しすぎる素材なので、
ぜひ今年の梅仕事のしめくくりに、ジャム作りも楽しんでみてください!
ちなみに、当店は和歌山の無農薬栽培農家「グリーンジャンクション」さんが育てた南高梅を取り扱っています。
「梅ジャムを作るなら素材からこだわりたい」という方におすすめです。
興味があれば、ショップも見にきて下さい。
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
このサイトは、農家直送のフルーツショップ「ときわオンライン」が運営する、フルーツお役立ちサイトです。
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