フルーツショップ「ときわオンライン」の店長日記。旬のフルーツ、カット方法、保存方法、などフルーツ情報を書いています

果物語(くだものがたり)

いよいよ、種子島の無農薬安納芋がスタートです!

種子島の無農薬安納芋(安納紅・安納黄金)がスタートです!

先日、お伝えした種子島の「雨ゆき農園」さんの安納芋がついに受付開始となりました!!

いやー、嬉しい!!

前回も「ずっと、安納芋が取り扱いたかった」と熱く語ってしまいましたが、これはほんと嬉しいです。

雨ゆき農園さんは「安心安全」を高く意識している素晴らしい農家さんです。

「農薬」、「除草剤」、「化学肥料」は使わずに、自然の環境で安納芋を育てています。

なので、皮まで食べられる!

「いやいや、皮は食べないでしょ!」という方がほとんどだと思いますが・・でも、焼き芋を皮ごと食べるのって、芋の味がしっかり楽しめて意外に美味しいんですよ。

僕も以前は皮を剥いていたんですが、ある時、友人と焼き芋作った時に「焼き芋は皮ごと食べるのが美味しいでー」と言われて、食べてみるとメチャクチャ美味しかったんです。

これ、本当です。

想像してください、皮からは安納芋の蜜が溢れ出て、パリッと焼いた皮を噛むと、ネットリしたクリーミーな身が出てくるんですよ。

ほんのり焦げた皮が香ばしく、ほろ苦さと安納芋の甘味がマッチして、大人の味を楽しめます。

その時は、炭で焼いたからってこともありますが、あの味は今でも鮮明に覚えています。

「うそでしょ!」と思う方は、一度やってみてください。

そして、

そういう、「皮まで食べたい」という場合にも無農薬なら安心して食べることができますよね?

まぁ、スーパーで売っているさつまいもも、農薬をダクダクに使っていることはないと思いますが、

でも、どうせなら安心して食べられる方がいいと思いませんか?

どっちが好きですか?ホクホク系vsネットリ系

さつまいもには、「ホクホク系」と「ネットリ系」の二つがありますが、どちらがお好みですか?

ホクホク系は「紅あずま」や「鳴門金時」などの品種ですね、水分が少なく、昔ながらのさつまいもというイメージです。

個人的には天ぷらにするなら、ホクホク系が好きです。

ネットリ系は「安納芋」「紅はるか」「シルクスイート」などです。水分が多いのでクリーミーというのが特徴。

甘味が強いので、「焼き芋」にするだけでおいしいし、しっとり感を活かして「スイートポテト」や「大学芋」を作ると濃厚なデザートになります。

最近、人気があるのはネットリ系ではないでしょうか?

安納芋はネットリ系ですが、上に挙げた品種の中でも群を抜いてネットリしています。

なので「私はホクホク系じゃないと絶対にだめ!」という方はあまり好きになれないかもしれないですね。

逆に「ネットリ系が好き」という方は、安納芋はどハマりするかもしれません(笑)

小さいサイズの安納芋が意外に便利

今回、一般的なサイズの「2S〜Lサイズ」と、「3Sサイズ」、「4Sサイズ」をそれぞれ、5キロずつご用意しました。

▪️2S〜Lサイズ

食べ応えがあり、失敗がないのは2S〜Lサイズです。クリーミな身をスプーンでくり抜いて食べてもいいですし、皮ごとハフハフ言いながら食べるのは、もう最高!!

▪️3Sサイズ

そして、個人的には3Sもおすすめです。

理由は扱いやすいからです。トースターや魚焼きグリルにも入る大きさなので、焼き芋にする場合も手軽なんです。

そして、小さいので火が通りやすいのもいいところ、安納芋を甘く仕上げるには、低温でじっくり時間をかけるのがコツです。

じっくり時間をかければかけるほど甘くなるので、1時間はかけた方がいいんですが、そんな時も小さいサイズだと、そこまで時間がかかりません。

また、小さいと子供も食べやすいというのがいいところですね。

▪️4Sサイズ

4Sサイズも小さくていいんですが、少し小さすぎるかもしれません。

お味噌汁に入れたり、丸ごと素揚げにしたり、料理に使うにはいいかもしれませんが、個人的には小さすぎるのかな?って思っています。

安納芋は長期保存できます

先ほど、5キロをご用意しました。とお伝えしましたが、「5キロはさすがに多すぎる!」と思われる方もいるかと思います。

でも、安心ください。

安納芋(さつまいも)のいいところは「保存がきく」というところです。

保存環境にもよりますが、基本的に1〜2ヶ月は持つので、ゆっくり食べることができるんです。

保存を長持ちさせるには、以下がポイントです。

温度:
13〜15℃が理想(冷えすぎると傷みやすいです)

湿度:
乾燥しすぎないように注意が必要(新聞紙で包むと適度な湿度を保てます)

場所:
直射日光を避けた、風通しの良いところ(玄関がおすすめ)

※注意点
冷蔵庫は温度が低すぎるため、入れないようにしましょう(低温障害を起こし甘さが失われます)

保存中に、もし芽が出てしまった場合でもジャガイモの芽のように有毒物質は含まれていないので、取り除けば基本的に食べられます。

「基本的に安納芋は焼き芋で食べる」という方は、焼き芋にして冷凍保存もおすすめです。冷凍すると甘味が増し、食べたい時に自然解凍や電子レンジで手軽に楽しめます。

小さなお子様がいる家庭や、赤ちゃんの離乳食としてもいいですね。

最後に

ということで、本日は雨ゆき農園さんの安納芋を紹介させていただきました。

先日も言いましたが、安納芋は1998年に種子島で品種登録をされ、2014年に登録期限が切れたため種子島以外でも栽培が可能となりました。

でも、やっぱり種子島と他の地域の安納芋を比べると「味」の違いがあります。

種子島の気候風土が、あのネットリとした甘味の強い安納芋を育てているのは間違いありません。

なので、当店は種子島の安納芋にこだわって探し続けていたんです。

当店がおすすめする安納芋、是非一度食べてみて下さい。

そして、焼き芋にしたのか、料理に使ったのか、お菓子作りをしたのか、味はどうだったのか、など是非レビューで教えてもらえたら幸いです。

個人的にも参考にしたいです。

ということで、本日は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ときわオンラインのヨシハマでした。

それでは〜、、、

 

→種子島の無農薬安納芋はこちら

 

 

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