フルーツショップ「ときわオンライン」の店長日記。旬のフルーツ、カット方法、保存方法、などフルーツ情報を書いています

果物語(くだものがたり)

レモンの9割は輸入品?国産レモンの産地と流通量のリアルな話

こんにちは。

農家直送フルーツショップ「ときわオンライン」のヨシハマです。

レモンと聞くと、「海外の果物」というイメージを持っている方も多いと思います。

スーパーに並んでいるレモンを見ても、正直、産地まで気にしたことがない方がほとんどじゃないでしょうか。

でも実は日本にも、ちゃんとレモンの産地があるんです。

今回は

  • 国産レモンは日本のどこで作られているのか

  • なぜその地域がレモンの産地になっているのか

このあたりを、できるだけやさしくお話ししていきます。


国産レモンと輸入レモン、実際どのくらい流通している?

まず知っておいてほしいのが、日本で流通しているレモンの割合です。

日本のレモン流通量の目安

  • 輸入レモン:約90%前後

  • 国産レモン:約10%前後

この割合は、農林水産省などの統計データをもとにした全国的な目安です。

つまり、

👉 日本で見かけるレモンのほとんどは輸入品というのが、長年続いてきた現実です。


それでも最近、国産レモンは少しずつ増えています

ここ数年、この割合にじわっと変化が出てきています。

  • 皮まで使いたい人が増えた

  • 安心・安全を意識する人が増えた

  • 国産を選びたい、という声が増えた

こうした流れを受けて、日本各地で

「みかんだけじゃなく、レモンも作ろう」

という農家さんが少しずつ増えてきました。

特に、瀬戸内エリア、和歌山県、愛媛県

では、国産レモンの栽培面積が増える動きが見られます。


国産レモンは、ちょっとだけ高いのも事実です

ここは正直にお伝えします。

国産レモンは、

  • 大量に作りにくい

  • 手間がかかる

  • 天候の影響を受けやすい

といった理由から、どうしても価格は輸入レモンより高めになりがちです。

ただその分、

  • 収穫してから届くまでが早い

  • 香りが残りやすい

  • 皮まで使いやすい

という良さもあります。

僕自身は、「毎回じゃなくていいから、 使いどころで国産レモンを選ぶ
それくらいがちょうどいいと思っています。


国産レモンと輸入レモンの違いについて

国産と輸入では、育つ環境や流通の仕組みがそもそも違います。

このあたりは長くなるので、詳しくはこちらの記事にまとめています👇
👉 国産レモンと輸入レモンの違いをやさしく解説

参考
国産レモンと外国産レモンの違いとは?皮ごと食べるなら知っておきたい「安心」の選び方

皮ごと食べるなら知っておきたい「安心」の選び方 「はちみつレモンを作りたい」「レモンサワーに輪切りで入れたい」 そんなとき、スーパーのレモン売り場で国産レモンと外国産レモン、どちらを選べばいいのか迷っ ...

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日本の国産レモン産地トップ3【生産量シェア付き】

🥇 第1位:広島県

全国の国産レモン生産量:約50%

国産レモンといえば、圧倒的に名前が挙がるのが広島県です。

全国で作られている国産レモンのおよそ半分以上が広島県産

なぜ広島がここまで多いのか

  • 瀬戸内海沿岸で雨が少ない

  • 冬でも比較的あたたかい

  • 風通しが良く、病気が出にくい

レモンは湿気が多すぎると調子を崩しやすい果物。

この「カラッとした気候」が、レモンにとても合っています。

いわば広島は、日本のレモン栽培の中心地です。


🥈 第2位:愛媛県

全国の国産レモン生産量:約11%

第2位は愛媛県。

全国の約1割前後を安定して生産しています。

愛媛がレモンを作りやすい理由

  • 日照時間が長い

  • みかん栽培で培われた柑橘のノウハウ

  • 太陽をしっかり浴びられる環境

最近では、みかんとレモンを組み合わせて作付けを増やす農家さんも増えています。


🥉 第3位:和歌山県

全国の国産レモン生産量:約10%

第3位は和歌山県。

全国シェアとしては1割には満たないものの、確実に存在感のある産地です。

和歌山が選ばれる理由

  • 山と海が近く、風通しが良い

  • 昔から柑橘づくりが盛ん

  • 病気への対応力が高い

柑橘づくりの「ベテラン地域」だからこそ、品質重視のレモン栽培がしやすい土地です。

(当ショップが取り扱っているレモンも、和歌山の無農薬栽培農家(グリーンジャンクション)さんのレモンを取り扱っています。)

国産レモンの都道府県別 生産量シェア(令和5年産)

農林水産省が発表した最新の特産果樹生産動態等調査の結果に基づくと、日本のレモン生産は以下のようになっています。

順位 都道府県 収穫量(トン) 全国シェア(%)
1位 広島県 5,530 t 47.8 %
2位 愛媛県 1,310 t 11.3 %
3位 和歌山県 1,020 t 8.8 %
4位 静岡県 823 t 7.1 %
5位 香川県 466 t 4.0 %
- その他 2,412 t 21.0 %
合計 全国 11,561 t 100 %

※出典:農林水産省「令和5年産特産果樹生産動態等調査」より作成


まとめ|国産レモンは「少ないけど、意味がある」

  • 日本で流通するレモンの約9割は輸入品

  • 国産レモンは約1割前後

  • ただし、その1割は少しずつ増えている

  • 価格はやや高めだが、
    香り・鮮度・皮の使いやすさに良さがある

国産レモンは「高級品」というより、用途がはっきりしたレモン

料理や使い道に合わせて選ぶと、レモンの楽しみ方が、ぐっと広がります🍋

本日は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ときわオンラインのヨシハマでした。

それではー、、、

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