こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
今シーズンも、石垣島のパイナップル農園・セイモリファームの「幻のパイナップル」と呼ばれているゴールドバレルが、いよいよ受付開始となりました!
今年もこの季節がやってきた!という感じで、毎年楽しみにしてくださっている方も多いのではないかと思います。
ところが今年、セイモリファームさんから聞いた話に、僕は思わず聞き返してしまいました。
「今年のゴールドバレルは…10玉しか収穫できないんですよ。」
え、10玉?
聞き間違いかな、と思って思わず「たった10玉ですか!?」と聞き直したんですが、やっぱり10玉。
それが本当で、今シーズンのゴールドバレルの収穫予定は、10玉だけなんです。
ということで今日は、幻のパイナップルと呼ばれている超希少なゴールドバレルについて、その希少な理由や甘さの秘密を深掘りして紹介していこうと思います。
気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
そもそも、ゴールドバレルってどんなパイナップル?
ゴールドバレルは、沖縄県が20年以上の歳月をかけて開発した、国産パイナップルの品種です。
「幻のパイナップル」と呼ばれるほどに希少で、一度食べた方から
「こんなに甘いパイナップルは食べたことがない!」
という声が続出する品種なんですよ。
糖度が高いのはもちろんなんですが、その甘さの理由はちょっと特別で、単純に「糖度が高い」だけじゃないんです。
これについては後で詳しく説明しますね。
まず、なぜそんなに希少なのか、そこからお話しさせてください。
なぜ「幻のパイナップル」と呼ばれるの? 希少な理由はここにあった
実は、ゴールドバレルの希少さには「増やしにくい」という大きな問題があるんです。
パイナップルって、育てていると株元からニョキニョキと新しい株が出てくるんですよ。
それを切り取って植えると、また新しいパイナップルが育つ仕組みなんですね。
ピーチパインやハワイ種であれば、わりと株が出やすいので、どんどん増やしていける。
ところが、このゴールドバレルは、株がほとんど出てこない品種なんです。
「出てきたらラッキー!」くらいのレベルで(笑)、ほぼほぼ出てこない。
なので、1回収穫したら終わり、という状況になってしまう。
増やそうにも苗が手に入らないわけなので、農家さんが「ゴールドバレルをもっと育てたい!」と思っても、なかなかそうはいかないんですよね。
これが、ゴールドバレルが「幻」と呼ばれる大きな理由のひとつです。
石垣島でゴールドバレルを育てている農家さんが、ほぼいない理由
さらに、話はもう一段階複雑になるんですが(笑)、
ゴールドバレルの苗は、沖縄本島の北部にある「東村(ひがしそん)」という地域に集中しているんです。
東村はゴールドバレルの主要産地で、そこにはある程度苗がある。
でも、石垣島にはその苗がなかなか回ってこない。
そのため、石垣島でゴールドバレルを育てている農家さんは、ほとんどいない、という状況なんですね。
「石垣島 = パイナップルの産地」というイメージを持っている方も多いと思いますが、
ゴールドバレルに関しては、石垣島での栽培はまだまだ少ないんです。
そんな中で、石垣島でゴールドバレルを育てているのが、セイモリファームさんです。
セイモリファームさんとは
セイモリファームさんは、沖縄県の石垣島でパイナップルを専門に育てている農家さんです。
ゴールドバレルをはじめ、ホワイトココ、サンドルチェ、ピーチパイン、スナックパインなど、国産パイナップルの品種を幅広く育てられています。
石垣島という環境の中で、希少なゴールドバレルを大切に育ててくれている農家さんで、ときわオンラインでは長年お取引させていただいています。
セイモリファームさんのパイナップルは毎年好評で、特にゴールドバレルは「食べたい!」という声をたくさんいただく品種です。
2026年、今年の収穫はなんとたった10玉!
毎年ゴールドバレルを楽しみにしてくださっている方には、ちょっとショッキングなお知らせがあります。
今年(2026年)の収穫予定が、なんとたった10玉なんです。
これを初めて聞いたとき、正直「え!!」ってなりました(笑)。
昨年は2玉入り・4玉入りといったセット販売もできましたが、
今年は収穫量が10玉しかないため、1玉売りのみのご用意となっています。
大玉・中玉・小玉の3種類になる予定ですが、どのサイズになるかは成長次第でまだ未定とのこと。
こればかりは自然のことなので、仕方ないですよね(笑)。
ただ、どのサイズであっても、ゴールドバレルの甘さは変わらないのでご安心ください!
「もっと増やしたい」——輪切り増殖法という新しい挑戦
10玉という状況を前にして、セイモリファームさんは黙っていませんでした(笑)。
「もっとゴールドバレルを増やしたい!」という思いで、現在「輪切り増殖法」という方法に挑戦しているんです。
これは、ゴールドバレルを輪切りにして土に埋めると株が出てくる、という方法なんですが、
昨年(2025年)に実際にやってみたところ、目が出てきて、現在育っているとのこと。
「もしかしたら、これで増やせるかも!」ということで、今まさに実験中なんです。
うまくいけば、来年以降はもっと多くのゴールドバレルをご用意できるかもしれない。
ワクワクしますよね!
セイモリファームさんの「諦めない姿勢」、本当に素晴らしいなと思っています。
食べると衝撃!ゴールドバレルの甘さの秘密
では、肝心のお味はどうなのか、というお話をしますね。
結論から言うと、国産パイナップルの中でダントツの甘さです。
毎年「こんなに甘いパイナップルは食べたことがない!」という声が届くほど。
でも、ここに面白い話があるんです。
実は、人間が「甘い」と感じるのって、糖度だけじゃないんですよ。
酸度が低いほど、甘みをより強く感じるんです。
わかりやすい例が、レモンです。
レモンって意外と糖度が高くて、10度近くあるんですよ。
でも、「甘い!」とは感じないですよね。酸度がとても高いから、酸っぱく感じる。
ゴールドバレルはその逆で、酸度がほぼないんです。
だから、口に入れた瞬間から甘みしか感じない。
「なんでこんなに甘いの!?」という驚きの声が届くのは、この酸度の低さが最大の理由なんですね。
糖度が高くて、かつ酸度が低い。
この組み合わせが、ゴールドバレルを「幻のパイナップル」たらしめているわけです。
ゴールドバレルが気になる方はお早めに!
今年のゴールドバレルは、出荷開始は6月上旬を予定しています。
収穫量がたった10玉ですので、本当にすぐ売り切れてしまう可能性があります。
例年でも、ゴールドバレルは受付開始からあっという間に完売になってしまうので、
気になっている方はぜひお早めにチェックしてみてください!
セイモリファームさんが愛情を込めて育てた、石垣島産のゴールドバレル。
一玉しかない貴重な機会に、ぜひ一度その甘さを体験してみてください。
※【参考】ゴールドバレルを含む、国産パイナップルの品種ごとの甘さの違いが気になる方はこちらの記事もどうぞ。
→果物屋が選ぶ、甘い国産パイナップルランキング7
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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