【食べる美容液?】びわの驚きの栄養と知っておきたい効能
こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
皆さん、初夏といえばどんなフルーツを思い浮かべますか?
真っ先に思い浮かぶのは、やっぱりオレンジ色のかわいい果実、「びわ」じゃないでしょうか?
あの独特の甘酸っぱさと、ぷるんとした食感がたまりませんよね。子供の頃、庭になってるびわを勝手に採って食べてたなぁ〜、なんて思い出がある方もいるかもしれません。
実は、びわって美味しいだけでなく、体に嬉しい栄養がたくさん詰まっているって知っていましたか?しかも、実だけでなく葉っぱにも色々な効能があると言われているんです。
今日は、そんなびわのすごいパワーについて、皆さんにシェアしたいと思います!
びわに含まれる栄養って?
まず、びわにはどんな栄養が入っているのか、見てみましょう。可食部100gあたりだと、こんな感じです。
- 食物繊維総量:1.6g
- カリウム:160mg
- β-カロテン:約510$\mu$g
- β-クリプトキサンチン:約600$\mu$g
- ビタミンC:5mg
- その他、カルシウム、マグネシウム、葉酸、マンガン、鉄、亜鉛なども含まれています。
こう見てみると、びわってカロリーはそんなに高くないのに、β-カロテンやβ-クリプトキサンチンといった、体にいい成分が結構豊富に含まれていることがわかります。カリウムや食物繊維もちゃんと入ってるんですね。
びわのすごいパワー!健康効果・効能
びわが「食べる美容液」とか「医者いらず」なんて言われることもあるのは、この栄養素たちが色々な働きをしてくれるからなんです。
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β-カロテンとβ-クリプトキサンチン
これらは体の中でビタミンAに変わる「プロビタミンA」の仲間です。鮮やかなオレンジ色は、まさにこの成分の色なんですね。
目の健康に: ビタミンAは暗いところで物を見る力を助けてくれたり、目の粘膜を守ってくれたりします。スマホやパソコンをよく使う方にも嬉しいですね。
お肌の健康に: 皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。肌の新陳代謝を助けてくれるので、乾燥を防いだり、肌荒れ予防にもつながるんです。まさに「食べる美容液」!
体のサビを防ぐ(抗酸化作用): 強力な抗酸化作用で、体内の酸化(サビつき)を防いでくれます。これが肌の老化防止や、がん、動脈硬化といった生活習慣病の予防にも繋がると言われています。シミやそばかすの予防にも期待できるなんて、嬉しいですよね。
免疫力アップに: 粘膜の健康を保つことは、体がウイルスや細菌から身を守るための最初のバリアを強くすること。免疫細胞の働きもサポートしてくれるので、風邪とか感染症にかかりにくくしてくれるかも。
β-クリプトキサンチンは、骨の健康にも良い影響があると言われていて、骨粗鬆症の予防にも役立つ可能性があるそうです。骨を強くしたいなって思っている方にもおすすめです。
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クロロゲン酸などのポリフェノール
びわにはβ-カロテン以外にもポリフェノールがたくさん。特に注目されているのが「クロロゲン酸」です。コーヒーにも含まれている成分ですね。
これも強力な抗酸化作用を持っていて、体の老化防止や生活習慣病の予防・改善に役立つと言われています。炎症を抑える働きや、血糖値の急上昇を抑えたり、血管を健康に保ったりする効果も期待されているんです。
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クエン酸などの有機酸
びわの甘酸っぱさのもとになっているのが、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸です。
これらは体の中でエネルギーを作るのを助けてくれるので、疲れた時の回復にぴったりなんです。疲労物質の乳酸が溜まるのを抑える働きもあると言われているので、なんだか疲れたなぁって時に食べると、元気が出るかもしれませんね。
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カリウム
カリウムは体の中の余分な塩分を外に出してくれるので、血圧を正常に保つのに役立ちます。日本人は塩分を摂りすぎる傾向にあるって言われていますから、積極的に摂りたい栄養素の一つですね。むくみが気になる時にも良いかもしれません。
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食物繊維(ペクチンなど)
びわには水溶性食物繊維のペクチンなどが含まれています。
お腹の調子を整えてくれる強い味方です。便通を良くして便秘を防ぐのはもちろん、腸内の善玉菌を増やしてお腹の中の環境を良くする働きも期待できます。お腹の調子がいいと、体の色々なところが元気になりますからね。コレステロールを下げるのを助けたり、食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果も期待できると言われています。
いやー、びわすごいですね!色々な角度から私たちの健康をサポートしてくれる、まさにスーパーフルーツです。
実だけじゃない!びわの葉っぱもすごい
びわって、食べるのは実の部分がほとんどだと思いますが、実は葉っぱにも色々なパワーが秘められているんです。古くから漢方薬や民間療法で使われてきたというのも納得です。
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びわの葉茶
葉っぱを乾燥させてお茶にした「びわの葉茶」。昔から、咳を鎮めたり、呼吸器の調子を整えたりするのに良いと言われてきました。サポニンやタンニンといった成分が含まれているそうです。
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外用薬として
びわの葉を煮出した汁を、あせもなどの肌のトラブルに使われる民間療法もあります。葉っぱのエキスが肌の炎症を抑えるという研究もあるそうですよ。
その他にも、びわの葉には肝臓の調子を整えたり、風邪の予防に役立つといったことも伝統的に言われています。
びわを楽しむ時の注意点!
体に良いびわですが、美味しく安全に楽しむためには、いくつか知っておいてほしいことがあります。
絶対に種子は食べないでください!
これが一番大事なポイントです!びわの種子には「アミグダリン」という成分が多く含まれています。これは体内で分解されると、毒性の強い「青酸(シアン化水素)」を発生させる可能性があります。中毒を引き起こす危険があるので、本当に、絶対に、種子は食べないようにしてくださいね。特に種子を粉にしたものは危険度が高いので、農林水産省も注意を呼びかけています。「ビタミンB17」などと俗に言われることもあるようですが、科学的な根拠はないようです。完熟した実の果肉にはほとんど含まれていないので、果肉を食べる分には心配いりません。種子はポイ!です。
- 未熟な果実や葉っぱにもアミグダリンが含まれている可能性があるので、葉を薬として使う場合は専門家の方に相談するのが安心です。
- びわは水分や食物繊維が多いので、一度にたくさん食べすぎるとお腹が緩くなってしまうことがあります。お腹が痛くなったり下痢になったりしないように、適量を楽しむようにしましょう。厚生労働省が出しているガイドだと、果物は1日200gくらいが目安とされています。びわだと5〜6個くらいですね。食べ過ぎはカロリー過多にも繋がりますから、ほどほどが一番です。
- まれに、アレルギー体質の方がびわで口の中がかゆくなったりする(口腔アレルギー)場合があるそうです。
- 缶詰のびわやジュースは、砂糖がたくさん入っていることが多いので、糖分の摂りすぎにならないように気をつけてくださいね。
まとめ
というわけで、びわはβ-カロテンやβ-クリプトキサンチン、カリウム、食物繊維、クエン酸、クロロゲン酸など、体に良い栄養や成分がぎゅっと詰まった素晴らしいフルーツです。
お肌の健康、体のサビ防止、疲労回復、免疫力アップ、お腹の調子を整えたり、生活習慣病予防、目の健康、骨の健康など、たくさんの良い効果が期待できるんですね。
ただ、種子には毒性があるアミグダリンが含まれているので、絶対に食べないこと。
そして、食べすぎには注意すること。
この2つを守って、旬のびわを賢く食生活に取り入れて、元気な毎日を送っていきましょう!
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それでは、本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜、、、
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