こんにちは、ときわオンラインのヨシハマです。
今日はですね、スイカの品種「ピノガール」についてたっぷりとご紹介したいと思います。
以前にも少し触れたことがあったんですが、改めてしっかり解説してみますね。
ピノガールって、スイカ好きの間ではちょっとした有名品種になってきているんですが、
「聞いたことはあるけど、よくわからない」という方も多いんじゃないでしょうか。
そういった方に向けて、「どうやって生まれたの?」「どんな味なの?」「いつ食べられるの?」というところまで、
一気にご紹介していきたいと思います!
ピノガールって、どんなスイカ?
ピノガールは、一言で言うと「タネごと食べられるスイカ」です。
スイカって、食べるときにタネが邪魔じゃないですか(笑)。
子どもの頃、スイカを口に入れるたびにタネをペッと出していた記憶がある方、多いんじゃないかなぁと思います。
ピノガールはそのタネが、通常のスイカの約4分の1のサイズしかないんです。
「マイクロシード」と呼ばれるこの小さなタネは、口に入れてもまったく気にならないほど。
しかもタネを噛んでも、チョコチップを噛むような柔らかさで、苦みもないんですよ。
これだけでも「すごい!」って思いませんか?
でも、ピノガールの魅力はそれだけじゃないんです。
「ピノガール」という名前の由来
ピノガールという名前、ちょっと不思議に感じませんか?
実はこれ、あの高級アイスクリーム「ピノ」に由来しているんです。
口に入れた瞬間に、アイスがじわっと溶けていくような感覚——
そんなとろけるような食感と味わいをスイカで表現したくて、「ピノ」からこの名前が付けられたんだそうです。
名前のセンスが良すぎますよね(笑)。
ピノガールの誕生ストーリー
ピノガールを生み出したのは、奈良県の種苗メーカー「ナント種苗株式会社」です。
育種担当の奥野氏が、約20年前に出張先で「タネが小さいスイカ」と出会ったことが、開発のスタートでした。
その時の第一印象が、「これは革命や!」だったとか(笑)。
でも当時のそのスイカは、食味が悪く、草勢が強すぎて空洞果も出やすいという問題だらけで、
とても商品として売れるような状態ではなかったんですよね。
そこから奥野氏は、欠点をひとつひとつ地道に改良し続けること、なんと16年間。
試行錯誤を繰り返し、ついに完成させたのがピノガールです。
そして2020年から商業出荷がスタートしました。
16年間ですよ、16年間。
一つのスイカに20年近くをかけて挑み続けた熱量、すごいですよね。
そういう情熱がある品種って、やっぱり食べた時にそれが伝わってくる気がします。
ピノガールの見た目・サイズ
見た目はこんな感じです。
- 外皮:鮮やかな緑色に、濃い緑の縦縞が入る
- 果形:高球形〜縦長の形
- 果皮:薄め
- 果重:約1.5〜2.2kg程度(小玉スイカよりひとまわり大きいくらい)
- 果肉:濃い桃色
サイズ感は「ちょっと大きめの小玉スイカ」といったイメージですね。
一人〜二人暮らしで「大玉スイカは多すぎる」という方にも、ちょうどいいサイズ感じゃないでしょうか。
ピノガールの味・食感
これが一番気になるところですよね。
ピノガールの糖度は14度前後と、かなりの高糖度です。
でも糖度の数字以上に「甘い!」と感じるのは、果肉の端っこ、皮ギリギリのところまで甘みが届いているからなんですよ。
スイカって、真ん中は甘いけど皮に近い部分はちょっと薄い、っていうことあるじゃないですか。
ピノガールはそれがほとんどない。
端までしっかり甘い。
そして何と言っても「シャリシャリ食感」が最高なんです。
噛んだ瞬間の「シャリっ!」という感覚が、他の品種にはない独特のもので、
「これがピノガールの味か!」と思わせてくれる特徴的な食感ですね。
しかもこのタネ——先ほど言ったようにマイクロシードなので、まるでチョコチップのように柔らかくて、
食べながら「あ、タネ出さなくていいんだ」ってことに気づいた瞬間、ちょっとした感動がありますよ(笑)。
もうひとつ嬉しいポイントが、日持ちが良いこと。
種周りの果肉が劣化しにくいため、通常のスイカよりも長持ちするんです。
これはかなり助かりますよね。
ピノガールの栽培について
ピノガールは、農家さんにとっても育てやすい品種として評判です。
草勢が強くて、バテにくい。
スイカの交配後って、株が弱くなりやすいんですが、ピノガールは交配後もしっかり元気を保ってくれるので、
農家さんとしても「管理しやすい」という声があります。
着果性も優れているので、実もしっかりつきやすいんですよ。
プランター栽培でも挑戦できる品種として紹介されることもあるくらい。
交配から収穫までは、開花後35〜38日が目安です。
栽培環境によって収穫時期は変わってきます。
- 無加温ハウス:4〜7月ごろ
- 露地トンネル:6〜9月ごろ
ハウス栽培と露地栽培で時期が変わってくるため、産地ごとに旬が少しずつ違ってくるというのが、スイカのおいしいところでもあります。
スイカの「収穫リレー」って知ってますか?
ここで、スイカのちょっと面白い話を。
スイカって、日本全国で育てられているんですが、収穫の時期は南から北へと「リレー」していくんです。
南の暖かい地域で早く収穫が始まって、徐々に北の地域へと移っていく。
九州から始まって、最終的には東北や北海道へ——という流れです。
これを「収穫リレー」と言うんですが、面白いですよね。
ピノガールもこの流れで、産地によって旬の時期がかなり違ってきます。
うちのショップで扱っているピノガールを例に挙げると……
熊本の岡山農園さんのピノガールは、5月上旬〜5月下旬というとても早い時期からスタートします。
熊本ってスイカの一大産地でもあるので、ハウス栽培で早い時期から出荷できるんですよ。
一方、山形の村上農園さんのピノガールは、7月下旬〜というタイミングになります。
岡山農園さんが終わってから2ヶ月近く間があくので、「あれ、ピノガールどこ行った?」ってなるかもしれませんが(笑)、
夏本番に向けて村上農園さんがバトンを受け取ってくれるイメージです。
「ピノガールを早めに食べたい!」という方は岡山農園さんのものを、
「夏の盛りに食べたい!」という方は村上農園さんのものを、
という使い分けができるのが、ときわオンラインならではだと思っています。
ぜひ気になった方は、それぞれのページをのぞいてみてください!
▼ 熊本・岡山農園さんのピノガール(5月上旬〜5月下旬)
ときわオンライン 岡山農園 ピノガール
▼ 山形・村上農園さんのピノガール(7月下旬〜)
ときわオンライン 村上農園 ピノガール
※【参考】スイカの品種や旬についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
→ ときわオンラインのスイカ関連記事はこちら
まとめ
改めてピノガールの魅力をまとめると——
- タネが小さい(マイクロシード):口の中でチョコチップのように柔らかく、タネを出さずに食べられる
- 甘い(糖度14度前後):皮ギリギリまで甘みが届いている
- シャリシャリ食感:他の品種にはない独特の爽快感
- 日持ちが良い:購入後も安心して楽しめる
- 16年かけて完成した品種:開発者の情熱がつまった、革命的なスイカ
一度食べたら「スイカって、こんなに食べやすかったっけ?」ってなりますよ(笑)。
特に小さなお子さんがいるご家庭には、タネを気にしないで食べられるので本当におすすめです。
ぜひこの夏、ピノガールを試してみてくださいね!
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ときわオンラインのヨシハマでした。
それでは〜!
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